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No. 1271 中国経済減速は自然な現象
投稿日: 2019年11月25日
中国政府が10月に発表した2017年7~9月期のGDPが前年同期比6%増しか伸びず2期連続で減速したことを受けて、中国経済が懸念すべき段階に達したという悲観的な報道がなされている。
中国の四半期ベースの成長率としては1992年以降で最も低い水準にあり、米国との貿易摩擦が長引く中で、年内には6%を割り込むとみるエコノミストもいる。しかしこれまで中国はあまりにも急速に成長を遂げ、国民の所得水準を向上させてきたため、減速は自然な現象であると私はみている。それでも、中国の成長の衰退を大きくみせたいメディアは、過剰なほど中国経済の危機を報じる。
米国のペンス副大統領も、ワシントンのシンクタンクで演説を行い、クリントン政権時代に米国が行った投資のおかげで中国は繁栄を手にしたが、トランプ政権の経済政策によってこれからはそうはいかない、と述べた。しかし一方で、米中貿易協議が合意を見ることをトランプ大統領は希望している、という矛盾する言及もあった。米国にとって中国はもはや一方的に関係を断ち切れる相手ではないということなのだろう。
少し前にNBA(全米プロバスケットボール協会)のチームのゼネラルマネジャーが香港で起きているデモに対し、デモ隊を支持する反中的な言葉をツイッターに投稿して中国のメディアから批判を浴びた。NBAにとって中国は大切な市場であるため、ツイートは個人の意見でNBAは関与していないとすぐに謝罪した。米国にとっては「言論の自由」だが、中国はこれを「内政干渉」だとしたのである。
貿易摩擦で成長が鈍化しても、人口14億人の大国は国内消費で経済を回していくことができるため、米国の顔色をうかがう必要はない。また、欧米のメディアは中国の負債を問題視するが、米国政府の負債と中国の負債は同じように扱うべきではない。なぜならウォール街を牛耳り富を占有する超富裕層が政府を握っている米国と違い、中国は社会主義政府が経済の長期的な責任を負っている。したがって金融市場の混乱を恐れることなく不良債権処理をいつどのように進めるか決めることができるのだ。
さらに中国と米国では経済の目的が違うため、負債の性質も異なる。近年、中国では過剰な先行投資により過剰な生産能力と住宅在庫増がもたらされた。中国でもほとんどの企業がレバレッジ(他人の資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること)をしているが、中国の大企業や大銀行はその多くが国営である。
例えば3兆ドルをかけた高速鉄道網は、土地、債券、道路の権利、駅、あらゆるインフラや開発は公共のものであり、中国全体の公益のために運営されている。これらの投資は雇用を創出し、所得と税収の増加をもたらし、経済活動を促進する。高速鉄道ができても古い路線は貨物列車が利用すれば、世界最大のEC市場である中国のオンラインショッピングも加速して経済が活性化する。つまり中国では投資の別名が負債になる。だからこそ米国の圧力に対して脆弱ではないのである。


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やはり籠池夫妻の裁判は異常。安倍に逆らったらこうなるとの見せしめである。
マスコミは一切取り上げなかったが、外国人記者クラブで籠池夫妻が今回裁判での検察の求刑にたいして初めて公式な場で自分の意見を述べ、質問に答えた。全部、聞いたがかなり安倍夫妻にとってはかな想像以上の過酷な仕打ちである。

籠池氏は、どうして私だけでなく完全に無実である妻まで懲役7年を求刑されたのか。それは私の妻が安倍昭恵夫人と友だちで仲が良かったからですと述べた。安倍氏に逆らったらこれ程酷い仕打ちを受けるのだというみせしめであると述べた。元文科省次官の前川氏もそうだが、安倍に逆らうと国が寄ってたかって潰しにかかる。裁判の中では、検事は我が物顔で裁判官の制止にも関わらず弁論したり滅茶苦茶やり放題だったと述べた。

また、籠池氏は 「検察官は安倍さんの配下です 日本では、三権分立はできておりません。 法務大臣も、最高検察庁の長官も 最高裁判所の長官も全て 内閣総理大臣の任命によります。全て安倍首相の思う通りに動いている。私がここで申し上げたかったのは 300日間の不当勾留があったこと。長さも異常だが、自分たちは黙秘をしたが、特に諄子夫人は酷い仕打ちを集中的に受けたと述べた。独房に入れられて、壁に向かって正座させられて動くことも許されなかったと述べた。関係の無い娘の自宅なども隈なく捜査された。また、未だに銀行口座も開設出来ない状態に放置されているとも述べた。

森友学園の中に当時の政府関係者、業者との一連の記録された資料、音声録音は、未だに返却されない。
裁判に証拠として、設計会社、建築会社は籠池氏と打ち合わせの当初から隠し録音をし、自分たちの都合の悪いとことは消して証拠として裁判所に出した。証拠を出す代わりに自分たちの罪は免罪してもらうように検察と司法取引をした。この時点ではまだ司法取引の法律は成立していないのに。またこれらの会社は国土交通省の認可の配下にあり、逆らうことは出来ないように籠池不利な証言をさせたと述べた。

また、ぎくりとする話だが、籠池氏は「不正選挙」についても話した。今、全国の選挙開票機械には「ムサシ」が使われている。このムサシについてはネット社会では、この機械を使って不正が行われていると数多くの記事が出ている。開票機械のプログラムを操作すれば、特定者の票は如何様にも増減出来るというものだ。そのムサシを作っている会社の筆頭株主が「安倍晋三」であると述べた。これには竹中平蔵氏が関わっていると述べた。投票したのに開票後「0票」という結果が、多々報告されている。日本はかつてのカンボジア(ポルポト政権)レベルにまで落ちている。 「わが国の選挙では暗黒的な開票が行われている。国連にでも監視に来て頂きたい。この事実を是非報道してほしいと述べた。


極め付きは、オリンピック招致で日本は安全と言って招致したが、東京もまだ汚染させており、オリンピックは返上すべきだとも述べた。









米国の退潮と「アジアの世紀」 近隣諸国との関係悪化で八方ふさがりの安倍外交
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13052

進路問われる日本社会

 第二次大戦の総括と絡んだ日韓、日中など東アジア近隣諸国との関係悪化が、貿易をはじめとした経済的利害をも揺さぶりながら深刻化している。旧植民地主義の尾を引いたアジア蔑視を根底にして74年にわたり対米従属に浸りきってきた日本の政治経済が八方ふさがりの局面を迎えている。米国の覇権体制が崩れ、多極化に向かうなかで、世界の政治・経済における力関係は日日めまぐるしい変化を遂げている。時代遅れの認識ではこの変化に対応できず、はじき飛ばされる以外にない。アジアでの孤立が何を意味するのか、日本社会が向き合わなければならない重大な局面となっている。



 米中貿易摩擦や日韓関係の悪化に拍車がかかった7月の貿易統計(財務省発表)では、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2496億円の赤字となり、連続して8月上中旬も3268億円の赤字となった。7月だけをみると、アジア最大の貿易相手国である中国向けが9・3%落ち込み、アジア全体への輸出額も前年同月より8・3%減り、9カ月連続で前年水準を下回った。シンガポールが22・3%減、インドネシアが11・4%減、台湾が8・2%減、韓国が6・9%減となるなど、ほとんどの国・地域への輸出が軒並み前年割れとなった。

 米中貿易摩擦や日韓関係悪化による打撃を被る結果となったが、政府やメディアは「(米国による制裁措置で)中国経済が減退している」と開き直り、相変わらず対米関係を機軸とした思考に固執している。米国による経済制裁は中国を対象にしたものだが、アジア諸国はサプライチェーン(部品供給)で中国と密接に繋がっており、日本も含めて切っても切れない関係にある。それがわかっていながら米国の要求に従順に従い、トウモロコシの爆買いをはじめ、今後も行き場を失った余剰農産物の「はけ口」にされる立場に甘んじているのが安倍政府だ。

 さらに安倍政府は、強制連行の被害者が三菱などに個人賠償を求めた徴用工をめぐる民間訴訟に割って入り、「信頼関係が著しく損なわれた」「安全保障上の懸念が生じた」と難癖をつけて韓国をホワイト国(優遇国待遇)から除外し、半導体部品の輸出規制を敷くなど強面の恫喝をくり広げている。後に、日本とのGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄をうち出した韓国政府が、輸出規制とセットで解決を図ろうと呼びかけたが、安倍政府は「徴用工問題の解決が最優先だ」といってはね付け、輸出規制が報復措置であったことをみずから暴露している。

 韓国の輸入自動車協会によると、韓国での日本メーカーの乗用車の新規登録台数(8月)は1400台にとどまり、前年同月比で57%も減少した。減少幅は、7月の17%から3・3倍に拡大している。これまで堅調だった日本への旅行者も減少し、大韓航空をはじめ韓国の航空8社すべてが日本路線を縮小して東南アジア路線拡充にシフトするなど「日本離れ」が加速している。日本政府の制裁措置が続く限り、この不買運動は食品など他の製品にも広がる趨勢だ。

 日本の植民地支配への評価をめぐる韓国の立場は、かつて日本軍の侵略を受けた中国、東南アジア諸国、北朝鮮も同じであり、韓国への恫喝外交を続けることは、かつて日本が侵略したすべての被植民地国の国民感情を逆なでするものにもなる。侵略戦争の清算を拒否し、植民地主義を開き直って「解決済み」「忘れろ」という態度をとり続けるのならアジア地域での立ち位置を失うばかりで、まして「戦争でとり戻せ」や、「八紘一宇」などと連発して悦に入っている政治家や閣僚がのさばっている状況では、関係修復に向かうどころか火に油を注ぐことにしかならない。

 安倍政府は「虎の威」として日米同盟を強調するが、慰安婦問題、竹島・尖閣問題、北方領土問題での対応にみられるように米国に日本の肩を持つ余裕はない。そもそも米国は戦後、日本の侵略行為を強調することで原爆投下をはじめとする自国の戦争犯罪を正当化し、「日本軍国主義からの解放者」として振る舞いながら、アジア人同士を争わせることでイニシアチブを握ってきた。日韓を従えるために仮想敵としてきた北朝鮮との和平交渉に踏み切ったのは、その欺瞞が崩れ、覇権を維持する力を失ったからにほかならない。GDPで米国に迫る中国やロシアが存在感を増すなかで、朝鮮半島利権に食い込むためには直接ディールに乗り出す以外になく、日本政府の立場など眼中にはない。「米国のアジア政策の機軸は永遠に日本であり続ける」という戦後の既成概念は幻想に過ぎないことがあらわになっている。

 世界が多極化、無極化へと向かうなかで、米国への隷属一辺倒の姿勢をとりつつ、アジアに対しては旧宗主国意識をムキ出しにして居丈高に振る舞うなら、新秩序からつまみ出され世界の孤児になっていくしかない。それがいかにバカげたことであるかは、日本の対外貿易の内訳を見ても明らかといえる。

最大の貿易国はアジア 年々高まる依存度





 敗戦後の日本にとっての最大の貿易国は米国であったが、その構図はこの30年間で大きく変貌している。

 日本の貿易総額(2018年=164兆円)における対米貿易額の比重は、1995年には25・2%(第1位)を占めていたが、2007年になると16%に落ち込んで2位の中国と入れかわり、2018年は14・9%(24兆5000億円)にまで下落している。それに対して、急激に比率を伸ばしているのがアジア圏との貿易で、いまや貿易総額の51%(約84兆円)を占めている【上グラフ参照】。

 とくに中国との貿易額は、7・4%(1995年)から21・4%(2018年)へと急増し、過去12年間にわたって不動の一位にある。韓国とも、輸出では半導体等製造装置、鉄鋼、プラスチックなどの品目で5・8兆円。輸入は石油製品、鉄鋼、半導体等電子部品などで3・6兆円(貿易収支2・2兆円の黒字)にのぼり、貿易額は中国に次ぐ規模だ。

 2018年の地域別輸出額では、アジアが44・7兆円(54・9%)で最大。次いで北米が16・6兆円(20%)、EUが9・2兆円(11・3%)、中東が2・4兆円(3%)となっている。輸入額もアジアが39・2兆円(47・4%)にのぼり、貿易収支で5・5兆円の黒字を生んでおり、貿易圏として他と比較にならない規模を持っている。

 2018年の貿易相手国上位5カ国の輸出入総額(シェア)をみると、

 ①中国 35兆914億円(21%)
 ②米国 24兆4851億円(14・9%)
 ③韓国 9兆3430億円(5・7%)
 ④台湾 7兆6767億円(4・7%)
 ⑤オーストラリア 6兆9390億円(4・2%)

 とアジア勢が中心だ。6位以降も、タイ(3・9%)、ドイツ(3・2%)、サウジアラビア(2・6%)、ベトナム(2・5%)、インドネシア(2・5%)となっている。長く続いた米国市場依存型からアジア依存へと完全にシフトしている。

 この変化は、米国自身が進めてきたグローバル化によって、米国・欧州・日本などの先進国からアジア諸国に大規模な資本流入が起きたことによるものだ。欧米の先進国市場が狭隘化したため多国籍企業が、安価で勤勉な労働力を求めてアジアの後進地域に生産基盤の移転を進め、安い製造コストや優遇措置で濡れ手に粟の利潤を手にした。日本でも米国に円高を押しつけられた1985年のプラザ合意以降、コストの安いアジアへと生産拠点の移転を積極的に進めてきた。

 先進国から途上国への直接投資、いわゆるプラント(生産工場)輸出にともなって、先進国からの技術移転が進み、アジアは「世界の工場」と呼ばれるほどの一大生産地となった。なかでも中国は、GDP(国内総生産)は米国の7割程度だが、製造業のGDPは2008年のリーマン・ショックを機に米国を追い抜き、いまや米国の2倍近くにのぼっている【グラフ参照】。





 自動車産業を見ても、1960年代は世界の自動車生産台数の9割近くが北米と欧州に集中し、アジアの生産シェアはわずか3%程度にすぎなかったが、2015年には米国を中心とする北米は19・8%、欧州も20・2%に縮小し、アジアが51・2%へと急増した。アジアでの生産量の半分以上が中国での生産であり、生産台数2781万台は米国(1131万台)の2・5倍にのぼる。ちなみに、80年代には世界の自動車の3分の1を生産する「自動車大国」だった日本のシェアは10%にまで下落した。新興のインドも自動車生産台数を先進国並みに増やし、日本の自動車メーカーや関連企業がこぞって進出したタイは自動車産業の集積地として「アジアのデトロイト」と呼ばれるまでになった。

 鉄鋼業でも同じ事が起きている。第二次大戦後の1945~61年までは、世界の鉄鋼総生産量の60%を米国が占めていた。当時、アジアはわずか4%だったが、80年代から膨張を始め、2014年には世界の68%(うち中国が50・3%)を占めている。対する米国のシェアは6・2%に落ち込み、第二次大戦直後の両者の立ち位置は完全に逆転した。1980年代と比べると、中国は10倍、インドが4倍に増え、対照的に北米が3分の1、欧州が2分の1、日本が2・5分の1に縮小している。世界鉄鋼生産のアジアのシェアは実質的に70%をこえており、世界ランキング上位50社のうち、中国の鉄鋼会社は24社にのぼる。

 IT産業でも、IT主要製品19品目の3分の1にあたるキーボード、光ディスクドライブ、プリンターなど7製品については、世界生産量の実に100%がアジアで製造されている。つづいて、DVDプレイヤー、ノート型パソコンなど次の7製品は90%、カーナビや液晶テレビなど4品目は60%がアジアで生産されており、その大半が中国だ。マザーボード(96%)、ノート型パソコン(87%)など10製品では、中国の世界シェアが6割をこえている。好む好まざるにかかわらず「中国なしにはやっていけない」のが現実で、自社製品の8割を中国・アジアで生産しているアップルをはじめとする米IT企業は中国なしには生産を維持できない。

 経済成長著しいシンガポールや台湾も電機電子IT産業の集積地となっている。中国との政治体制の壁はあっても、人口の70%以上を華僑が占める国であり、2001年に中国がWTOに加盟して以来、シャープを買収した鴻海など台湾企業が中国へ工場を移転し、アジア経済の一体化が進行している。これらアジアの広域地域内では国境を越えた生産統合とネットワーク分業が進み、かつては日本などから輸入していた資本財や中間財を、自国やアジア域内で生産し、調達できる生産力と生産構造を作り出すまでになった。

先進国をしのぐ成長率 アジアダイナミズム

 アジア地域の総人口は、中国13億7000万人、インド13億人、ASEAN10カ国の6億2000万人を含めて37億人にのぼる。世界人口の6割に及ぶ規模だ。1990年代までは、その半数が一日数㌦で暮らす低所得者だったが、アジアが「世界の工場」となることで内需拡大を促して「世界の市場」となり、域内で生産と消費が相互に関係し合う仕組みが発展・進化している。労働生産性が同レベルならば、総人口が多いほどGDPは上がる。

東アジアの市場規模だけでも、EU5億人、北米4億3700万人を合わせた市場を凌駕する規模に膨れあがっている。日本を含め、中国、韓国とASEANからなる東アジア域内が世界貿易に占める割合は、NAFTA(北米自由貿易機構)の2兆2934億㌦をこえ、EU28カ国の5兆3968億㌦に匹敵し、世界シェアの30%をこえる勢いだ。






 世界のGDPに占めるシェア【グラフ参照】を見ても、もともとアジアは18世紀後半にはじまる産業革命以前から世界のGDPの6割近いシェアを占めていた。二度の世界大戦を前後して欧米資本主義国がシェアを膨らませたが、2000年代からはふたたびその立場が逆転し、その趨勢は今後もさらに顕著になっていくと予測されている。欧米先進国中心の世界が終焉し、「アジアの世紀」「アジアダイナミズム」を迎えるといわれる由縁だ。

 これは皮肉にも米国を中心とする多国籍企業によるグローバル化がもたらした変化だ。ITからアグリビジネスまで、途上国を食い物にすることで多国籍企業は膨大な内部留保を貯め込んだが、米本国ではカジノ(金融)資本主義へと傾斜し、空洞化によって製造業は潰れてものづくりの力は急速に劣化した。さらに新自由主義にもとづく政策を実行して超格差社会が蔓延し、アジアで製造した製品を消費できるだけの市場力を失いつづけている。

 双子(財政赤字と貿易赤字)の赤字を膨らませた米国は、オバマがTPP(環太平洋経済連携協定)をアジア戦略の機軸に据えて、対中国封じ込め政策の外交手段としたが、国内製造業界や農業団体からの猛烈な反発を背景に登場したトランプがそれを破棄した。もはや市場競争に委ねた自由貿易では立て直せないほどに国内経済がガタガタに崩壊しているからにほかならない。

 米国は対外純資産マイナス1076兆9500億円(2018年末)を抱える世界一の借金大国であり、その負債の大半を日本、ドイツ、中国が請け負っている。そのためトランプは、貿易黒字国である中国に対する高関税措置による圧力をかけている。だが、米国にとっての最大の貿易相手も中国であるため、貿易摩擦のなかで米国内の農家の倒産件数が過去最高に達するなど、自国民がそのブーメランに苦しめられているのが現実だ。中国を中心にして重層的に入り組んだアジア経済圏に経済戦争や包囲作戦を仕掛けたところで、一時的なパフォーマンスに終わり、圧力をかければかけるほどアジアでの「米国離れ」が進み、政治的、経済的な結束を強めさせる効果となっている。「米国の窓」からだけ世界を見ていたのでは変化に対応できず、後手に回らざるを得ない。

欧州巻き込み拡大するアジア経済  奪われるだけの日米FTA

 冷戦終結後の1992年、中国はロシアとともに「アジアの安全保障はアジア人の手で」を合言葉にアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)を発足させた。これにインド、韓国、モンゴル、トルコを含むユーラシア大陸26カ国が加盟した。





中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカによるBRICS首脳会議(2018年7月)

 2009年には、ロシア、インド、ブラジルとともにBRICs首脳会議を開き、それに南アフリカも加わり、2015年にはBRICS外貨準備基金を発足させ、同開発銀行(一〇〇〇億㌦)を設立した。国際通貨基金(IMF)が主導し、ドルを機軸として戦後の世界をコントロールしてきた「ブレトン・ウッズ体制」への挑戦であり、米国の存在感を脅かしている。世界の30%を占める広大な土地と人口の43%をもつ5カ国の経済規模は、2050年までに先進国を抜き、G6の1・5倍の規模に膨らむと予測されている。

 さらに中国は、2015年にイギリス、ドイツ、フランスなどEU諸国やASEAN諸国を合わせた58カ国でアジアインフラ投資銀行(AIIB)を発足。EU諸国のうち最初に参加を名乗り出たイギリスは「西の拠点となる」との政府声明まで出し、欧州各国が後に続いた。2019年7月時点で加盟した国・地域は100をこえ、日米が主導するアジア開発銀行(67カ国)を軽く上回っている。

 AIIBは中国が提唱する「一帯一路」(中国から中央アジア、アフリカ、欧州まで結んだ一大経済圏構想)を実現するためのインフラ整備の金融支援の役割を果たすもので、同時に中国が世界の金融市場でも存在感を高めていくことを意味している。

 そのなかで東アジアの大きな変化として進行しているのが朝鮮半島の和平交渉であり、その潜在的な一大市場に食い込むために各国資本が身を乗り出している。世界三大投資家のジム・ロジャーズなどもインフラ整備、ツーリズム、農業、鉱山業、漁業、アパレルなどの製造業など、「開国」後の北朝鮮ならびに韓国経済が「世界でもっとも刺激的」と指摘しており、行き詰まった資本主義の活路として「未開」の後進国に依存していく流れをあらわしている。ミサイル実験で応酬していたトランプが直接対話に乗り出したことも朝鮮利権を逃すまいとする米国の焦りのあらわれだ。

 問われているのは、アジアにありながらアジアで孤立を深める日本の進路だ。米国を忖度してTPPの旗振り役を買って出ながらト一方的に破棄され、今度はFTAでTPP以上の譲歩を飲まされようとしている。北朝鮮との対話の機会をみずから放棄したあげく、トランプにハシゴを外され、次は韓国に対して植民地意識丸出しの恫喝をして浮き上がるという悪循環に陥っている。

 さらに米中貿易戦争のツケまでかぶらされる趨勢で、行き場を失った米農産品の買いとりをはじめ、安倍政府は「農産物関税」「工業品関税」「デジタル貿易」の3分野でも米国に譲歩し、その中身を公表することも、国会に問うこともなく批准、発効をしようとしている。巨額の米国製兵器を買いとる動きも止まる気配がない。さかんに「中国脅威論」を叫び続け、「中国制裁」といいながら、米国に対してもっとも従順であるはずの日本の富が実はむしりとられている。

 「パクス・アメリカーナ」の終焉と同時に「アジアの世紀」が始まり、世界が多極化、無極化に向かうなかで、植民地主義の亡霊にとり憑かれた対米隷属政治は行き場を失ってさまようほかはない。アジアで平等互恵の関係を切り結ぶには、日本を米国の不沈空母にしてはばからない旧植民地主義の残りカスをきれいさっぱり清算すると同時に、アジア諸国との新しい友好関係を構築していく努力が避けられない。 

 それは経済的な利害もかかわった問題であり、とり残されて東アジアの片隅で消滅の道を味わうのか、ともに「アジアの世紀」の道を進むのかの分水嶺となっている。


韓国の民主主義<本澤二郎の「日本の風景」(3428)
<恥ずかしすぎる日本の御用化した司法検察・議会・言論>
 かつて親日派のアメリカ駐日大使が「日本は立派な民主主義国」と公言したことがある。幼い日本人ジャーナリストは、当時、そのことに悪い気がしなかった。今は違う。日本に民主主義はない、ほとんど姿を消してしまった。司法検察から、議会の多数と新聞テレビが、横一線で御用化してしまっている。恥ずかしすぎる現在の民主を、韓国の見事といってよい民主主義が、そのことを教えてくれている。問題は、日本人の多くが、右傾化していて、その現実を理解していないことである。

<民主の理想を体現する韓国の言論・議会・検察司法>
 戦後の韓国の悲劇は、日本の植民地支配が決定的な要因である。そこに米ソの対立と朝鮮戦争で、38度線で南北に、政治的人為的に分断された。
 その後、ソ連は崩壊した。いま米国も沈下している。南北の和解と朝鮮半島の平和は、なにもトランプがいなくても、必然的な潮流であろう。

 そして現在の韓国政府は、民意が体現したもので、非の打ちどころもないほど立派だ。特に政治の劣化が著しい日本と比較すると、天地の開きがある。良識のある識者なら、だれでも頷く点であろう。
 今後の東アジアの政治理想は、ソウルから発信されるかもしれない。
 韓国の言論機関の詳細を理解していないが、民意を代表するもの、財閥が支配するもの、ワシントン派もいれば、親日派もいるようだ。多様化して、全体の民意を反映させている。日本のようにNHKや読売に先導されているわけではない。

 先日、九十九里で泊った国民宿舎の新聞は、読売と産経の二紙のみだった。わが地元の農協も、農協いじめの読売を購読していた。注意したら、日経に切り替えたものの、これまたTPP推進新聞でしかなかった・

 韓国では、議会の論戦も徹底して繰り広げられる。それに正義を貫く、司法検察がすばらしい。政府の番犬ではない。日本と大違いだ。ここは涙が出るほどうれしい。

<軍事政権を排除した民意、平和抵抗運動に敬意>
 韓国の悲劇は、軍事政権という悲劇の政治を強いられてきた点だが、ついには民意が跳ね返した。金大中の不屈の闘争を、国民が圧倒的に支持した。
 彼は日本で拉致され、軍事政権の下で殺害されるところまで追い詰められたが、幸いワシントンが止めた。日本でも彼の救済に立ち上がった人たちがいた。

 ここで注目されるのは、金大中は平和の抵抗運動、言論闘争に徹したことで、暴力闘争を排除した点である。そうして韓国は、一挙に民主主義の大道を歩み始めて、日本のそれを圧倒してしまった。

 韓国に暴力革命の姿を見ない。平和主義の抵抗運動で、政治の変革を勝ち取ってきている。そして、政府の不正を決して見過ごすことはない。ここも立派である。

<不正を許さない民意=長時間の記者会見・議会聴聞会>
 目下、次期法相候補の家庭スキャンダルを、検察が容赦なく追及している。長時間の記者会見と議会の聴聞会に圧倒される。日本では、モリカケ事件から強姦罪をチャラにするなど、職権乱用罪が発覚しても、メディアの追及は甘い。後者に至っては、新聞テレビが報道していないという、驚愕すべき事態に、国民の多くが屈してモノも言わない。

 犯罪首相と犯罪官房長官を、問い詰めようとさえしていない。新聞テレビが政府を擁護するという、信じがたい事態が起きても、国民の半数が内閣を支持している。
 議会の野党でさえも、形だけの追及で止めてしまう。いわんや検察が、これを追及することなど100%ない。検察は政府の番犬として、国民を退治する役割を担っているのである。
 こんな民主主義は、おそらく世界のどこの国を探しても見つけることは困難であろう。これほど日本の言論が腐りきってしまったことが、戦後にあっただろうか。

 戦後復興に成果を上げた吉田茂内閣は、造船疑獄に屈した。岸信介も60年安保の強行で退陣した。田中角栄内閣も金脈問題で、森喜朗内閣は「日本は天皇中心の神の国」と戦前の国家神道をひけらかしたことで、退陣した。
 だが、今の安倍晋三内閣を、新聞テレビがこぞって「ヨイショ」している。新聞テレビが広告の「電通」の言いなりである。五輪の不正にも目をつむっている。日本政治も経済も、地獄へと真っ逆さまに落ちているが、それさえも警鐘を発しない。
 武器弾薬の爆買いに10%消費税導入に反対しない。狂気の日本列島である。日本からジャーナリストが消えてしまっているのである。

<陸軍大将・宇都宮太郎の朝鮮論と福沢の蔑視論>
 話題を変える。朝鮮侵略には、福沢諭吉のアジア蔑視論が、財閥と言論、政界と官界を扇動したものであろう。

 朝鮮軍司令官になった佐賀・鍋島藩の陸軍大将・宇都宮太郎は、全く違った。幼くして父親のいる平壌に行った長男・徳馬に対して太郎の薫陶は、福沢とは真逆だった。
 「お前は決して朝鮮人を馬鹿にしてはならない。なぜかならば、朝鮮の文化は、日本と比べると、はるかにレベルは高い」
 「大きくなったら、朝鮮の女性を見つけて結婚しなさい。わかったな」

 筆者は、徳馬から直に何度も聞かされてきた。いまの韓国の政府と国民と議会・司法の厳しい対応を見聞する時、宇都宮太郎の認識に間違いはなかったことが理解できる。

 日中友好をライフワークとしてきた日本人ジャーナリストの目には、近年になって、中国の朝鮮族の優秀さを理解している。朝鮮族は、金がなくても子供に教育を授ける。おそらく中国の多数民族の中で、この点で突出していると判断してよいだろう。

 朝鮮族は、優秀である。大陸の文化を取り入れながら、教養として修身斉家治国平天下の儒学を体得して離さない。道義の人である。日本人の愚かさに、かの国の人々は憐れんでいるに違いない。

 福沢1万円札にいまだ拘泥している日本政府は、無知の極みであろう。在日朝鮮人は、1万円札を嫌っている。朝鮮半島支配の再現を夢見ていると誤解されかねない。驚いたことに、パラリンピックメダルに旭日マークを入れたことも発覚したようだが、日本と半島の確執は、すでに民主主義のレベルで日本は敗北していることに気づくべきだろう。
2019年9月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

マスコミが記事の中で隠す『重大な秘密』とは何か?(No1)

1.来年度(2020年度)予算の概算要求に関する記事
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▲過去最大の概算要求、総額105兆円 景気対策は別

木村和規

2019年8月30日 朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASM8Y44B9M8YULFA009.html

国の2020年度予算編成に向けた各省庁の概算要求が30日、出そろった。社会保障費や防衛費などが膨らみ、要求総額は過去最大の105兆円前後になる見通し。消費増税の景気への影響を抑える経済対策などは別に盛り込む方針で、最終的な当初予算額は、19年度に続いて2年連続で100兆円を超えることが確実な情勢だ。

要求総額は、前年度の要求額102兆7658億円を上回り、6年連続で100兆円を超えた。今年度予算から削減した額の3倍まで、政権が重視するテーマの事業を要求できる「特別枠」も押し上げ要因となった。年末までの予算編成過程で、どこまで総額を抑えられるかが焦点になる。

国の歳出の3分の1を占める社会保障費を抱える厚生労働省の要求額は、高齢化に伴う医療費や介護費などの伸びを受けて、今年度当初予算から6593億円増額し、32兆6234億円にのぼった。防衛省の要求も、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮など安保情勢の緊張を背景に、米国からの高額装備品の購入などが増えて5兆3223億円となった。ともに過去最大だ。

(以下略)
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▲この記事でマスコミが隠す『重大な秘密』とは何か?

上記の記事は財務省が取りまとめた2020年度の『一般会計』の概算要求に関する記事であり、歳出規模が『一般会計』の倍の200兆円といわれ、国会にも報告されない詳細が不明の『特別会計』の概算要求には一切触れていない。

『特別会計』はマスコミにとって『最大のタブー』であり『存在しないもの』なのだ。

官僚の天下り組織である『特殊法人』や『公益法人』が行う『公共事業』に対して毎年支払われる約30兆円の『補助金』、毎年約44兆円が繰り入れられる『財政投融資特別会計』、安倍晋三首相がこの7年間で海外にばらまいた約120兆円の『海外援助金』はすべてこの『特別会計』から出ているのだ。

2.中国中央銀行(中国人民銀行)が預金準備率を0.5%下げた記事
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▲ 中国人民銀、預金準備率下げ 16日から0.5ポイント

2019/9/6 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49509720W9A900C1MM8000/

【北京=原田逸策】中国人民銀行(中央銀行)は6日、市中銀行から強制的に預かるお金の比率を示す預金準備率を0.5ポイント下げると発表した。16日から実施する。大手銀行の標準的な準備率は13%になる。これとは別に、地方銀行だけを対象に準備率を10~11月に計1ポイント下げる。米国との貿易戦争の長期化に備え、景気の下支えを強める。

人民銀は6日の声明で「穏健な金融政策を続ける。バラマキはしない。景気下支えの強度を高める」などと説明した。まず16日からすべての銀行を対象に準備率を引き下げる。条件を付けずに大手行から中小銀まで下げるのは1月以来、約8カ月ぶりとなる。

さらに10月15日と11月15日には省をまたがずに営業する都市商業銀行(日本の地銀に相当)に限って、準備率を追加で0.5ポイントずつ引き下げる。地銀の主要取引先である中小企業の資金繰りを支援する狙いがある。

準備率の引き下げで銀行は人民銀に預けるお金が減り、資金を貸し出しなどに回しやすくなる。今回の措置で計9千億元(約13兆円)のお金が市中に出回る。銀行の資金調達負担は年150億元軽くなる。経営難に陥った地銀の実質国有化などを受けて中小銀行の調達金利が上がっており、金融機関の経営を支える思惑もありそうだ。

(以下略)
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▲この記事でマスコミが隠す『重大な秘密』とは何か?

それは、中国の『預金準備率』が0.5%下がって13.0%になるのに対して、日本や米国やEUや英国の中央銀行が市中銀行に課す『預金準備率』が今いくらなのか、をマスコミは決して書かないのだ。

すなわち、日本や米国やEUや英国の中央銀行が市中銀行に課している『預金準備率』が、たったの1.0%であること、すなわち中国の1/13でしかないことをマスコミは決して書かないのだ。

▲マスコミは何を隠しているのか?

それは、中央銀行が市中銀行に課す『預金準備率』によって市中銀行の預金総額の一部を中央銀行に預託することで、中央銀行が市中銀行に与える『信用創造』のカラクリである。

すなわち『準備預金制度』という『無からおカネを生む壮大な詐欺システム』を隠しているのである。

『預金準備率』が13.0%の中国の市中銀行は、預金者の預金総額の13.0%を中国人民銀行に預託することで、預金総額の約7.69倍の『信用創造』が与えられることを意味している。
すなわち中国の市中銀行は、預金総額の約7.69倍に膨らんだ(信用創造された)貸し出し可能額に金利をつけて個人や企業や地方自治体や政府に融資するのである。

一方『預金準備率』が1.0%の日本と米国とEUと英国の市中銀行は、預金者の預金総額の1.0%をそれぞれの中央銀行に預託することで、預金総額の100倍の『信用創造』が与えられるのである。

すなわち日本と米国とEUと英国の市中銀行は、預金総額の100倍に膨らんだ(信用創造された)貸し出し可能額に金利をつけて個人や企業や地方自治体や政府に融資するのである。

▲中国の『預金準備率』が13.0%で日本と米国とEUと英国の『預金準備率』が1.0%の意味とは何か?

それは、中国の市中銀行の『信用創造』規模が約7.69倍であるのに対して、日本と米国とEUと英国の市中銀行の『信用創造』の規模は100倍となる。

この違いはどこから来るのか?

それは、日本と米国とEUと英国の『中央銀行』と『市中銀行』は『ある国際金融勢力』に支配・管理されているのに対して、中国の『中央銀行』と『市中銀行』はまだ『ある国際金融勢力』に支配されていないところからきているのだ。



昨日、知人の紹介により主戦場を観てきましたが、宣伝ちらしのことばどおり素晴らしい映画であった。2時間余りの作品であったが間違いなく必見の映画である。





No. 1263 中国社会の実力
投稿日: 2019年9月2日
8月初め、米トランプ政権が中国を「為替操作国」に指定したのを受け、中国の中央銀行である中国人民銀行は、人民元相場の下落は操作ではなく、「世界の経済情勢の変化と、貿易摩擦の激化で生じた需要と為替市場の変動を反映したもの」だとして、米国の単独主義と保護主義を批判した。
為替操作国とは、対米貿易を有利にするために為替介入し、為替相場を不当に操作しているとして米国が認定した国のことである。為替操作国に認定された国は、米国と2国間協議が行われ、米国が通貨の切り上げを要求したり、必要に応じて関税による制裁を行うという。
これに対して中国は、金融市場の混乱の引き金を引くおそれがあり、最終的には自分(米国)に跳ね返ってくると警告した。その一つは米国債の売却である。中国は1兆ドルを超す米国債を保有する債権者であり、これまでも貿易戦争の報復手段として示唆されてきたが、大量売却がなされたことはなかった。
保護貿易主義をとる米国と、多国間貿易体制をとる中国との貿易摩擦は、世界が大きく注目している問題でもある。日本は米国の同盟国だが、中国は日本の最大の貿易相手国でもある。緊密につながる世界経済の中で、中国は多くの国にとって重要な協力パートナーなのだ。米国が中国を攻撃するのは、巨額の対中貿易赤字が原因で、その額は4兆円を超える。
トランプ政権の行動は、一つには中国への脅威がある。欧米メディアはあまり報じないが、中国は飛躍的な進歩を遂げている。中国政府の補助金によって造られた高速鉄道はすべての主要都市を結び、街は清潔で公園には運動器具がおかれ、美術館、大学や医療センターが次々と新設されている。中国ではすべてが政府と共産党によって計画され、民間部門はそれに従って動いている。民間部門が政府の政策を決める米国と対極の国だ。
中国の国民1人当たりのGDPは欧米先進国のそれを下回るが、クレディ・スイスのリポートによれば、資産からみると北米は富裕層と貧困層が多く、富の偏在が顕著である。一方の中国は中間層が厚く、貧困層は少ない。政府が環境を整えることで、国全体で豊かになってきたからだ。「中国の特色ある社会主義思想」を掲げ、欧米のように短期的な利益を狙い常に経済成長を必要とする資本主義と違い、長期的な視野のもとで国家運営を行うことが中国では可能なのである。
隣国でありながら、日本人も中国の現状を知らず、中国の社会主義プロジェクトが未完成の段階だった20年前と同じく、貧困と公害の国だと思っている人もいるかもしれない。この20年間で、戦後、年平均10%以上の経済成長を達成し、生活水準を改善した日本以上の変化を遂げたのが中国である。日本は1986年の「前川レポート」で米国の要求に応え、規制緩和を推進し、経済成長は終わったが、米国とのやりとりを見る限り、中国が日本のように米国の要求に簡単に応じないことだけは確かである。











生活保護裁判が名古屋地裁で6月5日開かれ、私は歯科治療の後だったので遅れてしまったが、裁判後の集会で誰も質問がなかったので、生活保護基準引き下げ反対訴訟で勝つためには、嘘偽装改竄デタラメ独裁あべ政権打倒を他の裁判で戦っている人たちとも繋がっていくことが大切だと思います。あべと寿司などを食べているマスゴミ、テレビ、新聞は頼りになりません。また、「みんなで貧しくなりたいですか」生活保護引き下げQ&Aパンフレットのなかに、この生活保護引き下げを止めるために、わたしたち一人ひとりにできることがあります。各政党にメールして国会議員をうごかそう!!と書いてあるのを見つけて前記の発言をしてきました。その後原告の一人が私の意見に賛成の発言をしてくれた。100人ほどの弁護士、支援者たちが清聴してくれて大変満足した。

『エコノミスト2019』表紙に描かれた3つの経済予言、専門家が解説! PayPay、ロスチャイルド、NWO、第三次世界大戦…!!

2018.12.27 TOCANA

https://tocana.jp/2018/12/post_19228_entry.html

イギリスの経済紙『エコノミスト』の毎年恒例の『世界はこうなる』シリーズの2019年版が発刊された。ロスチャイルド系の経済紙として、陰謀論者にとっては有名なこの『エコノミスト誌』の表紙は、翌年を予言すると言われているがそれは少し違う。実際には新世界秩序(New World Order)による年度計画を表している。

今年の表紙にもいくつもの気になる符牒が示されていると話題になっているが、中でも日本経済に関係する3つの大きな予告符牒が目に入ってくる。日本に、そして世界経済に何が起きるのかを解説してみたい。

■米中露の対立は続き、武器を売りつけられるのは……

今年の表紙絵で一番目をひくのは地球の頂上に位置する凶悪そうな表情の「不機嫌なパンダ」であり、それと目を合わせないように左右に位置するトランプ大統領とプーチン大統領の関係図である。今年の世界経済も中国を標的に先進国のリーダー達がそれと対立する状況をあおっていくことが新世界秩序にとっての基本方針のようだ。混乱に乗じてわれわれのお金は新世界秩序に吸い上げられていくのだ。

そのトランプ大統領の絵の横に「トランプの新地平線」という文字が描かれている。これが1つめの重要な符牒で、その新地平線とやらはどうやら日本を指している様子なのだ。

実際、トランプ大統領の目線の先には富士山が描かれているのだが、よく見ると富士山のすそ野から爆炎が上がっている。これは自衛隊の富士演習場で大量の火力が浪費されていくことを暗示している。

つまり新世界秩序としては例年においては戦争を起こして武器を売り上げるというのが基本のビジネスモデルなのだが、2019年はへたに戦争を起こすと世界大戦になりかねないほどの緊張下に世界があることもあって、もっとも無難な国に大量の武器を売りつけることで大戦争を回避しながら利益を上げていく計画なのである。

とはいえこのトランプ大統領を武器セールスマンとして活用するこの計画、新世界秩序にとって気を付けるべき落とし穴もきちんと絵に描かれている。それがピノキオの鼻をしたアジア人だ。このアジア人の絵、西洋人にはわかりづらいが、日本人から見れば中国人でも韓国人でもなくあきらかに日本人の顔をしている。

さらに言えば七三の髪型から察するに官僚かメガバンクの行員を暗示しているようだ。それがピノキオのように鼻が伸びているということは「日本の取引相手は嘘をつくぞ」ということが注意点として示されているわけだ。

何らかの欺瞞やすり替え、粉飾や不法なマネー取引、ないしは地検特捜部による介入などによって、せっかくのトランプ大統領による武器売り込みも、その成果を日本人にごまかされてしまう危惧がある。それに気をつけろというところまで2019年の表紙絵は予告しているのである。

■注目はイギリスの動き

2つめに気を付けるべきはイギリスについての予測である。これはイギリスの話だと言っても実質的に世界経済の枠組み再編の話になるため、関係諸国に投資をしている日本企業には影響の大きな話になる。

表紙絵の中ほど左側にはイギリスを象徴するブルドッグの横に「ブレグジットを越えて」という文字が描かれている。その近くにはマハトマ・ガンジーとインド象が描かれ、そのインド象の牙は右肩上がりの折れ線グラフの意匠にデザインされている。

ブレグジットは直接的にはイギリスがEUから離脱をすることなのだが、世界経済的には離脱したイギリスが経済発展のためにどこと手を組むのかというのが大きな関心事だ。「つまりその新しい同盟とはイギリス=インド同盟か?」と言うことになるが、実は符牒はそれだけではない。

絵をよく見ると、ガンジーのさらに右下の方にナイジェリアと南アフリカの国旗が描かれている。どちらも旧イギリス連邦に所属する国々だ。

そうしてみるとブレグジット後、つまり単なる英国のEU離脱を越えてロスチャイルドが模索している新たな枠組みとは、新イギリス連邦への世界再編だと考えられるのだ。

そして見落としていけないのはイギリスを象徴するブルドッグが座り込んでいる場所である。それが地球儀の上のカナダに位置する場所である。実はカナダはトランプ大統領の政策によって北米自由経済協定(NAFTA)の枠組みの見直しを余儀なくされ、アメリカとの貿易上の様々な利権を取り上げられる状況へと追い込まれている。

そこに新たに接近するのがイギリス政府ということになる。日本への影響としては、イギリス、カナダ、インドの経済同盟が一番経済的な影響が大きい三国ということになろう。
産業的にはITに加えて自動車産業がこの新同盟で大きな影響を受けることになる。日本がアメリカ市場をあいかわらず重視し続けるか、それとも新イギリス連邦へとある程度の重心を動かしていくべきか、日本企業はその選択を迫られることになろう。

■PayPay騒動の裏側にあるもの

さて3つめに日本経済に関連する符牒が、今年の一番のモチーフであるダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の男性の左手に描かれている。この左手(向かって右側)にはスマホ決済を象徴するQRコードが表示されたスマホと、富の格差が2019年もさらに拡大することを暗示した「天秤にかけられた人々」のアイコンが描かれている。

孫正義氏が2018年末にしかけたPayPayの100億円キャンペーンに踊らされた読者の方も多いかもしれないが、実はあのPayPayはロスチャイルドの指示で日本のキャッシュレス社会化を推進するための行動計画の一部だったと言われている。その見返りにソフトバンクは上場による2兆円の現金を手にしたらしい。

スマホ決済は便利であるが、その先にあるのはすべての国民に対するビッグデータによる与信管理である。実際、スマホ決済の先進国である中国ではすべての国民がクレジットスコアで管理されることになったことで、ちゃんとした生活をしなければ買い物すらできなくなるというリスクに国民がおびえて暮らす「管理社会の脅しによる平和」が実現している。

日本についての行動計画的には、2019年に新世界秩序による国民管理スコアの導入が計画されている。だから日本政府がここのところ急に「キャッシュレス社会化の推進」を声高に叫ぶようになってきているのである。

エコノミストの表紙絵をよく見ると、その左上にはバーコードで管理された赤ちゃんを運ぶコウノトリが、そして「ウィトルウィウス的人体図」の右腕にはDNAのらせんが描かれている。日本人を含め、人類全体の管理は2019年にさらに大きく前進しそうである。

さて、最後にこれらの3つほどは大きな話ではないが、表紙に予言されている気になるものについても挙げておこう。それは「月に行く前澤友作氏」を暗示する絵である。誰と一緒に行くのかわからないが、ぜひ月旅行を楽しんでいただきたい。

(文/ホラッチェ)



日米地位協定の見直しを全会一致で採択した全国知事会の衝撃  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/550.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 8 月 01 日 13:10:05:

日米地位協定の見直しを全会一致で採択した全国知事会の衝撃
http://kenpo9.com/archives/4038
2018-08-01 天木直人のブログ







 大げさに言えば、戦後70年余の日本の政治の最大の問題は、この国の国民的政党である自民党が日米安保体制を絶対視してきた事にある。

 だからこそ私は驚き、そして評価した。

 石破茂氏が日米地位協定の改定を総裁選の主要議題の一つとして取り上げ、国民の見ている前で安倍首相と議論する覚悟を示したことを。

 しかし、もっと驚いた事がある。

 7月26日から二日間、北海道で開かれた全国知事会議で日米地位協定の抜本的改定を求める提言が全会一致で採択されたというのだ。

 そんな衝撃的な事が行われていたのだ。

 それを、私はきょう8月1日の東京新聞の斎藤美奈子さんの本音のコラムで知った。

 そして、斎藤さんの次の指摘に強く共鳴した。

 こんなの全国紙が一面トップで報じてもいいくらいのニュースだと思いますけどね。

 その通りである。

 日米地位協定は日米安保体制の根幹をなす協定だ。

 戦後最大のこの国の政治テーマである日米安保体制の抜本的見直しを全国知事会議が全会一致で採択したのである。

 しかも、対米従属の安倍1強政権の真っただ中で行われた全国の知事の集まりで、全会一致で採択された。

 おりしも住民の反対にもかかわらず、オスプレイが我が物顔に飛び回り、受け入れ反対の住民の声を無視して米軍空母艦載機や陸上イージスが配備される。

 これは地方の反乱ではないのか。

 それにもかかわらず、この国のメディアは報じなかった。

 明らかに忖度している。

 この国のメディアもまた泣く子と米国に逆らえないごとくだ。

 政治が行き詰る原因は数多くあるが、メディアが重要な事を国民に知らせないことこそ、間違いなく、その大きな原因であると思う(了)

知事会、地位協定の改定要求へ 全会一致で初の提言
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-770353.html
2018年7月28日 06:45 琉球新報





【札幌市で島袋良太】全国知事会(会長・上田清司埼玉県知事)は27日、札幌市で開いた本年度の全国知事会議で、日米地位協定の抜本改定を含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択した。沖縄県の翁長雄志知事の要望を受け、全国知事会が約2年前に設けた「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」の調査結果を踏まえた内容。全国知事会が日米地位協定の改定を提言するのは初めて。 

 全国知事会の提言は(1)米軍の低空飛行訓練ルートや訓練を行う時期の速やかな事前情報提供(2)日米地位を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として適用させること(3)事件・事故時の自治体職員による迅速で円滑な基地立ち入りの保障(4)騒音規制措置の実効性ある運用(5)米軍基地の整理・縮小・返還の促進―を求める内容。

 知事会議で沖縄県からは当初出席を予定していた翁長知事の代理で謝花喜一郎副知事が出席し、発言した。謝花氏は基地から派生する事件・事故や環境汚染の防止には日米地位協定の改定が必要だと強調した。米軍基地を抱える15都道府県で構成する渉外知事会の会長を務める黒岩祐治神奈川県知事も「米軍基地のない自治体も一緒になったもので、非常に意義深い。渉外知事会としても連携したい」と発言し、提言案は全会一致で採択された。

 知事会議の終了後、謝花氏は取材に「基地問題は日本全国の問題、主権の問題でもあると認識してもらうことが、基地負担の軽減にもつながる。基地がない自治体もある全国知事会で提言が採択され、基地問題が一歩でも前進できればありがたい」と話した。



自衛隊のイラク派遣日報から消された真実
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2018/07/post-6d82.html
2018.07.19 きっこのブログ

今の安倍政権は、森友学園問題が解明されないうちに加計学園問題が発覚し、加計学園問題が解明されないうちに自衛隊の南スーダン日報の隠蔽問題が発覚し、自衛隊の南スーダン日報の隠蔽問題が解明されないうちに自衛隊のイラク派遣日報の隠蔽問題が発覚し‥‥という「疑惑のバーゲンセール」のような状態なので、1つの問題を徹底追及、徹底解明している余裕がない。本来なら、どれ1つを取っても、それだけで政権が吹き飛ぶような大問題なのに、そうした大問題が次から次へと連発されるため、国民のほうも感覚が麻痺してきて、大した問題じゃないような錯覚に陥ってくる。

そして、これらの大問題の原因を作った安倍晋三首相のほうは、口先では「丁寧に説明する」「徹底的に膿を出す」などと言いながら、いっさい具体的な説明などせず、野党が求める参考人招致や証人喚問にも断固として応じず、嘘に嘘を重ねて時間稼ぎを続けてきた。ようするに、国民がこれらの問題に飽きるのを待ち、そのままウヤムヤにしてしまおうという作戦なのだ。

まあ、森友学園問題や加計学園問題に関しては、喫緊の5月末の世論調査でも75%前後が「安倍首相の説明は納得できない」と回答しており、国民の大半は「安倍首相や昭恵夫人による政治の私物化が起こした問題」だと認識しているだろう。また、自衛隊の南スーダン日報の隠蔽問題に関しても、国民の大半は「憲法解釈を捻じ曲げてデッチ上げた集団的自衛権に免罪符を与えるために南スーダンの内戦を利用した恥ずかしい問題」だと認識していると思うので、これらの問題に対する安倍首相の説明や対応に納得できない皆さんは、来年の夏の参院選で自分の意思を示せばいい。

でも、最後に発覚した自衛隊のイラク派遣日報の隠蔽問題に関しては、他の問題とはまったく質が違う。他の問題は、どれも安倍首相が自分のために行なった便宜供与疑惑や公文書隠蔽疑惑だけど、自衛隊のイラク派遣日報の隠蔽問題は、その根の深さがまったく違う。そのため、今回は、この問題について、あたしが独自に入手した情報も含めて、徹底的に取り上げたいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、2006年までの小泉政権以降、これまで10年以上にわたって歴代の自民党政権が「存在しない」と説明し続けてきた自衛隊のイラク派遣の日報が発見された問題で、防衛省は今年4月16日、陸上自衛隊の2004年1月~2006年9月までの435日分、計1万4929ページを公開した。まず、この自衛隊のイラク派遣の概要について簡単に説明しておくけど、2003年、アメリカがイラク侵攻の口実にした「大量破壊兵器」というデマを鵜呑みにした小泉純一郎首相(当時)が、公明党の神崎武法代表(当時)と手を組み、アメリカに戦争用の莫大な資金援助を行なうと約束した。そして、「日本はカネだけでなく人員も出せ」というブッシュ・ジュニアからの命令に二つ返事で従い、「自衛隊を派遣するイラク南部のサマワは非戦闘地域だ」という大嘘をついて、国民の85%もの反対の声を無視して強行したものだ。

それも、わざわざ「イラク特措法案」を作り、自民党と公明党による数の暴力で可決・成立させ、2003年12月、「1年間の限定」ということで自衛隊を派遣したのだ。そして、1年後の2004年12月には「1年延長」を決め、さらに1年後の2005年12月にも「1年延長」を決め、こうしてズルズルと延長を続けた挙句、「イラク特措法」の期限が切れる2007年6月には、当時の安倍晋三首相が「イラク特措法」を2年延長する改正案を強行採決したのだ。そして、2009年2月、最後の航空自衛隊が帰還し、2年延長した期限が切れ、「イラク特措法」は失効した。

ザックリ言えば、この自衛隊のイラク派遣とは、小泉政権と第1次安倍政権がアメリカの言いなりになって行なった「アメリカの戦争のお手伝い」というワケだ。そして、今回、見つかった日報は、2004年1月~2006年9月までのものなのだから、まだ他にも2006年10月~2009年2月までの2年5カ月ぶんの日報が、どこかに隠してあるってワケだ。

さて、今回、防衛省が公開した2004~06年の陸上自衛隊の日報を見ると、「戦闘」という言葉があちこちに見られるだけでなく、サマワの自衛隊宿営地に迫撃砲やロケット弾が撃ち込まれた様子、銃撃戦の様子、自衛隊の車両が爆弾攻撃を受けた様子、自衛隊員が現地の群集に囲まれて市民から投石を受けた様子などが具体的に記されていた。たとえば、2006年1月22日付の日報には、サマワの治安状況として「英軍車両がパトロールを始めたことに反感を持った民兵が射撃し、戦闘が拡大」と記されており、さらに事態が拡大する可能性も「否定できない」と書かれている。同年6月23日付の日報には、自衛隊の車列で路上に仕掛けられた爆弾が爆発し、車両1台が破損したと記されており、その時の様子として「(破損した車両が)見えないほどの土煙」「活動開始の時間を狙われている可能性」などの記載があり、現場や破損した車両の写真も添付されていた。

一方、これは宿営地のサマワじゃないけど、多国籍軍への攻撃が頻発したイラク南部バスラの空港に派遣されていた自衛隊員が、2006年4月、「弾着音と警報で起こされ、またもほとんど睡眠時間なしで前進する」「更新情報が出るたびに私は慄然(りつぜん)とした。撃たれた(ロケット弾は)2発とも基地内に弾着していた」などと記されており、派遣先が完全に「戦闘地域」であったことが読み取れる。そして、当時の小泉首相が「非戦闘地域」だと強弁したサマワの宿営地に関しても、2005年8月24日付の日報には、「公式には多国籍軍との戦闘は停止しているが、秘密の指示による戦闘の継続も考えられる」と記されていた。

事実、サマワの自衛隊の宿営地は何度も攻撃を受けており、今回、公開された日報の中にも、宿営地内外で十数回に上る砲撃があったと記されていた。2004年10月~05年7月の約10カ月の間だけでも、自衛隊の宿営地は、少なくとも4回、迫撃砲とロケット弾による攻撃を受けたと明記されている。たとえば、2005年7月4日にロケット弾の攻撃を受けた翌日、7月5日付の日報には「連続発生の可能性は否定できず」と記されているので、現地の自衛隊員は、攻撃は今後も続くと見ていたのだ。だけど、今回、この日報を公開するにあたり、防衛省は「迫撃砲弾やロケット弾と思われる着弾痕などが十数回発見されたが、人的被害は発生せず、無事に任務を終了した」と、事実を歪めた説明をしたのだ。


‥‥そんなワケで、当時、日本のテレビでは、広告塔の「ヒゲの隊長」が現地の人たちに飲料水を配布している平和的な映像しか紹介せず、自衛隊の車両が現地の人たちに囲まれて投石を受けたり、宿営地の看板の「日の丸」が現地の人によって黒いラッカースプレーで塗りつぶされたことなど、現地の市民から日本の自衛隊が反感を買っていた事実については、一切、報じなかった。そして、日本政府は「自衛隊は全員無事に帰還した」と報告したし、2006年には麻生太郎外務相(当時)が「日本の自衛隊は、これまで2年半の間に1人の犠牲者も出さずに人道復興支援をやり遂げてくれた。野球で言えばノーヒットノーランぐらいすごいことだ」とドヤ顔で述べていた。

だけど、実際には、この時点で、多くの自衛隊員が亡くなっていた。この1年後の2007年11月13日、社民党の照屋寛徳衆議院議員(当時)の「イラクから帰還した自衛隊員」に関する質疑に対して、当時の福田康夫首相は「イラクに派遣された隊員のうち在職中に死亡した隊員は35人」と回答している。内わけは「陸上自衛隊14人、海上自衛隊20人、航空自衛隊1人」で、死因は「自殺」が16人、「病死」が7人、「事故又は不明」が12人だった。以前も説明したけど、自殺者の大半は日本に帰還した後に亡くなっているので、正確には「イラク派遣中」ではない。でも、その自殺の原因が「イラク派遣で戦闘の恐怖を体験したことによるPTSD」だったとしたら同じことなのだ。

そして、何よりも理解できないのが、死因が「事故又は不明」の12人だ。まず、「事故又は不明」という書き方では、「事故」が11人で「不明」が1人かもしれないし、その逆かもしれない。防衛庁(現・防衛省)は、どうして死因の分かっている隊員と分からない隊員を一緒に扱ったのだろうか?もしかして、死因を公表することができず、仕方なく「不明」とした自衛隊員の存在を隠すことが目的だったのではないだろうか?


‥‥そんなワケで、ここで、あたしが当時、細かくチェックしていた現地の報道の中から、イラクのレジスタンス(反体制組織)による攻撃状況を詳しく報じていた「イラク・レジスタンス・レポート」の2005年7月8日付の「米国の占領拡大に敵意を増大させたシーア派の武装勢力が日本軍基地を長時間にわたり攻撃」という記事を紹介する。


「8日午後2時30分、イラク南部の都市サマワにある日本占領軍の基地に対して、イラク・レジスタンス勢力は、強力なロケット弾と迫撃砲弾による攻撃を行なった。イスラム・メモのサマワ通信員は、レジスタンスの砲撃は1時間15分ほども続き、施設内にサイレンが鳴り響く中で、濃い煙がたちのぼるとともに、日本占領軍の基地内ではいくつもの二次爆発が発生した。いわゆる「人道支援イラク日本合同司令部」で通訳として働く基地内の情報筋は、イスラム・メモに対して、この砲撃は日本占領兵にも死傷者を出したが、犠牲者のはっきりした数字を示すことができないと語った。」


この後の記事の後半では、「米軍が市民を巻き添えにした無差別攻撃を繰り返しているため、イラクの武装勢力だけでなく市民感情も反米の色が強くなり、その結果として、米軍の下部組織である日本の自衛隊も武装勢力のターゲットになった」と報じられている。また、記事の中で「日本占領軍」と書かれているのは、現地の人たちからは、日本の自衛隊も米軍と一緒になってイラクを占領しようとしていると見られていたからだ。

ここで、先ほど紹介した今回の日報の記述と照らし合わせてほしいのだけど、2005年7月4日にロケット弾の攻撃を受けた翌日、7月5日付の日報に「連続発生の可能性は否定できず」と記されていた。そして、今、あたしが紹介した現地の記事は、その3日後の7月8日なのだ。つまり、サマワの宿営地にいた自衛隊員の「連続発生の可能性は否定できず」という予想は、見事に的中していたことになる。そして、現地の報道が正しければ、この3日後の長時間にわたる攻撃で、自衛隊員に死者や負傷者が出ていたのだ。しかし、今回、防衛省が公開した日報では、自衛隊の宿営地が大規模な攻撃を受けた7月8日の部分がスッポリと抜け落ちているのだ。

さらに言えば、今回、発見されて公開された陸上自衛隊の日報は、「2004年1月~2006年9月までの435日分、計1万4929ページ」と言われているけど、これって、おかしいと思わない?2004年1月から2006年9月までということは、2年8カ月なのだ。1年は365日、2年8カ月なら「972日」もある。自衛隊の日報は、何も変わったことがなくても「今日はどのような任務をしたか」ということを必ず担当者が記入するため、本来なら、日数ぶんがすべて揃っているのが普通なのだ。

それも「イラク派遣」という特殊任務なのだから、1日も欠かさずに日報を付けていたことは明らかだ。それなのに、全体の半分以上が欠落しているなんて、普通では考えられない。それで、あたしは、公開された日報の日付をすべて確認してみたんだけど、驚いたことに、あたしの手元にある当時の現地の報道と照らし合わせてみると、サマワの自衛隊の宿営地に激しい砲撃があって死傷者が出たと報じられた日や、自衛隊員が銃撃戦に巻き込まれて死傷したと報じられた日など、そうした日の日報ばかりが消えていたことが分かった。

分かりやすい例を挙げると、現地の報道で「サマワの自衛隊の宿営地に対して武装勢力による激しい攻撃が頻発していた時期」と言われている2004年3月~2005年3月までの約1年間の日報は、ほとんどが欠落していた。あたしが確認した現地の報道によると、サマワを含むイラク南東部では、この1年間は、武装勢力による攻撃がもっとも頻発した時期で、ほぼ毎日、多国籍軍と武装勢力による交戦が続いており、多い時には1カ月に500件を超える戦闘があった。それなのに、その時期の日報だけがスッポリと抜け落ちているのだ。

当然、この時期、サマワの自衛隊の宿営地も繰り返し武装勢力からの攻撃を受けていたけど、2005年7月8日に自衛隊員に死者や負傷者が出たと現地メディアが報じた時の日報と同じく、この時期の日報もスッポリと抜け落ちているため、照らし合わせて検証することができない。皆さん、これ、どう思う?誤解を恐れずに思った通りのことを言わせてもらえば、「自衛隊の宿営地が戦闘地域だった」というだけでも当時の小泉首相や自公政権の政治責任が問われてしまうため、その宿営地が攻撃を受けて自衛隊員に死者が出たなどとは、日本政府は口が裂けても言えない。そこで、当時の自民党政権は、その部分の日報を処分するように防衛庁に指示をして、国内向けに「犠牲者は1人も出なかった」などと嘘の発表をして、ほとぼりがさめた頃に「実は35人、亡くなっていた」と発表し、戦死した自衛隊員の死因を「不明」としたのでは?‥‥などと勘ぐってしまう。


‥‥そんなワケで、先ほど紹介した「イラク・レジスタンス・レポート」の報道が正しければ、1時間以上にも及ぶ激しい攻撃を受けた自衛隊の宿営地では、複数の二次爆発が発生し、複数の死傷者が出た。ちなみに、迫撃砲とは、地上から10メートルほどの空中で爆発し、高熱の破片を飛び散らせることで広範囲にダメージを与える兵器なので、近くにプロパンガスのボンベやガソリンの携行缶などがあれば、簡単に二次爆発を誘発する。こうした基礎知識があれば、この現地報道の「日本占領軍の基地内ではいくつもの二次爆発が発生した」という内容の信憑性が判断できるだろう。

当時、サマワの自衛隊の宿営地が砲撃を受けたというニュースは、日本でも少しだけ報じられたけど、「大したことはなく、負傷者は1人も出ていない」というものだった。でも、現地の報道は、日本での報道とまったく違っていたのだ。そして、その部分を検証して「どちらの報道が正しかったのか」ということを調べようと思っても、防衛省が公開した日報からは、その部分だけが手品のように消えているため、検証することができないのだ。それも、大規模な攻撃があった2005年7月8日の「3日前」までの日報は残っていて、そこには「連続発生の可能性は否定できず」とまで記されているのに、その後の「大規模な攻撃があった日」の日報だけが消えているのだ。

ちなみに、この2005年には、イラクに派遣された自衛隊員が、計8人、亡くなっている。しかし、防衛庁(当時)の発表した報告書には、年度別の死因は記載されていないので、この8人が、全員、日本に帰還してからPTSDで自殺した隊員なのか、現地で「事故又は不明」で亡くなった隊員なのかは、現時点では知ることができない。ただ、ひとつだけ言えることは、2005年にイラク派遣された自衛隊員の死者は「ゼロ」ではない、ということだ。


‥‥そんなワケで、次は、イラクの隣りのサウジアラビアの隣りのドバイ在住の「PINK」さんというハンドルネームの人のブログから、2009年5月2日付の「英国軍イラク撤退」というエントリーの一部を紹介させていただく。これは、タイトルの通り、英国軍がイラクから撤退したことについて書かれているもので、日本人のあたしにとっては、とても耳の痛いことが書かれている。


「911ニューヨーク攻撃犯人は、サウジアラビア人達だと言っておきながら、サウジアラビアは攻めず、イラク人など一人も関わっていなかったにも関わらず、アルカイダの存在も全くなかったにも関わらず、イラクへ侵略した欧米日本...イラク人達の犠牲者の数、イラクの苦悩には一言も触れずに、侵略戦争の成功を神様に感謝しながら祈る牧師の姿は、ヤッパリ戦闘服であるのがヤケにピッタリした感じでもあります。」

(中略)

「そう言えば、ワタシが驚いたのは、日本では自衛隊員の犠牲者は一人もなかった...事になっていると言うことでした。何年頃だったか忘れましたが、日本の外では、BBCもCNNも確かに、初めての自衛隊員の銃撃戦による死亡を伝えるニュースを流したことがありました。 少なくとも一人の自衛隊員がイラクで銃撃戦の犠牲になっているのは事実です。」


安倍首相は、日本の自衛隊を米軍の下部組織として地球の裏側にまで派遣して、米軍の戦争ビジネスの手伝いをさせることを「積極的平和主義」と呼び、戦争を禁じた日本国憲法の解釈変更で「集団的自衛権」を行使することを閣議決定だけで決めてしまった。そして、ポスト安倍の候補の1人でもある石破茂氏は、「アメリカの若者たちだけに戦地で血を流させておいて良いのか?日本の若者たちも血を流すべきではないのか?」などと自論を述べている。

だけど、安倍首相の計画通りに、このまま日本の自衛隊が米軍の下部組織になり、米軍と共に世界各地で戦争ビジネスに参加するようになってしまうと、それ自体も大問題だけど、二次的な問題として、自衛隊員にも多くの死者が出るため、自衛隊員を志す若者が減少し、結果、「徴兵制の復活」という最悪のシナリオへと突き進んでしまう可能性が高いのだ。

たとえば、今も世界各国の軍隊が「集団的自衛権」を大義名分にした戦争に参加しているアフガニスタンでは、これまでに戦死した兵士の人数が、2018年1月現在で、アメリカが2396人、イギリスが455人、カナダが158人、フランスが87人、ドイツが54人、イタリアが48人、ポーランドが44人、デンマークが43人、オーストラリアが41人、スペインが34人、ジョージアが31人、ルーマニアが26人、オランダが25人、トルコが15人、他にもたくさんの国々の兵士が戦死している。そして、こうした兵士の多くは、お国のために命を捧げた屈強な愛国兵士などではなく、大学の学費を免除してもらうために、その見返りとして短期間だけ国軍に入隊した「普通の若者たち」なのだ。


‥‥そんなワケで、こうして死者数だけを羅列しても実体は分からないと思うけど、アメリカの場合は述べ9万人派遣されたうちの2396人が戦死し、イギリスの場合は述べ9500人派遣されたうちの455人が戦死し、カナダの場合は述べ3000人派遣されたうちの158人が戦死している。他の国々を見ても、だいたい派遣された兵士の約5%が戦死している。日本の自衛隊は、イラク派遣が述べ9200人、南スーダン派遣が述べ4000人なので、もしも、これらの派遣が「米軍の下部組織としての参戦」であった場合には、イラク派遣で約460人、南スーダン派遣で約200人の自衛隊員が戦死していたことになるのだ。そして、これを、憲法上でも可能になるように憲法を改悪しようと目論んでいるのが、今の安倍首相であり、自民党政権であり、その背後にある日本会議なのだ。そう考えると、「人道支援」や「平和活動」という名目で自衛隊を派遣したイラクや南スーダンで「戦闘があった」という記述のある日報を国民の目に触れさせないように隠蔽した主犯の顔が、すぐに浮かんでくると思う今日この頃なのだ。

  1. 2018年7月21日 10:06:40 : eEai0IAssg : lw7ZSCsuWKs[14]

▲△▽▼
ナイス投稿! 赤カブさんGJ!
イラク派遣の自衛隊員が死亡していることは、福田内閣時に明らかにされた。(1)
だから福田内閣は、人殺し・日米軍産の猛烈な攻撃に遭い、降ろされたのだろう。
山本太郎議員は、イラク派遣の自衛隊が米軍兵士を空輸していたことを明らかにした。(2)
その自衛隊が、化学兵器に分類される白リン弾を使ったファルージャの殲滅作戦という米軍の殺戮部隊を空輸していたのだから、明らかに米軍と一体となってイラク侵略・殺戮に加担していた。(3,4)
だから、イラクの反政府軍が侵略者である米軍・日本軍(もはや自衛隊ではない)を攻撃するのは当然と言えるだろう。福田内閣の回答にある「事故・不明」は、明らかに戦死である。(5)
南スの日報隠蔽と余りにも不自然な自衛隊の急遽撤退は、自衛隊に戦死者が出ていると考える方が自然である。この棺はどのように運ばれ、国民に知らせず、どんな葬儀が行われたのか? (6)
それを国会で議論しない与野党は、明らかに国民を裏切っている。この国は、不正選挙の繰り返しによって凶悪で狂暴なファシズム政権が誕生し、海外の戦争に自ら首を突っ込み、戦死者を出している。日本は、ずーっと前から大本営がウソを垂れ流し、クラブメディアは大本営に組み込まれ、戦死者も隠蔽される「戦時状態」にある。国民は、反戦・反アベ自公・反ファシズム・反不正選挙を掲げ、立ち上がらなければならない。

1>イラクから帰ってこれなかった隊員たちがいる ・・・35名
http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2007/11/post_687.html
~衆議院議員照屋寛徳君提出イラク帰還自衛隊員の自殺に関する質問に対する答弁書
2>山本太郎 2015.7.30 安保特「イラク戦争~日本も戦争犯罪者になる?!」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4937
3>ファルージャ総攻撃の記録
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/neareast/iraq/falluja/fallujanews.htm
4>ひどすぎる兵器「白リン弾」https://matome.naver.jp/odai/2138120566200481201
・防衛省・自衛隊:白リン弾の使用禁止に関する質問主意書
http://www.mod.go.jp/j/presiding/touben/171kai/san/situ136.html
日本政府の白リン弾に対する態度については国会でも質問がなされた経緯がある。
ときの内閣総理大臣麻生太郎は、以下のように答弁している。
__米国政府からは、二千四年十一月、ファルージャにおいて、主として煙幕、攻撃対象の識別、敵の追い出し等のために白リン弾を使用し、非戦闘員等に被害が及ばないよう、あらゆる手段を講じた旨説明を受けている。出典答弁書第一三六号 平成二十一年四月二十四日 内閣総理大臣 麻生太郎
5>イラク・レジスタンス・レポート 2005年7月8日 金曜 
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/0708-2005_Resistance_Report.html
・・・長時間の日本軍基地攻撃はシーア派の敵意増大を反映・・・
 8日午後2時30分、イラク南部の都市サマワにある日本占領軍の基地に対して、イラク・レジスタンス勢力は強力なロケット弾と迫撃砲弾を見舞った。イスラム・メモのサマワ通信員は、レジスタンスの砲撃は1時間15分ほども続き、施設内にサイレンが鳴り響くなかで、濃い煙がたちのぼるとともに、日本占領軍の基地内ではいくつもの二次爆発が発生した。いわゆる「人道支援イラク日本合同司令部」で通訳として働く基地内の情報筋は、イスラム・メモに対して、この砲撃は日本占領兵にも死傷者を出したが、犠牲者のはっきりした数字を示すことができないと語った。
6>2つの海外派遣後56人が自殺の真相~その多くが戦死だった可能性!?
https://ameblo.jp/64152966/entry-12206133125.html
実弾の飛び交う戦場に数千名が派兵されて、なぜ死者が皆無で、なぜ自殺者が56名なのか、その意味を理解できないか?もし海外派兵で戦死者が出たなら政権が責任を問われるが、自殺者なら問われないんだよ。

スポンのポン[9698] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年7月06日 11:42:00 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[8]
▲△▽▼
  
 
   政権を三日やったらやめられず
   これより美味なる商売はなし
            自由民主党
 
 
■自民党が外国に血税をばらまく理由は
 カネの流れがわからなくなるからだ。
 一旦外国に渡したカネは野党やマスコミが
 その流れをつかむことが困難になる。
 だからどんな不正でも出来てしまう。
 海外支援の美名のもとに国民の血税をばらまく本当の理由がそこにある。
 拉致された同胞が助けを求めて血の叫びをあげている時に
 コメやカネを北朝鮮に送っていたのが自民党だ。
 自宅に金の延べ棒を隠し持っていた金丸信が逮捕されて笑われている。
 人道支援が聞いて呆れる。
 自民党のすることの全てが利権目当てだ。
 自民党は国家予算を食い物にするために政権を持っている。
■そもそもこの国は海外支援などしている場合ではない。
 この30年間この国は衰退を続け、貧困にあえぐ国民が増えている。
 派遣労働の若者は低賃金のために結婚もできず、
 わずかな年金で暮らす老人は
 財布の小銭を数えて値段の下がったオカズを買っている。
 コンビニアルバイトの多くが大学進学の費用を貯める高校生である。
 この国が教育にかける予算の割合は先進国中最低レベルで
 大学の学費は世界最高レベルに高額である。
■日本国民の血税が地球の裏側の荒野にばら撒かれている。
 たとえその仕事を国内の企業が受注しても
 出来上がった橋や道路は外国のもの。
 それを利用して喜ぶのは外国人である。
 そんな大盤振る舞いをするための財源がこの国のどこにあるのか。
■高校の無償化は民主党が政権をとってやっと実現した。
 民主党政権が国民のために何かをしようとすると
 「財源は」と言って自民もマスコミ邪魔をした。
 この国の若者の血となり肉となる「子ども手当」を
 バラマキだと言ってつぶしたのが自民党だ。
 その自民党が外国には気前よく道路や橋をプレゼントしている。
 鳩山政権が誕生して最初にしたことが
 自衛隊によるインド洋における外国艦船に対する燃料補給の中止である。
 自民党はこれを国際貢献と称して止めることはできないとしていた。
 鳩山政権がこれを止めても今日までこの国に何の被害も損害もない。
 自民党は日本国民の血税をインド洋の海原にばら撒いて
 世界に笑われていただけではないのか。
 この裏にも大きな利権が隠されていたことは言うまでもない。
 『もしも今日まで鳩山政権が続いていたなら
  きっとこの国は世界も羨むほどの素晴らしい国になっていた』
 そう思うのは私だけだろうか。
■自民党が民主党政権をつぶして政権を奪い取った理由は
 国家予算を好き勝手に食い荒らすためだ。
 国民の生活を向上するためでも国をよくするためでもない。
 そんなことは自国民を貧しくさせて外国に血税をばら蒔いている
 安倍政権のこの5年間を見ていればどんな馬鹿でもわかる。
 自民党が今日までに海外にばら撒いてきた血税を
 もしも、自国のために使っていたら
 貧困にあえぐ国民をどれほど救えただろうか。
 

  1. 豊岳正彦[90] lkyKeJCzlUY 2018年7月07日 14:39:19 : AKB67GaCh2 : rOxK_DunrP0[91]

▲△▽▼
上佑はロシアから北朝鮮に密入国してサリンや自動小銃を買いさらに大量の麻薬を買って日本に秘かに持ちこんで(CIAの軍用機で横田基地へ運んだ)上九一色村のサティアンに保管したオウムの兵站係です。
松本サリン事件も地下鉄サリン事件も全て北朝鮮製作のサリンが使われた。
よって上九一色村でサリンは作っていない。強制捜査でサティアンのどこにもサリン製造プラントは見つかっていないのがその証拠です。
北朝鮮はロシア軍の高性能自動小銃をライセンス生産しているのでサティアンで見つかったロシア自動小銃は北朝鮮製です。サリンも北朝鮮製。
オウムは創価学会を真似て宗教法人となった。池田大作は有名な南米の麻薬王です。池田大作の生まれ故郷は韓国です。たくさんの創価学会会員が司法公務員になっていますが、麻薬密売組織の正体を日本司法から隠すためです。
オウムは最初麻薬にタッチできなかった。そこで北朝鮮の麻薬を扱う宗教法人統一教会と魚心水心で協調し、北朝鮮麻薬の日本国内販売店特約の如きものをイスラエルモサドの指揮下の統一教会と結んで、麻薬の輸入密売を始めたのである。ちなみに創価学会は韓国CIAと日本のCIAと結託して南米の麻薬を日本国内で密売する元締めとなっていた。CIAはイスラエルモサドの部下であるから、モサドが北朝鮮麻薬の密売を日本国内でオウムを使って始めたときCIAは横田基地の米軍機を使ってオウムの密輸入を全てサポートしたのである。
村井はこの秘密を知っていたので口封じにヤクザに刺殺された。

この村井刺殺は、オウム事件ののちに創価学会公務員の国庫公金詐欺を【日本病】として国会で告発しようとした石井紘基衆院議員が国会質問当日朝に同じヤクザ組織の鉄砲玉に刺殺されたのと同じ、イスラエルモサドNHKの命令である。

これは絶対に歴史の表面に出てこないよう全力でNHKが隠す真の日本戦後政治史のごく一部だが、一事が万事の言葉通り一部を知れば全てを知ることが日本人の親からもらった推理力でできるのである。
この真実が世に出ることが未来永劫無いように、オウム死刑囚を一気に全員死刑執行した。これもイスラエルモサドの命令なのである。
一神教政教一致カルト戦争偏執狂フリーメーソン悪魔王は日本に来てNHKの皮を被って日本国民日本人を戦後ずっと騙し続けているのである。
NHKを東大慶応大もろとも解体廃棄せよ。
これが一神教カルト政教一致フリーメーソン戦争偏執狂悪魔王独裁政府泥棒官僚天国「日本病」を治す特効薬の処方箋である。

ニューヨーク・タイムズが安倍晋三首相の風刺画を掲載!完全に蚊帳の外扱い・・・
https://johosokuhou.com/2018/04/30/4118/
2018.04.30 21:00 情報速報ドットコム



アメリカの大手メディア「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された風刺画が話題になっています。この風刺画は南北首脳会談後の日本の対応を風刺した内容で、南北朝鮮が車に乗ってハネムーンを楽しんでいる中、状況を理解できずに引きずられている安倍晋三首相(日本)が描かれていました。

安倍首相の手には「SLOW」と書いてある看板も見られ、日本が完全に蚊帳の外どころか、それ以下のハネムーンで引きずられている缶と同列の扱いになっている感じです。

海外メディアの報道を見てみると、南北首脳会談で日本が蚊帳の外扱いとなっている感じで、ニューヨーク・タイムズ以外も大体はこんな論調になっています。


ニューヨーク・タイムズ 南北朝鮮と安倍晋三首相
https://mobile.nytimes.com/2018/04/29/opinion/contributors/north-south-korea-nuclear-japan.html


横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」36

危険だらけのオスプレイ横田基地配備を止めようとしない小池百合子都知事、 やはり“都民ファースト”は大嘘だった!

2018.04.28 Litera

http://lite-ra.com/i/2018/04/post-3981-entry.html

横田基地に今夏配備されることになった米空軍輸送機のオスプレイ。抗議行動もおこなわれるなか、しかし首長である小池百合子都知事はその賛否を未だ明確にしてはいない。

そんな小池百合子都知事が二階俊博幹事長や小泉純一郎元首相ら自民党重鎮と会食をした2日後の4月20日、都庁の記者会見に向かった。

2017年9月29日、希望の党合流で一部民主党議員に対する「排除」発言を引き出した筆者だが、以降、記者会見で手を上げても一度だけしか当てられず、この日も最初から手を上げ続けたが、指名されなかった。仕方がないので会見終了が宣言された瞬間、「二階幹事長に日米地位協定改定を求めなかったのか。オスプレイから都民を守るには不可欠ではないか」と声を張り上げた。

しかし小池知事は、一言も発しないまま会見場から立ち去った。この日の知事会見では、幹事社の共同通信も指名された複数の記者も誰もこの会合について質問しなかったので、「政権『人心一新の時』=小泉元首相、小池都知事ら会談」(4月19日の時事ドットコムニュース)などと報じられた会談内容は一切明らかになることはなかった。

2週間前の6日の都知事会見でも、小池氏は全く同じ対応をした。この日も指されなかった私は、「知事、日米地位協定についてどうお考えですか。オスプレイの危険な飛行は沖縄の現実からすると止まりませんよ」と会見終了直後に聞いたのだが、全くの無回答だった。

指名なしでも質問を繰り返したのは、事故頻発で「未亡人製造機」の異名がついたオスプレイの横田基地配備への都の対応が不十分と思ったからだ。小池知事は6日の会見で「国に対して十分な説明責任を果たすことと安全対策の徹底や環境への配慮などを要請している」「国に必要なことを申し入れる」と答えた。

しかし「国への要請・申し入れ」だけではオスプレイの危険飛行から都民を守れないのは、沖縄の現実に目を向ければ、すぐに分かることだ。沖縄の地元紙記者はこう話す。

「オスプレイはプロペラ機とヘリの機能を併せ持ちますが、危険なのはヘリモード。そこで『米軍基地周辺の市街地上空ではプロペラ機モード、基地内に入ってからヘリモードにする。ヘリモードでは市街地上空を飛ばないようにする』という約束を日米で交わしている。しかし実際は市街地上空をヘリモードで飛んでいるのを多数目撃されています。住民が抗議をしても政府は『確認していません。米国はやっていないと言っています』と約束違反を調べようともしない。『違反したら一定期間運行禁止にする』という実効性のある罰則規定を盛り込んだ『日米地位協定改定』にまで踏込まない限り、危険な飛行は止まりません」

小池知事は「都民ファースト」を掲げて都知事選や都議選で圧勝したが、その言葉通り、都民の安全を第一に考えているのなら、オスプレイは絶対に止める必要がある。そして、そのためには、日米地位協定改定を安倍政権に求めるべきなのだ。

「国際報道番組『ワールドビジネスサテライト』の元キャスターの経歴が泣く。イタリアやドイツの地位協定改正を知らないほど海外事情に疎いのか」という疑問も沸いてきた。先の沖縄の記者はこう続けた。

「ドイツは1959年に北大西洋条約機構(NATO)と結んだ協定をその後に改定し、低空飛行禁止を定める国内の航空法が米軍機にも適用できるようにした。イタリアでも1988年に低空飛行訓練中の米軍機がロープーウェイのケーブルを切断、ゴンドラが墜落して乗客20名が死亡する事故を機にアルプス地方の最低飛行高度を150mから600mに引き上げた。習慣になっている昼寝の時間には、米軍機の飛行が許されないことにもなった。

また米軍は通常、墜落の危険性や騒音などによる住民への悪影響を考慮、基地周辺の土地利用を禁止する『クリアゾーン』を設けている。ドイツやイタリアの米軍航空基地にも適用されているが、沖縄の普天間基地ではクリアゾーンに約800世帯が暮らす実態がある。諸外国では自国の航空法を米軍にも適用する例が多いのに日本は『日米地位協定』という米国との約束事を何よりも重視、歴然とした差があるのです。先進国の首都上空を、自国の航空法が適用されない外国の軍用機が飛ぶのは国際常識からすると考えられないこと。他国と日本で決定的に違うのは安倍政権が今でも続く占領国状態を黙認していることなのです。

横田基地の上空はアメリカが管制権を持っています。日本の民間機は飛べないのです。西日本からの飛行機も千葉を経由して飛んでくる。石原慎太郎・元都知事は一時期、横田基地の管制の見直しを求めると言いましたが、途中から言わなくなりました。小池知事も都知事選で同じ主張をしたが、具体的行動を開始したという記事は読んだことはない。横田基地の管制を日本に渡して民間機が飛べるようにしたら、東京と大阪間の航空便が30分早くなるのですが」

「トランプ大統領の忠実な従属的助手(Trump's loyal
sidekick)」とワシントンポストに酷評された安倍首相は「戦後レジーム脱却」を掲げたが、日本を未だに占領国扱いする不平等な日米地位協定を見直そうとしていない。そんな米国の言いなりの安倍首相に足並みをそろえているのが小池知事なのだ。

「都民ファースト」は看板倒れで「米国ファースト」の安倍首相に追随しているだけ。そう言われても仕方がないのだ。

(横田 一)



民主主義も官僚機構も すべてを破壊したアベ政治の大罪

2018年3月6日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224518

もはや「問題」なんて生易しい言葉じゃ収まらなくなってきた。森友問題をめぐる財務省の決裁文書改ざん疑惑。事実であれば、日本の憲政史に残る大事件に発展するのは間違いない。「記憶にない」「記録もない」「書類は廃棄した」とゴマカシ続けた揚げ句、国民の代表者である国会議員に辛うじて示された公文書が改ざんされていた疑いが極めて濃厚なのだ。

これが許されるのであれば、法治国家じゃない。早くから森友問題の取材、報道を続けてきた「日本会議の研究」の著者・菅野完氏は本紙に〈決裁文書改ざんが事実だとすれば、敗戦直後にあらゆる役所が公文書を焼却した証拠隠滅と全く同じ。日本の近代官僚制度も議会制民主主義も完全に腐敗してしまったということ〉と言っていたが、国権の最高機関である国会をないがしろにしたのも同然で、まさに議会制民主主義の破壊につながる暴挙だろう。

「6日調査の方針、留意点などの調査の状況について報告させることになった」

5日の参院予算委の集中審議で、決裁文書改ざん疑惑を追及された麻生財務相は相変わらずノラリクラリだったが、改ざんを正当化する屁理屈作りのための時間稼ぎだとすれば愚の骨頂だ。

麻生はまた、大阪地検特捜部が捜査中であることを示唆しつつ「捜査が終わってきちんとして(から)でないと、個別の調査がなかなかしにくい」と言い、詳しい説明は捜査に影響を与えかねない――みたいな口ぶりだったが、バカも休み休み言ってほしい。

国会質疑と刑事捜査は目的も手続きも全く違うし、刑事捜査中の案件について国会質疑を禁止する根拠法も存在しない。憲法63条は〈内閣総理大臣その他の国務大臣は、議院で答弁又は説明のため出席を求められたときは出席しなければならない〉とあり、過去の政府答弁では、国会法第74条に触れつつ〈(閣僚らは)誠実に答弁すべきもの〉とある。つまり、麻生は国会で誠実に答える義務があり、刑事告発をこれ幸いとばかりに利用して答弁拒否を続けるなんて言語道断なのだ。

■公文書改ざんは官僚の士気低下の表れ

それにしても、超難関の国家公務員Ⅰ種試験(総合職)を突破した財務官僚が公文書改ざんに手を染めていたとすれば驚愕だ。

財務省では「資料をまとめる過程で多少削るなどした部分はあるが、改ざんには当たらない」との声が出ているらしいが、「多少削る」行為を改ざんというのだ。“キング・オブ霞が関”と呼ばれる財務官僚が、気でも狂ったのかと思ったら、財務省以外の省庁も今や凋落の一途だ。

裁量労働制の適用拡大をめぐる厚労省のデータ捏造問題では、素人でも分かるインチキ数字が次々と見つかった上、厚労相が国会答弁で「ない」と否定していた調査原票が入った段ボール箱が30以上も発見される始末。加計学園の岡山理科大獣医学部の新設認可で迷走した文科省、南スーダンPKO(国連平和維持活動)派遣部隊の「日報」隠蔽が発覚した防衛省……。世界に冠たる存在だった日本の官僚機構の姿は見る影もない。元文科省審議官の寺脇研氏(京都造形芸術大教授)がこう言う。

「どの省庁でも、ふつうは係長、課長、局長の段階で政策立案にかかわる資料の不自然な点はすぐに見つかる。それが見過ごされているというのは現場の職員がいかに政権の意向で動いていて、士気低下が著しいのかということ。財務省の改ざん疑惑はそれが限界に来ている表れだと思います」



いったん決めたら、世論批判も国会審議も一切無視の安倍政権

「石が流れて木の葉が沈む」。優秀な官僚機構がならず者の非常識集団に様変わりした理由は分かっている。安倍政権が2014年5月に官邸直轄の内閣人事局を設置し、各省庁幹部の人事を握ったからだ。

それまでは各省庁が責任とプライドを持って政策の中身を吟味してきた。しかし、安倍政権では「岩盤規制を崩す」「規制改革」の名の下、安倍と近しい“アベ友”で固められた官邸主導の有識者会議が政策の大枠を決めて閣議決定後に各省庁に丸投げ。官邸の“下請け機関”に成り下がった各省庁は、政策が過去の政府方針と相いれなくても、不備が見つかっても、見て見ぬフリをするか、厚労省のようにインチキデータで取り繕うしか選択肢はなくなった。

「おかしい」と正論を言おうものなら、官邸にキバをむいたと判断され、前川喜平前文科次官のようにマスコミに私生活までリークされてパージ(追放)だ。モリカケ問題では、安倍政権に対する霞が関官僚の「忖度」という言葉が話題を集めたが、ナチスさながらの異様な暴力政治、絶対服従の独裁手法がすべての元凶。改ざん疑惑で削除されていたのが「特例的な扱い」「価格の提示」など、安倍の関与をうかがわせる文言だったのが証左だ。

そもそも、この5年を振り返ると、安倍政権が破壊したのは官僚機構だけじゃない。特定秘密保護法の強行成立から始まり、歴代の自民党政権ですら「憲法違反」としてきた集団的自衛権の行使容認を強引に閣議決定し、多くの憲法学者や国民の反対を押し切って戦争法を強行成立させた。南スーダンPKO派遣部隊への「駆け付け警護」を付与し、北朝鮮情勢を理由に「米艦防護」などの任務を実行。武器輸出を全面的に認める「防衛装備移転三原則」を閣議決定したほか、委員会審議を途中で打ち切る「中間報告」という禁じ手で現代の治安維持法と呼ばれる共謀罪も成立させた。とにかく、いったん決めたら世論批判も国会審議も一切無視。立憲主義なんてクソ食らえと言わんばかりに押し通してきたのだ。これほどの暴君、極悪政治家は世界でも数えるぐらいだろう。

安倍暴走を止めるために国民も官僚も決起するべき

何の恥じらいもなく自分の名前を付けた「アベノミクス」というデタラメ政策でも市場経済は瓦解寸前だ。安倍政権は黒田日銀の尻を叩き、物価上昇率「2年で2%」を掲げて「異次元緩和」と称した大規模金融緩和を実施。年間80兆円をメドに国債の“爆買い”や、年間6兆円規模のETF(上場投資信託)購入を続けてきたが、「2%」は5年経っても一度も達成されていない。「物価が上がれば賃金が上がる」とも言っていたが、実質賃金は第2次安倍政権誕生前の年間391万円から377万円と14万円も減っているのだ。

「アベノミクス」の失敗を糊塗するため、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も“動員”して官製相場で株高を演出してきたが、ここにきて米国の利上げや、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限方針で株価は大暴落だ。元日銀金融研究所長の翁邦雄・法大客員教授は本紙に〈(今や)政府は財政規律を失い、銀行は経営を圧迫され、株式市場や債券市場も日銀による買い支えで歪むなど、金融の不均衡は著しく増している〉と指摘していたが、これがまっとうな見方。安倍政権は議会制民主主義も官僚機構も立憲主義も市場経済も、戦後の日本が築き上げてきた近代国家の礎をすべて焦土化してしまったのだ。そして、それが如実に表れたのが厚労省のインチキデータ問題であり、極め付きが財務省の公文書改ざん疑惑なのだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏はこう言う。

この5年で安倍政権は一強という状況の下、強権的な手法で民主主義と経済をぶっ壊し、歪めてきた。結果、日本を戦争ができる国に変え、経済格差を広げました。この罪は極めて大きいと思います」

安倍暴政を止めるには、前川前文科次官のように公憤に決起する官僚の存在が必要だろう。良識ある国民もアベ政治を許さないという強い思いが必要だ。



②本気の倒閣へ舵 安倍首相vs朝日新聞が「最終戦争」突入へ

2018年3月6日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224459

覚悟のスクープ(右)は本気の倒閣運動なのか

「朝日新聞が政権転覆に舵を切った」――。

森友学園関連の決裁文書を財務省が改ざんした疑いについて朝日が1面トップで伝えた先週金曜(2日)、永田町では自民党議員からも冒頭のような声が上がった。

朝日の報道の通りなら、麻生財務相のクビどころか、内閣が吹っ飛ぶような国家犯罪だが、朝日は本気で安倍政権を倒しにいくつもりなのか。

「朝日の幹部が国会議員OBに会った際、こう言っていたそうです。『自分たちはそれなりにやってきたつもりだが、国会の委員会での安倍首相の名指し攻撃は度を越している。そこまでやるなら、こっちも腹を決めて勝負に出る。森友学園問題に関して隠し玉がある』と」(永田町関係者)

どうやら朝日は材料を集めていたようで、それはこの財務省の一件だけではないらしい。
平昌五輪期間中を避けて、一番効果的な記事化のタイミングを見極めていたところ、不適切データの問題で裁量労働制拡大の法案提出が断念に追い込まれた。そこで、弱り目にたたり目のこのタイミングで勝負を懸けたということでしょう。スクープは1発だけではなく、第4弾、第5弾まで用意しているそうです」(前出の永田町関係者)

■自らの説明責任は棚に上げて朝日攻撃

もともと朝日嫌いの安倍首相だが、年明け以降の朝日攻撃は確かに異様だ。

昨年5月、森友学園の籠池前理事長が小学校の設立趣意書に「安倍晋三記念小学校と書いたと証言した」と朝日が報じたが、設立趣意書の文言は「開成小学校」だった。安倍首相はこれに噛みつき、朝日攻撃を繰り返している。1月28日の衆院予算委で「(朝日は)籠池被告が言ったことをうのみにした」、31日の参院予算委でも「安倍政権を攻撃するためだったのか、朝日新聞は裏を取らずに事実かのように報道した」と猛批判。

それだけじゃない。自民党議員のフェイスブックに「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳」とコメントを書き込み、2月13日の衆院予算委では、30年前の朝日新聞カメラマンのサンゴ落書きや、13年前のNHK番組への自らの政治介入報道まで持ち出して口汚くケナした。

設立趣意書の件に関していえば、籠池前理事長は当初、小学校への寄付金の「払込取扱票」に「安倍晋三記念小学校」と書いていたし、財務省が開示した設立趣意書は校名の部分が黒塗りされていたのだから、朝日の記事は決して誤報とはいえない。それなのに、自らの説明責任は棚に上げて朝日攻撃。政治評論家の本澤二郎氏が「最高権力者が国会で特定メディアを激しく批判するのは、言論弾圧にも等しい破廉恥な行為」と言っていたが、まさに常軌を逸している。

朝日は4日の朝刊1面で、裁量労働制の違法適用で当局から指導された野村不動産の社員が過労自殺していたことをスッパ抜いた。これも“倒閣”の一環なのだろう。働き方改革への野党の批判が勢いづき、「スーパー裁量労働制」と呼ばれる「高度プロフェッショナル制度」の創設も怪しくなってきた。 焦点は、決算文書改ざん疑惑について財務省がどう説明するのかだ。

自民党内では「朝日は過去に、福島原発事故の吉田調書の件などでチョンボをしている」と誤報に期待をかける向きもあるが、もし誤報なら、逆に朝日の社長のクビが飛ぶ。安倍首相か朝日か、どちらが倒れるか――。いよいよ最終戦争に突入した。




歴史的犯罪“公文書偽造”で安倍政権が“朝日の情報源”ツブシに動き始めた!
安倍首相が元財務次官、内調トップと密談

2018.03.05 Litera

http://lite-ra.com/2018/03/post-3843.html

財務省が森友学園との取引に絡んだ決裁文書を改ざんしていた──朝日新聞が先週金曜日にスクープした疑惑について、財務省は調査結果を6日までに報告するとしていたが、きょうになって麻生太郎財務相は調査の結果ではなく「方針や留意点などの調査の状況」の報告になると発言。「捜査が終わらないと個別な調査がなかなかしにくい」と言い、本サイトの予想どおり、文書の開示を拒否する予防線を張りはじめた。

そして、こちらも案の定と言うべきか、安倍首相の子飼い議員のあいだからはいつもの「朝日バッシング」が起こっている。

たとえば、衆院予算委員会の筆頭理事でもある菅原一秀議員は、自身のブログで朝日の報道を取り上げ、〈その文書のコピーがあるのか?どこから入手したのか?〉〈朝日新聞もきちんと裏付けを公表すべきだ〉と言及。さらに、モリカケ問題で安倍首相とともに朝日バッシングを繰り広げてきた自民党広報副本部長の和田政宗議員も〈複数の関係者の証言以外の客観的証拠はあるのか?〉と責め立てている。

こいつらの頭のなかはいったいどうなっているのか。そもそも、この問題はすでに「事実か否か」というようなレベルの話ではない。事実であることは確定的なのだ。

なぜなら、麻生太郎財務相も財務省の太田充理財局長も、改ざんを否定できず、「捜査に影響を与えるか予見しがたく、答弁は差し控える」としか言えなかったからだ。

また、きょうの予算委員会でも「(改ざんの有無を)なぜすぐに答えられないのか」という質問に、太田理財局長は「さまざまな方面とも調整している」という、苦しい答弁に終始した。

財務省内部の文書の有無なんて数時間もあれば調査ができる。文書が一つしかなく、改ざんがなかったら、すぐさま「ない」と否定して鬼の首をとったように「朝日の捏造だ」と喚きたてるだろう。それさえできないということは、改ざんした事実を知っているから何も言えないということを示している。

現に、朝日がスクープした翌日3日には、毎日新聞が朝刊で首相官邸幹部が「少し言葉を書き換えた程度の話だ。大したことはない」とコメント。これは官邸も文書の改ざんを認めているようなもので、早くも「程度」の問題にすり替えようとしているのだ。

安倍首相が内調トップ・北村滋、当時の財務次官・田中一穂と密談した中身

そしてもうひとつ、安倍政権と財務省が推し進めているのが、今回の“文書改ざん”の責任をすべて近畿財務局に押し付けて、トカゲの尻尾切りで終わらせてしまう作戦だ。

きょうの参院予算委員会で、改ざんされた後の文書には近畿財務局管財部次長の決裁印が押されていたことが明らかにされたが、そもそもこの文書は森友問題が厳しく追及されていた昨年2月、国会に提出されたもので、財務省幹部や政権幹部の指示がないというのはありえない。改ざんを指示したのはどう考えても財務省幹部、官邸幹部だ。

ところが、安倍政権は決裁印が近畿財務局だったことを前面に出して「近畿財務局が勝手にやった」として押し切るつもりなのである。

ただし、そのためには、決裁印を押した当事者と朝日の情報源の口を封じる必要がある。朝日新聞の情報源は、本格捜査の世論づくりを狙う検察と、トカゲの尻尾切りにされそうになって怒った近畿財務局職員の告発というのが有力視されているが、もし近畿財務局内に情報源がいて「本省や官邸から指示を受けた」という実名証言、もしくは匿名でも指示ルートの具体的証言があれば、それこそ財務省と官邸側は言い逃れできなくなる。

だから、官邸は週末から、朝日が物証を持っているのか、情報源が検察なのか内部告発なのか、次にどういう動きに出ようとしているのか、情報を掴むのに必死になっている。

事実、安倍首相は朝日がスクープを飛ばした2日、参院予算委員会が終わるや否や官邸で内閣情報調査室のトップである「官邸のアイヒマン」こと北村滋内閣情報官と面談。その後、いくつかの予定をこなしたあと、有楽町のフランス料理店「アピシウス」に向かうと、再び北村内閣情報官と、日本政策金融公庫の田中一穂総裁らと会食している。この田中総裁は、第一次政権で安倍首相の秘書官を務めていただけでなく、2016年6月まで財務省官僚トップである事務次官を務めていた人物。つまり、森友学園への土地売却が決定した際の事務方の最高責任者だ。

また、北村内閣情報官といえば、前川喜平・前文部科学事務次官の“出会い系バー通い”調査や、準強姦罪もみ消し疑惑報道では山口敬之氏が泣きついた相手とみられているように、政権批判に対するカウンター情報や政敵のスキャンダルを流してきた安倍首相の片腕。そして、もとの決裁文書の最高責任者も顔を揃える──。この面談の目的が改ざん疑惑への対応であることはあきらかだろう。

「おそらく、決裁印を押した近畿財務局管財部次長に因果を含め、朝日への告発者を特定して、口をふさぐ作戦を話し合っていたんでしょう」(全国紙政治部記者)

朝日は証拠を小出しにする作戦か…自民党の卑劣な報道圧力

一方の朝日はいまのところ、物証も新たな証言も出していないが、情報を小出しにする作戦ではないかと言われている。実際、加計学園問題の「総理のご意向」文書を報じたときは、当初、日時や出席者の入っていない文書を報道し、菅義偉官房長官に「怪文書」と反論させてから、文書の全容を突きつけた。今回も同じように、政権側に否定させておいて、決定的な証拠や証言を出すつもりではないかというのだ。

だが、ここではっきりさせておかなくてはならないのは、朝日がこれ以上の物証を出さなくても、告発者に実名証言をさせられなくても、それは朝日の報道が誤報ということではまったくないし、安倍政権と財務省がシロになることも一切ない、ということだ。

前述のように、文書の改ざんがあったことは、記事や財務省、麻生財務相の対応を見れば明らかだ。しかし、だからといって、捜査権限をもたないマスコミが、省庁内の内部文書の写しを入手しているとはかぎらない。仮に入手していたとしても、「外には出さない」という条件を付けられている可能性もある。いくら義憤にかられたとしても、官僚が秘匿された公文書を持ち出すという、リスクの高い行為を犯すことはめったにない。

これは、実名証言も同様だ。実際、大阪高等検察庁公安部長だった三井環氏が検察の裏金問題を告発したときには、テレビ番組の収録日に別件で逮捕されるということも起こっている。義憤のために不正の告発はあっても、そんなリスクを犯してまで、物証を提供し内部告発をしようという人物は、そうそういない。

もし「物証」や「実名証言」がなければ、権力の不正が報道できないのであれば、メディアは権力の監視なんてまったくできなくなってしまう。

民主主義国家ではむしろ、権力や企業の不正報道について関係者の匿名証言や間接証拠だけでも十分報道する必要があり、逆に、疑惑をかけられた政府こそ、それが黒なのか白なのか、徹底調査をおこなう責任がある。挙証責任はマスコミではなく、政府にあるというのが常識なのだ。その責任も果たさずに「物証を出せ」と与党の国会議員ががなり立てることは、話のすり替えどころか、報道圧力以外の何物でもない。

公文書改ざんは民主主義の根幹を揺るがす、戦後初めての重大な国家犯罪

そして、これがもっとも重要なことだが、今回の疑惑は、政府が都合のいいように決済印の押された文書を書き換えていた、公文書の偽造あるいは変造という犯罪であるということだ。しかも、有印公文書偽造あるいは有印公文書変造というのは、いずれも私文書偽造などとは違って、懲役1年以上10年以下の重い罰則がもうけられている重大犯罪なのだ。

ところが、このような重大かつ深刻な国家犯罪の疑惑が浮上し、政府も事実を否定しないという状況にもあるというのに、マスコミは大きく報道しない。ネット上でも「また森友か」という空気が流れている。

たしかに、世間は森友問題に飽きているのだろう。だが、正しくは「飽きさせられた」というべきだ。昭恵夫人の関与の発覚、籠池泰典理事長の数々の証言、音声データの発見、憲法に規定された独立機関である会計検査院の指摘……数々の事実が浮かび上がり、国有地売買の不当な取引の実態があかるみになっても、そのたびに安倍首相をはじめ関係者たちは一辺倒の答弁で逃げ、話をすり替え、国会も開かず、昭恵夫人や佐川前理財局長の招致も拒否し、事実を突きつけられても絶対に責任を認めなかった。それを繰り返すことで、安倍首相は社会のなかに「この問題はもう進展しない」「この話題は飽き飽きだ」という空気をつくり出してみせたのだ。

しかし、今回の公文書改ざん疑惑は、この1年間追及がおこなわれてきた問題とは、もはや次元が違う。もちろん、政治の私物化によって行政が歪められたという問題も根深いが、今回は、そうした不正の証拠を国民に知られないよう事実を書き換えてしまう、民主主義の根幹にかかわるものだからだ。刑事告発を受けるような案件で省庁が公文書を改ざんしていたという事件は過去に類がなく、戦後史上初めての重大な国家犯罪であることは間違いない。

もちろん、前述したように、政府はなんとか責任逃れをしようと躍起になり、きょうの参院予算委でも暗に近畿財務局に責任を押し付けようとしたが、こんな犯罪的改ざんを近畿財務局だけでおこなうとは到底考えられない。しかも、繰り返すが、この改ざんが財務省、官邸主導でおこなわれた可能性は高いのだ。実際、きょうは野党議員たちが近畿財務局を訪れて説明を求めたが、近畿財務局の職員は「本省の許可がなければ何もできない」と答えたという。その本省とて、“昭恵夫人案件”のこの問題で、官邸の指示もなく勝手に暴走することはあり得ない。

つまり、政府や官邸の主導でどんな事実も書き換えられるということがまかり通れば、なんでも政府の思うどおりに物事を進めていくことが可能になる。これでは北朝鮮と変わらない独裁国家であり、法の支配が機能しない無法国家と同じだ。

これから安倍首相は、御用メディアや自分の応援団を動員して、改ざんを「大した話ではない」「近畿財務局の暴走」などと責任転嫁しながら、その一方で朝日新聞に対して「物証を出せ」と叫び、バッシングを加速させることで問題の本質を有耶無耶にしようとするだろう。そして、国民は国民で「いつまで森友をやるんだか」と思うかもしれない。だが、再度言いたい。今回の疑惑は、政治の私物化や官僚の忖度といった問題をはるかに飛び越えた、国を揺るがす重大犯罪事件だ。これを「森友は飽き飽き」と言って看過してお墨付きを与えれば、民主主義国家としての一線を踏み外し、本格的に「権力の不正を不正だと糾弾することのできない国家」「国民が権力の奴隷としていいなりにさせられる国家」になってしまうだろう。

(編集部)



「鈍感すぎる。浮世離れしているんじゃないですか」――13日の衆院予算委で、立憲民主の長妻昭議員が声を荒らげた。佐川宣寿国税庁長官をめぐる麻生太郎財務相の国民をナメ切った答弁のことだ。昨秋から立て続けに財務省から記録が見つかり、佐川長官のウソ答弁がハッキリしても、安倍政権は「適材適所」だとしてかばい続けている。16日には確定申告が始まる。麻生大臣の“浮世離れ”答弁が納税者の怒りの火に油を注いだのは間違いない。

■「2.16納税者一揆」全国に拡大

 長妻氏は「今でも適材適所だと思っているか」と質問。麻生大臣は「国税庁長官としては適任だと判断したもので、事実、国税庁長官としての職務を適切に行っている」と言ってのけた。

 さらに、確定申告間近の徴税業務については「現場において、今までのところ例年と比較して特段の支障が生じているわけではない」「そういうこと(納税者の反発による苦情)は起きることは十分にあり得るかと思っておかなきゃいかん」と答弁。当事者意識も責任も全く感じていないようで、まるで「支障を起こしてみろ」と言わんばかりである。長妻氏は「もう起きてるんですよ」と呆れ、憤っていた。

 佐川長官罷免を求める署名は2万筆を超えた。確定申告本番はこれからだが、税務署には苦情の電話が鳴るほか、早期申告者の書類に“抗議メモ”が付されていることもあるという。

 16日に予定されている「納税者一揆」は、霞が関の国税庁や財務省を包囲するデモだが、たちまち「我も我も」と全国に広がっている。森友疑惑を最初に取り上げた木村真豊中市議も、東京のデモに呼応し、関西でデモを行うことにした。

 木村市議が言う。

「私が把握しているだけで、札幌、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡、今治、金沢で行われます。他に、数人やひとりで近くの税務署で抗議行動をするとの連絡もあります。こんな経験は初めてですが、どこで、どれくらいの人が抗議行動に参加するのか、当日にならないと分からない状況です。平日の昼間なので残念ながら行けないという声も多い。税という身近な問題な上、麻生財務相はじめ安倍政権の対応があまりにひどい。国民はカチンときているのです」

 麻生大臣は財務相としての通算の在任期間が12日で1875日となり、戦後最長となった。おごり高ぶりが毎度のナメた答弁になっているのだろう。佐川長官と一緒に麻生大臣も辞めさせた方がいい。

  1. ガイウス[9] g0uDQ4NFg1g 2018年2月15日 12:40:40 : 5I5HTlUQ4I : 7u_QMo1DmJs[3]

▲△▽▼
私は一揆しないが、代わりに籠池夫妻の人権蹂躙長期拘留を国連人権理事会に告発する。その文書は個人・団体でも提出可能。窓口は東京都渋谷区神宮前国連大学本部ビル8階(国連広報センター)。なお最低限、英訳文ですからソレが堪能な友人知人と共同作業と成る。せめて国連には日本国民の意地と民度を知らしめましょう。ここでガス抜きだけしていても1ミクロンも事態は改善しないのも明確。

  1. 2018年2月15日 12:41:03 : hw4dfvgQmI : N5nwmr6klso[1]

▲△▽▼
国民向けに就任あいさつ発表
出来ない国家公務員は政権にとって
適材なのだろう。
納税資料を出さなくとも申告を受け付ける国税庁長官は
与党議員にとっては、さも
適材と見えるのだろう。
しかし資料を出さないと申告出来ない野党議員と
絶対多数の国民には、政権議員と優遇するヤカラを
税金で養う気持が毛頭ないのも事実。

  1. 2018年2月15日 14:52:11 : DKLxxW361o : C8pnOvXTKlI[10]

▲△▽▼
麻生太郎は財務大臣として不適格者である事が明らかとなる。
麻生太郎の佐川氏に対する評価は「経歴」を基準にしている。
問題になっているのは経歴ではなく、国会での「虚偽答弁」である。
記録が無い、記憶が無い事態が問題であり、会計検査院が適切な検査不能に陥った原因が、本来、保存しておかなければならない資料を破棄した事にある。
愚かな人物である麻生太郎は国会議員を辞任せよ。
麻生太郎は下僕の分際で態度がでかいが「勘違いしているのであろう」。
大臣たるもの国民から「尊敬されなければ」ならない。



  1. 2018年2月15日 18:18:27 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[333]

▲△▽▼

さすが、ヤクザの「パシリ大臣」。にらみつける目は「ヤクザそのもの」

  1. 2018年2月15日 21:20:51 : 9PLZrV5slA : xYQxG5BOXMU[37]

▲△▽▼
目を剥いた 疑惑の火の粉 降りかかり

  1. スポンのポン[9044] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年2月16日 09:28:17 : XN8Mta8rpU : hLJQ36CPSwQ[291]

▲△▽▼
 
 
■この国のすべての元凶は
 自民党を支持するバカにある。
 
 

  1. スポンのポン[9045] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年2月16日 09:37:04 : XN8Mta8rpU : hLJQ36CPSwQ[292]

▲△▽▼
 
 
■「もちろん私は国民を舐めています。」
 マスコミの陰謀に乗せられて
 何も悪くなかった民主党政権をたった3年3ヶ月で潰して
 公約なんか守ったこともなく
 原発事故も消費税値上げもすべての原因を作った自民党に
 政権を戻したこの国の国民がバカじゃないとでも言うんですか。
                      麻生太郎
 自公政権を支持する国民が悪いのか。私は、一概に言えないと思います。真実を報道しない騙すゴミと今日珍しく中日新聞に以下の記事のように不正選挙を載せているように不正選挙が決定的な原因だと思います。

「不正選挙だというなら証拠を見せろ!」の大合唱が行われているようだが、そもそも公正に選挙が行われた証拠とは、投票済みの票である。だからこそ票の保管が義務付けられている。
そして裁判所は不正選挙訴訟で再開票・票の検査を命じない。
これは脱税に喩えれば、脱税を疑われた者が帳簿を見せることを拒否し「帳簿を見せて欲しければ脱税の証拠を出せ!」と言い張ってるのと同じような状況だ。(そして証拠を要求する者の悪口をわめきたてれば何とかなると思っている)
公正を担保するための証拠が保管されているはずなのに、不正が疑われてもその証拠を提示できないのなら、不正はあったのだ。そう考えるほかあるまい。
不正選挙側はとっくに論理的に言い逃れができないほど追い詰められていて、その状況のまま延々と延命している。アベのモリカケ疑惑と同じような感じだ。裁かれないのは、単に権力の問題に過ぎない。
そして属国日本において、アメリカを上回る権力など存在しない。

不正選挙を訴える人の本性が暴露されただと? 反論ではなく、なぜ、人格攻撃してくるのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d48f5c24a5590d442290081d9115d0ab
2018年02月12日 のんきに介護


不正選挙を企む人間が相手なら

「一票の重みや大切さを蔑ろにしている」

として批判すればいいでしょう。

誰にしろ、

不正選挙を疑うのは、

民主主義に敵対する人間の邪な意志を

感じるがためでしょう。

現に、僕が

「不正選挙」の可能性を指摘する一方で、

誰を選ぶべきか

選挙前の情報発信に積極的なのは一票の重みを大切にすればこそです。

投票日は、

当然、朝一番に投票所に向かいます。

さて、そんなになぜ、選挙に熱心なのか――。

投票に行って不正選挙に敏感に反応したいからです。

つまり、選挙の手ごたえを

仮に「不正な選挙」という形であっても肌で感じたいからです。

もっとも、いくら選挙に行っても

選挙に不正があったのか、なかったのか証明はできません。

それでいいのです。

しかし、選挙の結果に異常があれば、

膚で分かるでしょ?

その気持ちを大切にしたいのです。

ツイッター等で

安倍批判を読み取り、メディアの情報を検証するのも

投票後のその感触を確かにしたいがためです。

投票後、

支持した人が敗れた場合、

選挙不正を信じない人より挫折感の度合いは、

少ないでしょう。

住民への失望感もほとんどありません。

しかし、だからと言って

敗因分析がいい加減になるということはありません。

この点については、

松井計さんが懸念されてます

(拙稿「松井計‏ さん / 「敗因を陰謀論に求めるようになってしまうと、…敗因のきちんとした分析ができない」」参照)。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/721a84ddb00f7ec944027958338d405f

しかし、杞憂です。

むしろ、不正選挙の計画が

どのような形でプログラミングされたか、

まるで犯罪そうなような冷静さで分析します。

彼らの

仕掛ける罠を前もって調べるためです。

しかし、さしあたっては、

国民のため誤りなく、意見を吸い上げられる人を

選良に選びたい。

そして選んだ限りは、

その一票が必ずカウントされるように監視したい。

然るに、

「ムサシ」使用で、

どうやって監視するのです?

すべては、

ブラックボックスの中で勝負が決するのです。

それが選挙不正の

温床ではないでしょうか。

その事実を共有すれば先進国並みに、

たとえば、イギリスのように

大事な国の命運を決するような選挙においては、

「ムサシ」など、

開票作業に当たってはコンピューターは使用しない

という賢明な選択をできるようになるでしょう。

日本が

手作業による開票ができないのは、

後進国だからです。

早くその事実に気づいて、

「ムサシ」とお別れできなければ、

永遠に

安倍のような売国奴が首相をやり続けるでしょう。


<追記>

この度、名護市市長選挙において

僕は、

ブログで何の情報発信もしませんでした。

それは、

不正選挙をやられるので、

情報を発信しても発信しなくても同じだ

と考えていたわけではありません。

むしろ、事実は、逆です。

沖縄の地にあって

「ムサシ」を使用しない関係で

不正選挙はあり得ないと考えていたからだです。

しかし、選挙後、

辺野古基地移転推進派の市長が勝ち、

改めて、

実は、沖縄でも例外的に

名護市は

開票作業に「ムサシ」を使う自治体だということを知ったのです。 

2019年2月12日昼下り 記

  1. 2018年2月13日 08:34:08 : FpRF0aiRIi : VEKqH@43fy8[1]

▲△▽▼
再開票をするならチェックすべきは「票数」ではなく「同一筆跡票」「印刷票」の有無だ。
ムサシムサシとムサシの計数機の不正を言い立てるヤツは攪乱屋。
不正選挙の時代と手口まとめ
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/582f3q/

  1. 2018年2月13日 12:23:52 : w7SikJBrCI : DM3x@Az4RSM[511]

▲△▽▼
16、
>さて、これでどうやって不正を働くのか……正直、私には思いつかなかった。誰か頭が良い人、やり方を教えてくれるとありがたい。
これで不正などしようがないと思えるのが不思議。
①手書き文字認識の精度って知ってる?しかもテラックなんたらというのは10年前から秒0.1秒以下で読取れると言っていた。これ、嘘だと思わない?ムサシ以外にそんな技術持っていた会社、研究所、この地球上にあった?
②そんな、地球上で最高のダントツ技術を持っていた会社が、実に北朝鮮の町工場でもやらないような、ヘボい電源回路設計を行っていた。電源回路と文字認識技術は別の技術だからと言って理解できる?大阪府議選挙の開票でムサシが相手の都合のよいように大量に故障しているのだが、裁判でタコ足配線だ、とか天井の蛍光灯の影響でOCRが狂ったなどアホな説明をしている。それに納得する裁判官もアホ。
https://ameblo.jp/huseisenkyo/image-12163148287-13654536365.html
これらはほんの一部だが、不正のうごかぬ証拠である。証拠でない、というなら10年前に「手書き日本語文字」の認識率が99.99%(これでも1万に一件ミス)の技術を持っていたという資料を出すべきだ。
森友加計もそうだが、何故証拠があるのに証拠を出せというのか?

  1. 2018年2月13日 14:57:41 : 8q3qeXT2cg : LR5ucA3lcb8[-2964]

▲△▽▼

期日前票が不正の温床であることは、仙波氏が講演で暴露し、マスコミでも報道され、裁判にもなっている事実です。また、ムサシが選挙管理委員会の関係者に接待攻勢をかけて不正を行っていること、期日前投票にもムサシ関係者が関与しているとの情報もあります。そして、元国家公安委員長の白川勝彦氏さえも「選挙監視団を組織せよ」と警鐘を鳴らしています。
この選挙は、不正が行われたとの視点で解明すべきでしょう。今回、名護市長選挙を含む沖縄の各選挙での「期日前投票率の推移」を調べ、不正に関与しているのはムサシ関係者のほか、選挙管理委員会の構成員(委員長、委員、役場の担当など)であるとの結論を得ました。
はじめに、下記のグラフをご覧ください。
>各選挙ごとの期日前投票率(不在者投票率)(%)の推移:https://imgur.com/a/l88gj
・リンク1 名護市役所:期日前・不在者投票比較(PDF:187kB)
・リンク2 那覇市:市長選挙
〇グラフから読み取れること・推測されること
1_名護市長選挙では、2002年に18.8%だった期日前投票率が、2018年には44・4%という異常に大きな値になっています。これは、投票日まで考えて投票するのではなく、我先に焦って投票していることを意味しています。しかもギネスに載るほどの高い値でしょう。
2_名護市議会議員選挙も同様に右肩上がりの高い値となっています。これは、異常に高い市長選挙の期日前投票率を偽装するためにでっち上げた数値であると見るべきでしょう。もし選管委員と関係が深い候補が上位で当選しているのであれば、強く不正を疑うべきでしょう。
3_名護市を含む沖縄の各選挙では、期日前票が2000年ごろから右肩上がりに、確実に増え続けています。期日前投票をすれば、自分が支持する候補の当選可能性が大きくなるのか? そのように有権者が投票を急ぐ事情が年ごとに増しているのか? しかも、衆参・知事・県議・那覇市長選挙までもが確実に増え続けています。この点について、合理的な説明がないのであれば、選挙関係者の不正を強く疑うべきでしょう。
4_このように異常な期日前投票を仕組むには、期日前投票の受付名簿と投票用紙を管理する立場にある者に限られるでしょう。それは、選管委員長・委員・担当の役場職員・ムサシ関係者などの一部の人間、もしくは全員です。
5_2014名護市長選挙では、「辺野古移転阻止を訴える現職の稲嶺進氏が19839票を得て、自民・公明推薦で移転推進派の末松文信氏の15684票を、4000票以上の大差で上回り、再選を果たした」とされます。しかし、34.66%もの異常に多い期日前票を改竄もせずに計票したと考えるのは早計でしょう。もしかすると、次の選挙で稲嶺候補を落とすための準備として票を操作し、末松候補を15684票として発表したのかもしれません。
6_併せて危惧されることは、2016年沖縄知事選挙における期日前投票率=29.38%及び、那覇市長選挙の28.06%という値です。仮に、上記の推測が事実であるとすれば、今年の知事選と那覇市長選挙では期日前投票率が40%程度に設定され、多くの不正票が混入される可能性が高いでしょう。
7_民主主義の根幹である選挙の不正を決して許すことはできません。従って、早急にやるべきことは、投票用紙と期日前票はどのように管理されていたのか、期日前票の保管体制は複数の人間の共同管理によって行われていたのか、間違いのない開票業務が実施されたのか、不正の入る余地をどのように防止してきたのか等を確認することでしょう。それらを検証・確認するためにも再開票・検票は、必須の要件でしょう。管理体制の検証・確認と再開票が強く求められます。
__________________________________________
>【拡散!】仙波敏郎氏が阿久根市の期日前投票で不正があったと講演会で爆弾発言!
http://etc8.blog.fc2.com/blog-entry-894.html
>高松選管の山地氏3人はムサシのスケープゴートか update10
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/takamatsu-scapegoat-yamaji-toshifumi
>大手新聞、テレビを見て信じている国民よ、現実はここまで選管は悪化、腐敗しているということだhttp://blogs.yahoo.co.jp/aruko26/39410488.html
ムサシによる選管委員の買収と接待は異常なほどで、選挙管理委員会もゴールドマンサックスのユダ金の手下となって不正選挙を行っている・・・
>白川勝彦~永田町徒然草~選挙監視団を組織せよ。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/?itemid=1657
>「正しい集計一つもなかった」仙台の選管不正 2015年04月02日 11時54分
https://blogs.yahoo.co.jp/aki_setura2003/32558743.html
>●仙台市長選挙は、ムサシは使わず 手作業
https://twitter.com/akichango/status/889107491623129088
>不正選挙の時代と手口まとめ (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/582f3q/%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%A8%E6%89%8B%E5%8F%A3%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

  1. 2018年2月13日 15:38:48 : 8q3qeXT2cg : LR5ucA3lcb8[-2963]

▲△▽▼

>>30の続き___名護市長選挙は、「期日前票改竄」の結果だと思う! ___
稲嶺票が減った例のグラフと開票作業の動画を見て _______
このグラフの元となった情報を発信したRBC琉球放送によれば、「単純ミス」だったとのこと。また「パソコンへの票数の打ち込み作業には立会人がいない」との情報があった。しかし動画を見ると開票作業に使われた機械は票を数えるだけのものであり、パソコンでの打ち込み作業も必要なく、立会人の確認後に両候補の票の束をそれぞれテーブルに並べていた。従ってこの選挙では、大阪市であったような「機械に突然の故障が発生し、その間にバックドアから開票結果が改竄する」という方法は使っていない。従って最後に残る疑惑は、44・4%もの異常な期日前票である。
>RBC琉球放送にもお電話して確認してみました。『ご指摘ありがとうございます。単純なミスでした』(やっぱりその件か、という少し慌てたような感じ)との事です。
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/530.html#c42
>【ノーカット動画】名護市長選、自公系の新顔当選確実 現職稲嶺氏を破る
https://youtu.be/tBy6a4nqyd8
繰り返すが、期日前票は不正の温床となっている。今回の選挙結果は「異常に多い期日前票」の結果にあり、ここで不正が行われた可能性が大きい。また公明党支持団体による住民票の異動があったかもしれないが、これは何とも言い難い。この選挙では、少なくとも「期日前票と投票用紙がどのように管理されていたのか」を究明する必要があるだろう。
例えば、
・ムサシ関係者は期日前投票にどのように関与していたのか、いなかったのか、
・期日前投票の名簿管理者・投票用紙・投票された票の管理・保管者は誰か、
・複数のカギで施錠し複数の人間によって不正の入り込む余地のない管理体制となっていたのか、
・対立する候補陣営から出ている複数の人間による共同管理となっていたのか、
・期日前投票者と選挙人名簿は合致しているのか、
・投票用紙は、どこに何枚発注したのか、
・予備の票はどのように保管して現在は何枚残っているのか、
・不正票の入り込む余地をどのように防止していたのか、
など、あらゆる不正の可能性をどのように防止してきたのかが問われなければならない。
前述した「RBC放送の<ミスによる開票経過のグラフ」と「パソコンの打ち込みには立会人がいない」という情報は、不正を仕組んだ側が意図的に流した可能性がある。多くの国民が注目するこの選挙で、RBCの記者がテーブル上の票束を数え間違う可能性は極めて低く、誤報は意図的であると見ている。その目的は、選挙で不正が行われていると疑う有権者への「陽動作戦」だろう。
仮に再開票を求める多くの支援者・有権者の声に応えて再開票を行った場合、例によって<選挙結果には影響のない>ほどの僅かな間違いが発見されるに過ぎないだろう。もしかすると、同じ筆跡の票が発見されるかもしれないが、それを不正であると断定することは難しい。従って、「わずかなミスはあったが、開票不正はなかった」と主張することができる。つまるところ「開票不正を否定するための疑似餌」であると見ている。
この選挙の核心は、「異常に多い期日前票」である。過去の国政選挙でも、「期日前票は多いが、投票率は低い」と報道され自民党の圧勝が捏造されてきた。期日前票が改竄され、当日票が意図的にネグられたと見ている。加えて東京・大阪などの都市部では、バックドアからの改竄だろう。>>27さんが繰り返し指摘しているように、安倍自公政権と背後集団は、あらゆる不正を使い分けているのだろう。期日前投票はブラックボックスになっている。ここでの不正を阻止しなければならない。
ちなみにトランプ大統領誕生の陰には、バックドアから票の改竄を行っているコンピュータ基地へ米軍特殊部隊が襲撃し、不正選挙を阻止したという。信じられないような話であるが、たぶんホントだろう。振り返れば、開票作業にずいぶん時間がかかっていた。そもそもトランプの支持率は85%以上で、不人気なヒラリーの支持率は10%程度だったとの情報がある。写真を見れば十分に納得できる。
>NYの陰謀論者(=真実追及者)が語る「魂の夜明けの時代」ってホント!?
https://ameblo.jp/makimed/entry-12257966124.html
・不正選挙プログラムを操作する中央コンピュ—タ室がコロラドにある事を知った米軍の特殊部隊が 選挙当日に乱入し銃撃戦 (操作中の職員たちを射殺) があったとの事です:
・事実、開票日前夜に、クリントン一家が「ヒラリークリントン大統領誕生」を祝うパーティを開いて大喜び(ぬか喜び?)していた模様が暴露されています:
https://www.youtube.com/watch?v=k1QzIIh6Sfc
>屋外競技場(?)のトランプ(数万人) VS 小さな集会所のヒラリー(100人?)
https://twitter.com/trump2016donald/status/646456684106391554

  1. 2018年2月13日 16:03:49 : zWG1r7eGUo : cnj6Yfyp1v4[18]

▲△▽▼
名護市長選挙を訴えるなら急がないと、提訴日限が迫ってるから。

不正選挙の一端が明るみに出た!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12350399213.html
2018-02-05 20:03:19NEW ! simatyan2のブログ

以前から一部でささやかれてはいたものの、物的証拠もなく表面的には問題もされなかった「不正選挙」。

それがローカルながら「不正選挙」の事実が明るみに出ました。

去年10月に滋賀県甲賀市で行われた衆議院選挙小選挙区の開票
作業でのことです。





去年10月、滋賀県甲賀市で行われた衆議院選挙の小選挙区の

開票作業で、投票総数と実際に数えた票数が食い違っていること
に気づいた市の選挙管理委員会の職員が、つじつまを合わせる
ために無効票の数を水増しして集計していたことが市への取材で
わかりました。

選挙結果に影響はないということですが報告を受けた滋賀県は詳細
がわかりしだい、国に報告するとしています。

問題が発覚したのは、去年10月に滋賀県甲賀市で行われた衆議院
選挙・滋賀4区の小選挙区の開票作業です。

市の選挙管理委員会によりますと、開票作業を行っていた複数の
職員が、投票総数よりも、実際に数えた票が数百票少ないことに
気づきましたが、その後、この数百票分を無効票に水増して、
つじつまを合わせて発表したということです。

今月2日、内部からの通報があり、市で調査した結果、関わった
複数の職員が水増しを認めたということで、市は、さらに詳しい
経緯の調査を進めることにしています。

選挙結果に影響はないということですが、市から報告を受けた県の
選挙管理委員会は、「票の調整をすること自体ありえないことだ。
詳しいことがわかりしだい国に報告したい」と話しています。

衆院選開票で無効票を水増し
動画→http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180205/5031071.html

これは大問題ですね。

〇投票総数と実際に数えた票数が食い違っている
ことも問題ですが、

〇気づいた市の選挙管理委員会の職員が、つじつまを合わせるため
 に無効票の数を水増しして集計したとは言語道断です。

〇選挙結果に影響はない
とサラッと書いてますが、影響があったかどうかなどわからない
はずです。

それより何より職員達が示し合わせれば何でもできるということ
が証明されたわけです。

役人たちが一丸となれば与党が負ける選挙を勝たせることも、野党を負けさせることも可能ということです。

上からの命令があれば役人たちは一丸となって動きますからね。

たぶん今回の件は氷山の一角だと思います。

安倍政権への忖度でしたのか、命令でしたのかわかりませんが、

とにかく、これで「不正選挙」を否定することはできなくなりました。


数百票足りず無効票水増し 昨年衆院選で甲賀市選管
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018020590231327.html
2018年2月6日 01時57分 中日新聞




 昨年10月22日投開票の衆院選滋賀4区の開票作業で、滋賀県甲賀市選挙管理委員会の職員らが、投票総数より開票数が数百票足りなかったことから、つじつまを合わせるため無効票の数を水増しして集計していたことが分かった。関わったのは同市総務部の部長、次長、課長。選挙結果に影響はなかったという。

 市によると、食い違いが判明後、職員らは開票所内に未開封の投票箱がないか捜したが、見つからなかった。作業の遅れを避けるため白紙投票として処理。23日午前3時5分に開票事務を終えた。

 同日の開票所の片付けの際、開票済みの投票箱を片付ける部屋から投票用紙の入った投票箱を発見。既に開票事務が終了していたことから処分してしまったという。

 今月に入って市への内部通報で発覚。市総務部長ら3人は5日から自宅待機処分となっている。3人は甲賀署に事情を説明したという。

 市総務部の岡根芳仁理事は「民主主義の根幹に関わることであり、おわびします。警察の捜査に協力し、県選管や中央選挙管理会(中央選管)の指示に従いたい」と話した。



<衆院選>滋賀4区で無効票数百水増し 甲賀市開票数足りず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000002-mai-soci
2/6(火) 1:22配信  毎日新聞

 滋賀県甲賀市は5日、昨年10月の衆院選小選挙区(滋賀4区)の開票で、投票総数に対して開票数が足りないことを理由に白票(無効票)を数百票水増しし集計していたと発表した。その後に未集計の投票用紙が見つかったが、廃棄していた。候補者の当落に影響はなかったが、関与を認めた少なくとも3人の市選管職員を自宅待機にして更に詳しく調べている。

 市によると、10月22日から23日にかけ開票する際、確定していた投票数(4万7851票)に対し数百票が不足し、開票確定の遅れを回避するため選管職員が白票として計上した。開票事務終了後の23日午前3時過ぎ、開票所内で投票用紙の入った投票箱を発見したが、開票せず処分した。

 2月1日に市長宛てに情報提供があり発覚。市は「選挙結果に影響はないが、公選法に抵触する」としている。滋賀4区全体では自民党公認の新人候補が当選し、次点だった希望の党の新人候補とは1万5497票差があったと集計された。【大原一城】


やはり亡国のイージ〇は不正〇挙の神様である。<投票用紙の印刷発注先と下請けを調べよ>
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/490.html
投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2018 年 2 月 06 日 04:22:51: 9HcMfx8mclwmk jZGN25VdmF@Jxo@sluyOm4z1iOo


こんな夢を見た。      
       やはり亡国のイージ〇は不正〇挙の神様である。
<ネットで「不正〇挙だ」と一般市民が騒がないように、誘導する不正の天才>
亡国のイージ〇は、不正〇挙を実行すると、その後に「多数のアルバイトに
ネットに書き込ませて「また不正〇挙だと馬鹿が騒ぐに違いない」と
書かせて、ネットで市民が「不正〇挙だ」と騒がないように巧妙に誘導している。
さすが。開き直りがすごい。
<蝶のように舞い、蜂のように刺す 今回の鮮やかな不正〇挙>
不正〇挙というものは、研究すればするほど手がこんで下り、その手口は鮮やかだ。
まるで、「蝶のように舞い、蜂のように刺す。」
<敵ながら あっぱれ>
さすが不正〇挙の天才、亡国のイージ〇。
「敵ながらあっぱれ」である。
<有能な天才売国奴>
しかし本当に この「不正〇挙をいざとなったら恥も外聞もなく実行できる」
というのはすごい能力である。やはり一種の天才的な売国奴である。
「ものすごく有能な売国奴」
まさしく「不正〇挙の天才」と言ってよいだろう。
おそらく、不正〇挙で「国民をあざむく」のが、大好きなのだろう。
ものすごい存在を日本は生み出してしまったものだ。恐ろしい。
<まるで怪盗ルパンのように票をすりかえる>
なんだか、怪盗ルパンに「何月何日に不正〇挙をやる。」と予告されておきながら
当日、鮮やかに票をすりかえられて盗まれていく。
そんなことを思わせるのが、官邸の亡国のイージ〇である。
<戦争産業国家の秘密諜報機関からも表彰>
イス〇エルのモ〇ドから「不正〇挙の英雄」として、表彰されるのではないだろうか?

<重要なことは、2017年の6月に選挙メーカーが、投票用紙印刷メーカーを買収、
外部で投票用紙を刷り放題になっていること>
実は去年2017年の6月に選挙メーカーが 投票用紙印刷メーカーを買収しているので
ある。2017年の9月に正式にスタートしている。
今まで問題になっていたのは、選挙の際に「期日前の投票用紙」が盗まれて流用されるこ
とであった。しかし、投票用紙を発注するメーカーを買収してしまえば、いくらでも
自前で投票用紙を作れることになる。
たとえば、投票用紙というものはいつも「余分に印刷するもの」なのである。
それを「廃棄」といって「流用すること」が可能になる。
今回の選挙での投票用紙の発注先を調べよ。
                         
<これまでの事例では>
各地の不正選挙では、投開票日前日の土曜日に開票業者が段ボール箱を
「選挙用の文具が入っている」という口実で持ち込むが
その中には、投票用紙が隠されて入っていることがある。
そして当日に、投票されて、2立候補者が接戦であるときは
(ある候補者を不正に勝たせるために)
必ず、開票の機械がストップする。
そして1時間か2時間ぐらい「開票がストップした後」に
「投票箱が見つかりました」といい、「新しく発見されたと嘘を言って
投票箱」が運び込まれてくるのである。
この場合は一部の選管職員が買収されている。
(白票を持ち込んで不正のつじつま合わせもやる。2年ほど前に
仙台市青葉区選管ではこれがばれて、1千票近くも 不正をやっていたため選管職員は懲
戒解雇になっている)
その投票箱には、不自然に「ある候補者の票ばかり」が入っている。
だいたい99%ぐらいがある候補者の票ばかりなのだ。
これが一番最後に運び込まれる。
これはなぜ、こんなことができるか?というと、
相手方の候補者が勝ちそうになったときに、不正に開票の機械をストップさせることで
1時間か2時間開票をとまらせる。そのときに、開票担当の派遣業者が 
隠れて票を書く。派遣は言われたままにやるだけだろう。
そしてその書いた票を ある「投票箱」に入れて、「見つかりました」と
嘘を言って運び込むのである。そのため、接戦だといわれたものは
大きく最後で差がつくことになる。
または最後の最後で大逆転をすることになる。
これが行われたのが、平成24年の国分寺市選管の衆院選の不正選挙であり
2年前の統一地方選での大阪府議選(堺市)そのほかにも多数、見つかっている。
今回もなぜか大接戦だと言ってたのに3千票も差が出ている。
そして「期日前投票の人数」というのは、実は、PCでカウントしているだけで
「実際の期日前投票者の人数」とは違うのだ。これが発覚したのが
2年前の統一地方選の大阪府議選の堺市選管の事例である。ちなみに
この「期日前投票補助システム」の設計者は、堺市役所の60万人以上の有権者情報を
選挙のたびに持ち出していたとして逮捕され懲戒解雇にされている。
すごいのは、この「有権者情報を持ち出すこと」で「投票に来てもいない人」を
「来て投票したこと」にできるような設計になっていたのだ。
要するに、有権者情報には、病院などに長期入院したりしていて
ほとんど毎回投票できないような人がいるがそういった人を、「投票したこと」
に出来ますよというシステムだったのである。だから今回、有権者が不必要に多く
44.4%も期日前投票者が多いというのは、できる限りの票を すりかえて
入れたあとに、PCシステムによって帳尻あわせをしている可能性が高い。
徹底的に調べる必要がある。不正〇挙訴訟をせよ。落選者や有権者は選挙日から
2週間以内に選管に「異議申し出」をすべきである。それでおかしなところを調べろと
できる。しかも有権者であれば無料でできるのである。必ずやるべきだ。
またそれとは別に 住民票を移動させて、実際に移住はしないが
現地の別の人間が、そのマンションに郵送されてくる投票券をもって、
期日前投票所に行ってなりすましで投票を済ませてくる
という手法も存在しているという。これは

期日前投票に本人確認がないから できる芸当であり、複数の期日前投票所で
同じ人物が毎回違う投票券をもって投票に繰り返し現れるとして、目撃者が多数いる。

                    名護市選管
                  http://www.city.nago.okinawa.jp/4/3286.html
                    名護市選挙管理委員会事務局
                    〒905-0014 沖縄県名護市港二丁目1番1号
                    電話:0980-53-2013FAX:0980-53-2016
                    沖縄県選管
          http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/senkan_i/index.html
          〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟7階(南側)
           電話番号:098-866-2141
          http://www.pref.okinawa.lg.jp/cgi-bin/simple_faq/form.cgi

岸和田市https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/73/20180204shichosen.html
選挙管理委員会事務局
〒596-8510 大阪府岸和田市岸城町7番1号 岸和田市職員会館1階 選挙担当 Tel:072-423-9691~3 Fax:072-423-4622
お問い合わせはこちらから
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/form/detail.php?sec_sec1=73&check
山口県選管
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/senkyo/

  • お問い合せ先

・〒753-8501 山口県山口市滝町1番1号(山口県庁4階)
・TEL:083-933-2320
・FAX:083-933-2339
・email:a36000@●pref.yamaguchi.lg.jp

森友問題、ヘリの墜落など目をそらさせたいものがあるときhs
こうやってムサシムサシと陰謀論を唱えさせというのも常套手段となったbs

  1. 2018年2月06日 08:49:00 : GMN0oNbhrY : kXCQispzf@I[1]

▲△▽▼
この手の不正選挙の証拠は無数にある。再集計して問題が無かったケースは皆無であって、その問題も票数の辻褄が合わず、誤って保管義務のある票が廃棄されていたなどの深刻なケースばかりだ。だが誰も罰されない。知らなかったとか故意でないと言い張るだけでそれが通っている。

 

袋叩きも…元旦『朝生』のウーマン村本は全然間違っていない! 本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ
http://lite-ra.com/2018/01/post-3711.html


元旦(1日未明)に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に出演したウーマンラッシュアワーの村本大輔が、放送直後からネット上でフクロ叩きにあった。ツイッターではこんな誹謗中傷が溢れている。

〈テメェの無知を国民や政治のせいにするな。テメェがアホなだけやろがぃ〉
〈ウーマン村本、ただのバカならまだしも、日本にとって害になってきましたね!〉
〈売国奴村本は日本人としての資格がないから、国外追放か死ねばいい〉
〈この人左翼からも若干嫌われとるよね。多分日本人やないよ。〉

 村本は、番組で憲法9条の改憲が議論になるなか、「(9条にあるとおり戦力を)放棄すればいい」「非武装中立がいい」などと敢然と言い放ち、他の出演者から「もっと勉強しろ」「侵略されたらどうするんだ」などと一斉に非難された。番組終了後には、これらの村本の発言がニュースとしてまとめられて拡散。井上達夫・東京大学教授から「少し自分の無知を恥じなさい」、「村本くんの発言の裏にある種の愚民観を感じる」など指摘されたことも含めて、村本の“無知”と“愚民観”がフレームアップされ、炎上しているらしい。

 だが、筆者も『朝生』を見たが、実際の村本の発言は、むしろ憲法9条とその改憲をねらう動きをめぐって、極めて本質をつくものだったと言うべきだろう。逆に、一見リアリスト的な応答で村本を批判しているかのように見える学者の三浦瑠麗氏や落合陽一氏らが、実のところ、なんら建設的な憲法議論に寄与していないのも明らかだった。

 村本は2日のツイートで〈ちんちんを曝け出したアキラ100%、無知んちんを曝け出した村本100%〉と、さっそく笑いに昇華していたが、そもそも村本はネトウヨや冷笑系が言うように、本当に「勉強不足」で「無知をさらけ出した」のだろうか。やり取りを振り返ってみれば、全然そんなことはなく、逆に村本大輔という人間が本当に言いたかったことがよくわかるはずだ。

 いま、村本が炎上している場面は、番組後半、安倍首相と自民党が打ち出した憲法9条の“3項加憲案”と“2項削除抜本改正案”について、三浦瑠麗が憲法と自衛隊の関係を「神学論争」などと述べ出した後のこと。そこで、司会の田原総一郎が「僕はもう少し次元低くしたい。安倍さんの本音はね、やっぱり戦える自衛隊にしたいんだと思う。でね、いまは憲法上は自衛隊は戦えないんですよ」と言うと、これを受けた村本が「田原さん。もういっこ次元低くさせてください」と切り出して、議論が白熱していく。そのやり取りを可能な限り忠実に再現してみよう。

■「戦力を放棄すればいい」非武装中立に踏み込んだ村本

村本「いいですか。一瞬だけみなさんの大事な時間を借ります。どうしても気になるから。その『違憲』っていうのは何が違憲なんですか。すみません、そのレベルからちょっと」
三浦「自衛隊が? 自衛隊が違憲なのは……」
井上「君、9条2項の文章読んだことがあるの?」
村本「読んだことがない、だから聞いている」
田原「読めよちゃんと!」
井上「少し自分の無知を恥じなさい」
村本「視聴者の代弁者だから! テレビはそうなんですよ!」
井上「陸海空その他一切の戦力はこれを保有しない。交戦権は行使しない」
村本「井上さん、これテレビですよ。これは若い人からお年寄りまで見てるわけですよ。だから1から10まで聞く必要があるんですよ」
三浦「村本さんの質問は、なんで自衛隊が軍じゃないかってことなの?」
村本「僕は武器は持たなくていいと思ってる」
三浦「2項を守れよってことでしょ?」
村本「うん。だって戦後72年、このままでよかったわけでしょ」
三浦「村本さんは、これ(2項)をそのまま守れよって言ってるわけ」
井上「いや、最初の話は自衛隊がなぜ違憲なんですかってことでしょ?」
村本「戦後70年ここまできてたのに」
井上「政府はずっと自衛隊は違憲じゃないって言ってきたし、護憲派も最近の修正主義的護憲派は専守防衛、個別的自衛権の枠だったら合憲だと言い始めた。でもこれは明らかに明文に反するわけね。自衛隊は予算規模で言えば世界で4位か5位の軍隊ですよ。イージス艦も持ってる、ファントムも持ってるわけですよ。これを戦力じゃないっていうのは本当は難しいんですよ。それが、仮にそうだとしても、日米安保のもとで、世界最高の戦力である米軍と一緒に沖縄の防衛はね、交戦権の行使じゃないってこれは嘘でしょ」
村本「でも僕はそれ、戦力を放棄した方がいいかなと思うんです」
井上「それなら正しい。ただし、日本では護憲派も含めて、自衛隊を全部廃棄しろなんて言う人はいない、もう」
田原「放棄するってことは非武装中立にするってこと?」
村本「はい。ぼくはそっちです。非武装中立について教えてもらいたいです」

 ここでいったんCMに入る。やり取りをちゃんとみれば瞭然だが、村本は9条2項を「読んだことがない」と一度言っておきながら、すぐに「僕は武器は持たなくていいと思ってる」「戦力を放棄した方がいい」「僕はそっち(非武装中立)です」と表明している。

 つまり、場が“自衛隊が違憲となる9条をいかに改憲するか”という話題で持ちきりのなか、村本は果敢に、「非武装中立」という憲法9条の自然な解釈を明言し、戦後日本はその憲法のもとにこれまで殺すことも殺されることもなかったと肯定したのだ。井上がわざわざ引用(やや文言は違うが)しているように、9条2項目は戦力不保持と交戦権否認を謳っており、簡単に言えば「武器は持ちません。武力を交わらせることは認めません」という宣言である。

■村本の非武装中立論をトンデモ論理で血祭りにあげる自称リアリスト論客たち

 文脈を切らずに見れば、村本が9条2項を知らなかったというのはありえず、まさに本人が「1から10まで聞く必要がある」と言ったとおりの“カマトト”だろう(たとえば2項後段の交戦権の定義については諸説あり、番組でもそうだったが、もっぱら自衛隊違憲論に関しては戦力不保持に焦点が当たりやすい)。実際、村本といえば、先の衆院選の際にもこんなツイートをして物議を醸した。

〈声を大にして言う。僕は今年は選挙に行かなかった。全国民で選挙に行かなかったやつの方が多い。多数決の多数が国民の総意なら、選挙に興味なかった俺たちが国民の総意。わがままを言う。台風の中、選挙にいかせるぐらい政治に興味をもたせろ。〉

 ところが、のちに実は投票にいっていたことを明かしていた。

「でも実は選挙に行っていました。何が言いたいかというと、みんなすぐに信じちゃう。『選挙に行ってない』と言っただけでその通りに受け取っちゃう。これじゃあ政治家は簡単に操作できてしまう」(インターネット報道メディ「IWJ」17年12月24日)

 ようするに、村本は、自衛隊は違憲→だから改憲すべきという、他の出演者らによって作られていた前提に対し、「2項を読んだことない」と一度ひっくり返すことで、わたしたちは自衛隊や法律を変え「非武装中立」にするという選択肢をなぜ考えないのかと問題提起した。そういうことではないのか。実際、CM明けの村本は、学者にも物怖じせず、実に本質的な9条論を展開する。

井上「ちょっと質問していいですか。村本さんはじゃあね、非武装中立ね、それは本当に一番筋が通ってるけど、私は間違った理想だと思いますが、ただ多くの人は本当に非武装中立が何を意味するか理解しないで言っているわけね。じゃあ、攻撃されたらどうしますか?」
村本「なぜ攻撃されるんですか」
井上「いや、それを言ってんの。侵略されたら、いや、侵略されないに越したことはない。じゃあ、もし侵略されたらどうするんですか。白旗を挙げて降参なの?」
村本「僕はそっちかなと思います」
井上「そしたら侵略者に対して侵略のインセンティブを与えちゃうよね。それでいいの?」
村本「なぜ侵略される、意味が分からないんですよ」
落合陽一「だって知らない人に通り魔で刺されたりするでしょ?」
村本「だからなぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか、私は分からない」

 実のところ井上も頷くように、9条を非武装中立と無抵抗と解釈するのは、極めて誠実な条文の読み方だ。むしろ、落合陽一のように「侵略」の可能性を「通り魔」と一緒くたにして語るほうが、外交など国際情勢における国家間の駆け引きを度外視するもので、端的に言って頭が悪すぎる。村本が「なぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか」と疑義を呈すのももっともだが、しかし、『朝生』では他の出演者が寄ってたかって村本を血祭りにあげる方向に動いてしまった。

■“上から目線”三浦瑠麗の化けの皮を剥いだ村本

井上「いや、それは君が問題を避けているの。君の良いところは問題を逃げないことだと思ったけど、今までの非武装中立論者はみんなそうやって議論から逃げてきた」
村本「じゃあわかりました。答えましょう。白旗を挙げて、僕はですよ……」
田原「ちょっとまって。具体的に言うと、もしも日本が米軍と自衛隊がいなかったら、尖閣は中国が取るよ」
村本「分かりました。じゃあ僕は逃げずに答えますけども、僕は、僕の意見はですよ……」
田原「取られてもいいわけね?」
村本「僕は取られてもいいです。僕は明け渡します。僕はですよ。うん」
落合「なんで?」
村本「だって、だってもし皆さんの身内に、自衛隊とか軍隊がいて、その身内が人を殺して国を守ることって……」
井上「じゃあ自分の身内が殺されるってときに、敵を殺さないと自分が殺される状況に置かれたらどうするの?」
村本「じゃあ、殺されます」
落合「なんで?」
村本「だって誰かを殺すわけでしょ?」
井上「いや、そういうことを言う人は多いの、ね? で、僕はそれはほとんど欺瞞的で……」
村本「僕の考えは僕の考えでいいでしょう!」

 議論を組み立てている井上はともかく、理論も信念も口にせず、ひたすらマウントをとった気で「なんで?」と繰り返す落合の姿こそ“思考停止”と言うほかあるまい。「この人、なんで朝生出てんの?」と苦笑いしてしまったが、他にも、昨年は安倍首相と仲良く会食したことも記憶に新しい三浦瑠麗が、いつもの“議論整理します口調”でこんなトンチンカンを開陳していた。

三浦「村本さん納得してないから、だから結局なんで納得しないかっていうとこうやって世代の差があって、基本的に戦争が身近だった世代から田原さんみたいに、村本さんみたいに戦争が身近じゃない世代になっていって、別にいま東京侵略しても経済的にね見返りないでしょ、と。でいま商売したほうが儲かるじゃんっていう発想に立ってるわけです、でもその人たちが見失っている大事な点は……」

 おいおい、だれがいつそんなホリエモンみたいな話したんだよ(笑)と画面に突っ込みかけたら、それより先に村本にハッキリ言われてしまった。

村本「全然そんなこと言ってないですよ」

 このツッコミに対し三浦は、「たとえば中国がですよ、ひょっとしたら、じゃあその(日本国内の中国)人をウチによこしてください、この人は政府批判をした可能性がありますって言ったときに、渡さなきゃいけないっていうね、そういう裏切りみたいな倫理的に後ろ暗いこともしなければいけないリスクを負うってこと」などと言い返したが、いやいや、それは国際法の領域かあるいは人権の問題であって、直接的に9条改憲議論とは関係ない。つまり、村本は逆に、ポジショントークをしているだけの三浦の化けの皮を、完全に剥いでしまったのである。

■“エリート意識丸出し”落合陽一の中身スカスカぶりも明らかに

 その後も、村本の勢いは止まらなかった。終盤、村本は改憲をめぐる論議が国民的に盛り上がっていないことに切り込んだ。村本は「僕はまず、国民の人たちが憲法論議をして、そしてテレビでもやっていって、そして国会でもやるようにしたいんですけど、なぜそのメディアでもうちょっとそれを発信して国民でできるようにならないんですか」と批判したのだが、すると井上がこういう風に反論した。

井上「ちょっといいですか。村本くんの発言の裏に、ある種の愚民観を感じるのね。国民はよくわからないんだから、とかね」
村本「僕は、『僕は(よくわからない)』です」
井上「私はそれね、君、一見ね、国民の目線で立っているようだけどすごく上から目線なんだよ。僕はちゃんと説明すれば小学生でもわかる話(だと思ってる)」
落合「だって義務教育の小学校6年生の授業でやってる」

 つくづく落合とかいう学者の雑魚っぷり(君はスネ夫クンか?)が鼻につくが、それは置くとしても、井上が村本に対して批判する「ある種の愚民観」ってなんだろう。出演者のほとんどが“自衛隊は違憲だから9条改憲は当たり前”という風に勝手に設定していることを見抜いた村本が、本当にそうなのか? 憲法を守るならば非武装中立という手段もあると、至極真っ当で根源的な議題を拾い上げたにもかかわらず、改憲に至る論議やその是非を「小学生でもわかる話」「小学校6年生の授業でやってる」などと罵って封殺しようとする。それこそ、エリートぶった為政者目線の「愚民観」が丸出しだろう。

 言っておくが、井上先生は普段、学問的な訓練を受けた弟子や研究者らを相手していると思うから、ひょっとしてご存知ないのかもしれないが、実際には、思っている以上にこの国では、憲法を諳んじることのできる国民は少ないし(実際、井上先生も9条2項を一言一句間違えずには引用できなかったではないか)、ましてや改憲がどのような意味をもつかなんて考えてもみたことがない人が大勢を占めている。また政治への関心の低さは投票率が示しているとおりだ。国政選挙で有権者の約半分が投票所に行かないなんて先進国は、日本以外ではアメリカぐらいのものだろう。

 あと、こう言ってはなんだが、だいたいの生活者は深夜の『朝生』なんか見ずに、寝るか、夜通し酒でも飲みながら騒いで、元旦の午後にはお笑いネタ番組とかスポーツ番組をボーッと眺めながら、向かい酒をやり、おせちなんかをつついているものなのだ。もちろん、この“平和”な日本で、戦争をやって誰かを殺したいなんて思っている人は、いたとしてもごくごく少数だろう。その意味でも、「9条2項を読んだことはない」「殺すぐらいなら殺されるほうがまし」と正直に言う村本のような芸人が、その日の『朝生』のなかで一番“国民目線”だったのは間違いない。

■安倍が設定した改憲アジェンダに躍らされる論客を「バカ学者ども」と

 それと、もうひとつ言っておきたいのは、井上先生の見方があまりにも“甘ちゃん”だということだ。井上は、村本への「愚民観を感じる」発言のあと、こんなふうに演説していた。

井上「すぐ国民投票って言うとヒトラーが云々って(言う人がいるけど、)あれは例外的ですから。ほとんどの国民投票はまともにやられてるわけ。それで、ここで一つ重要なことは、イギリスのEU離脱のあれもそうだけど、国民投票にかけるぞっていうアジェンダが設定されたらね、国民自身が自分たちが主権者としての選択を迫られてるんだと(自覚する)。普段無関心だった若者もパブで議論し始める。通りで議論し始める。家庭のなかでも喧嘩になるほど論議し始める。だから私はこれを、ちゃんとした課題として設定する。じゃあそれをいま、してこなかった。いきなり国民が改正発議して国民投票かけるのは実は国民投票の問題があって、期間が短いとかあるけど、今一番あれなのは広告放送、投票日の二週間前という制限しかなくて、それまでだったら広告いくらかけてもいい。これを変えなきゃいけないっていうのはありますよね。しかし、にもかかわらず、国民にこういうことを改正すると言って国民投票にかけるとなったら国民は真面目に考えるんだ。それを真面目に考えない。もうちょっといろいろ丁寧に説明してあげなきゃ(ダメなんだ)っていうのは、私は許しがたい愚民観だと思います」

 では、事実、いまの安倍政権が設定している改憲アジェンダとは何か。安倍首相は昨年5月に自衛隊を憲法に位置付ける“9条3項加憲案”を打ち出し、自民党はその首相案と9条抜本改正の“国防軍創設案”を並置して打ち出している。ようは、いきなりラディカルな9条改憲は無理だから、国民がなんとなく「自衛隊が違憲ってよくないかもね」と思うようなマイルドな案を見せて、改憲のための改憲をやろうとしているのだ。一方、成立から70年以上の歴史を持つ現行9条をそのままにするという“9条護憲案”は、完全に議論の端っこに追いやられている。

 そう。安倍政権がつくったアジェンダとは“3項加憲か2項削除か”という二者択一にほかならない。言い換えれば政権は、「主権者としての選択を迫られてるんだと自覚する」らしい国民の多くがそのどちらかを選ぶような状況へと巧みに追い込んでいるのである。そんな政権が仕込んでいる状況を考慮していない人たちが、いったいどうして、村本を「愚民観」などと言うことができるのだろう。

 だからこそ、戦後日本の9条を全面的に肯定し、いや、それ以上に原理主義的な9条護憲=非武装中立を俎上にあげる言論は、貴重であるということ以上に、選択肢を広げていて、「主権者としての国民の自覚」を促すに最も必要とされているものなのだ。村本の発言は、何も間違っていなければ、「無知」と攻撃されるようなものでもない。そう、念を押した上で、最後に番組終了後、沖縄・辺野古に飛んだ村本のツイートを引用して終わりたい。

〈おれが朝生で無知を怒られていたことに対しておれのツイッターをみて会いにきてくれて「僕も知らない、あの場で村本さんが聞いてくれて嬉しかったそれを伝えにきた」と言ってくれた。おい、バカ学者ども、お前達は街の人を知らない。みんな仕事がある。お前らは知で飯食ってるから知ってるだけ。〉(1月2日)

(編集部)


> 非武装は憲法第9条2項に合致する。

 なので、攻められたらどうするかとの意見に対し「僕は死にます」と「だってそうでなければ相手を殺す事になるんでしょ」という村本氏の素朴な疑問。
 安全保障上、今や自衛の為の戦力を持つに至っている。米国との共同、指揮権は米軍にある。日米地位協定も日本国憲法を超える超法規だ。
 村本氏は「殺人」に疑問を投げかけている。戦場にいったものでなければ分からないだろうが、無垢の多数の庶民が泣いている。罪もない女性や子供、赤子まで全てだ。
 「殺さない」というワードが大切になる。
 日本国憲法は全世界に通用する憲法と云っても良い。(欠陥もあるが)
 戦場の現場に足を踏み入れたらよい。考え方に変化が起きるだろう。
 今の戦争は「エスカレート」した場合、地球が滅亡に至る可能性まである。
 完全武装したところで「核兵器が東京の中心に命中すれば1200万人が全滅する」
 そもそも、戦争は金儲けの手段であって国盗りゲームではない。
 全ての戦争は「自衛から始まる」
 村本氏を叩く工作員が増加してきているようだが、傭兵になって稼いで来たらどうだ
 戦争の無意味さを思い起こさせてくれるだろう。
 その裏で漁夫の利を得る者が「笑っている」。

>井上「いや、それを言ってんの。侵略されたら、いや、侵略されないに越したことはない。じゃあ、もし侵略されたらどうするんですか。白旗を挙げて降参なの?」
村本「僕はそっちかなと思います」
ザッツ、ライト!
日頃から私が思っている事を、村本氏がしっかりと勇気をもって代弁してくれた。
何という爽快感、ありがとう。
敵が攻めてきたらどうする論有りきの今の日本、一方の敵が攻めて来ないためにはどうしたらいいか論は全く蚊帳の外だ。
脅威をアベと一緒になって煽りまくるマスゴミ、そのアベはというと、この正月は優雅にゴルフ三昧ときた。<まさにお前が国難>
ギャング国家アメリカからポンコツ兵器を言い値で買わされて、国民の生活は疲弊するばかりだ。こんな国に将来を絶望したのか日本の若者の自殺率は先進国中目立って高い。実に憂うべき事だ。
核の地雷が54基も海岸線の目立つ場所にある日本が、どうやって戦争するんだ?
平和憲法に守られて70年、他国の兵隊を一人として殺したことのない日本が、何故アメリカの戦争のために命を捧げださなければならないのか。
「尖閣?竹島?」それがどうした、いよいよの時にはくれてやれば済む事、いらんワ。
こんな腐りきった国に命を懸けてまで忠誠を尽くす事なぞ愚の骨頂、イザとなると平気で国民を見捨てる国であることは、今までさんざん見てきたことを忘れたのか。電波芸者の連中がテレビで発する戯れ言など、本気にしていたらバカをみるだけである。

>本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ。

井上達夫と田原総一郎も加えてもらいたい。
この学識豊かな先生方は、机上の答案の成績は圧倒的に優秀なのだろうが、
だからといって現実対応の判断力に優れている事にはならない。
現実対応の判断力とはペーパーテストの点数ではなく人間力から生まれる。
>井上「いや、それを言ってんの。侵略されたら、いや、侵略されないに越したことはない。
 じゃあ、もし侵略されたらどうするんですか。白旗を挙げて降参なの?」
それもある。
現にこの国がそうしているではないか。
侵略というと、中国とか北朝鮮を連想するが、この国はもうすでにアメリカに侵略されて、
白旗を挙げて降参しているではないか。
国防とは他国の植民地や属国にされないことだ。
憲法だ戦力だと騒ぐ前にやらなければならないことがある。
軍事力を強化してアメリカと戦って独立を勝ち取るか、玉砕する手もあるが、
現憲法に沿った非武装中立も一つの有効な手段だ。
コスタリカに見習い、さらに良くする努力をしたうえでのことだが。
ゴロツキに因縁をつけられた時には、ボコボコにされる事を覚悟して抵抗することもあるが、
悪くもないのに謝ったり、下手に出たりしてその場をやりすごすことは、
現実的な危機回避行動としてはよくあることだ。
へたに身を守る為だなどと刃物を携帯したりすると、
暴力沙汰になりやすく、より悲惨な目に遭う事も少なくない。
学者先生の机上の空論など現実の問題にはほとんど役に立つ事はない。
まして軽薄なジャーナリストや偽善政治家の自分ファーストな妄想の押し付けなど、
受入れる必要はない。
>田原「ちょっとまって。具体的に言うと、
 もしも日本が米軍と自衛隊がいなかったら、尖閣は中国が取るよ」
村本大輔が言っているのは軍隊としての自衛隊はなくてもいいと言う事だろう。
自衛隊を専守防衛に徹した第二警察とすれば憲法に抵触する事もなく、
自衛隊を廃止する必要はない。
また、米軍がいたとしても、そもそも日米安保条約上、
実行支配されている地域や島嶼防衛に米軍は出動しない。
それができるなら、竹島や北方4島にはとっくに米軍が出動しなければおかしいことになる。
したがって今でも中国にとって尖閣諸島は米軍と軍隊としての自衛隊がいない状態にある。
だからといって尖閣を中国が簡単に取ることなどできないし、
そんなことをしても中国の国益にはならない。
また尖閣で中国軍と自衛隊の衝突があり全面戦争に発展したとしても、
その戦争に米軍が参加するかしないかは米国の判断である。
アメリカ国民にとって尖閣など誰も知らないただの海に突き出た岩である。
そんなもののために日本とともに中国と全面戦争に突入する事などあり得ない。
戦争法案の国会審議を何回か傍聴した事がある。
問題点はいくつもあったが、一番気になった事は自衛隊の海外派遣問題である。
ろくな法整備もせず、駆け付け警護などという戦闘に発展しかねない任務を付与して、
南スーダンに自衛隊を送り込んだ。
国会では、戦闘ではない衝突だなどと言葉遊びに終始する。
自衛隊員の命を虫けら程度にしか考えない連中が、
自衛隊を憲法に明記しないのは自衛隊員に失礼だなどとは、
チャンチャラおかしくてヘソが原発一基分くらいの湯を沸かしそうだ。
村本大輔はこの問題に言及しようとしたが、
人間性の欠落した偽善者には興味がなかったようだ。
 

2018年1月03日 10:41:46gAcB8FU4PI : hlIuovOydw4
▲△▽▼

鳩山も「問題が解消されないのなら、尖閣などくれてやった方がイイ」と云っていたが、それはある意味正しいと村本には判っていたのだね。これには目から鱗。

>11【阿ホ快】日本の非武装中立なんて米軍が背後にひかえているから出来ていることだ。笑

思想性もなく勉強もしない【阿ホ快】だから無理も無いが、
台湾は米国(ニクソン)の裏切りによって、米華相互防衛条約を破棄されて米軍がいなくなった。
米国盲従の日本韓国にも断交されたが、中国との困難な状況の下で生き延び、無能経営者の下でボロボロになったシャープをV字回復させるまでに。
フィリピンは米軍を追い出したが、どこからも侵略されることは無かった。その後、米軍のたっての依頼で基地を全額米国負担で再建、無償譲渡を受けた後に、米軍に賃借、賃借料を得ている。
スカボロ礁で対峙しながらも、中国から2兆円を超える経済援助を引き出し、尚且つ堂々と中国を批判もする。
これが外交だ。
>11【阿ホ快】ようするにすべて米軍や米国の政策の手のひらの上で踊らされ、泳がされているだけのことじゃないか。笑
ようやく【阿ホ快】も少しだけ分かってきたかな
その通りだ。村本の非武装中立をあげつらう前に米国から独立することを図らねば
【12】【13】のようなオ馬鹿コメは面倒だな
【スイスは中立を保つために強大な軍事力をもつという】
もう少し歴史をお勉強しましょうネ
スイスの武装中立は戦乱に明け暮れる欧州内部における話だ。
武装も周辺諸国の侵入対策に過ぎない。
日本にはそれすらも無く、不審船漂流船の暗躍を許している。
スイスは独伊崩壊後の地球規模の紛争対策には軍拡に走るのではなく、国連にも加盟し、国際機関の枢要部門を自国に集めて侵略されにくい体制を整えたのだ。
村本「だからなぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか、私は分からない」
まさに村本の言う通りだ。
北のミサイルは米国を狙い、日本列島全体が米軍基地であるが故の脅威に過ぎない。
尖閣は石原慎太郎と野田佳彦の煽り行為が直接の原因であり、国連の東シナ海海洋資源調査が底流にある。決して中国の膨張主義でもなければ日本や沖縄に対する侵略意図でもない。
米国が太平洋の覇権コストに疲れて、日本による肩代わりを示唆したことがあったが
腰抜け右翼も、官僚も、歴代自民党政権も米国にぶら下がるポチが心地よいのか、ついに米国自身がしびれを切らし、中国との覇権の分け合いを志向している。
米国と言っても一枚岩ではなく、軍産の意向もあれば国務省筋(民主党共和党の意向)もある。
今に始まったことでなく、戦後もマッカーサーの軍部と国務省とは日本の戦後統治の方針は異なっていた。これが理解できない右翼
軍産の意向通りにヘイコラヘイコラしているのが岸信介―安倍晋三ラインである。
>26【^^】アメリカ合衆国に個別自衛権の行使を委託している^^
馬鹿の独りヨガリ
米国が米国のために日本列島全体を米軍基地にしていることを隠して
    

2018年1月03日 11:23:48FMas0LnREN : w0l_RmFLVb4
とくに落合陽一はひどかった。
論で戦わず、人格攻撃で声を荒げる姿は本当に人として最低
しかも村本は芸人で、知識も一般レベルで当然なのに
村本の疑問は一般視聴者だって思っている疑問
それをあんな風に蹴散らすなんて本当に大人げない
頭はよいのだろうけど、人間性はそれに反して劣っている。
落合のようなああいう人間にはなりたくない。


またひとつ在日米軍への血税が見つかった
http://kenpo9.com/archives/3074



 またひとつ国民の血税が在日米軍に無駄遣いされていたことが明らかになったというのだ。

 すなわち、住まなくなって久しい無人の在日米軍住宅地の借り上げ費用として、毎年20億円もの予算を日本政府が負担していたというのだ。

 在日米軍の軍人とその家族向けのために、東京ドーム9個分に当たる「根岸住宅地区」というのがあるらしい。

 その住宅地区は、2004年10月の日米合同委員会で、おなじく横浜市にある「池子住宅地区」にあらたな住宅を日本政府が建設するのと引き換えに、日本側へ返還することが決定されていた。

 ところが池子地区周辺の住民の反対で建設が停滞し、その間に根岸住宅が老朽化したという理由で、米軍人らは2015年12月には全員が民間住宅に移って(その借り上げ費は当然ながら日本負担である)完全に無人化したという。

 それにもかかわらず日本政府は無人化した施設の借り上げ費として推計で60億円もの予算を使って来たというのだ。

 来年度の予算案でも1億3千4百万円を計上しているという。

 なぜこのような無駄遣いが行われるのか。

 それは米軍への施設提供は日本側の義務であるとした日米地位協定があるからだ。

 そして、その運用のあらゆる決定は日米合同委員会という米国の占領時代にできた秘密会議で行われ、国民の目から隠されてきたからだ。

 しかし、もはやこの東京新聞のスクープですべてが白日の下にさらされた。

 他の大手紙が後追い記事を書いて国民すべてに知らせなければいけない。

 与野党を含めた政治家は、このような国民の血税の無駄遣いを一刻も早く是正しなければいけない。

 これを根本解決するにはもちろん日米安保体制を見直すしかない。

 しかし、たとえ日米安保体制を最優先する安倍自公政権であっても、この血税の無駄遣いだけは直ちに改めなければいけない。

 それが出来ないようでは安倍自公政権は日本国民より米軍を優先する単なる対米隷従政権であるということだ。

 私はこの東京新聞の大スクープ記事に対して政治やメディアがどう動くか注目している(了)



無人米軍住宅に年20億円 民有地借り上げ 日本負担
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122902000127.html
2017年12月29日 東京新聞



 二〇〇四年に日本側への返還が合意されながら手続きが進んでいない横浜市の在日米軍住宅施設を巡り、ほぼ無人となった一五年以降も、日本側が施設区域の民有地の借り上げ費用など年間約二十億円を負担し続けていることが、防衛省への取材で分かった。地元関係者らからは、税金の無駄遣いだとして早期返還を求める声が上がる。 (原昌志)

 施設は米軍人とその家族向けの「根岸住宅地区」で、横浜市の中、南、磯子の三区にまたがり、面積は東京ドーム九個分にあたる約四十三ヘクタール。周辺は閑静な住宅地で地元は長年、返還を求めてきた。

 〇四年十月の日米合同委員会で、米軍施設「池子住宅地区」(横浜市金沢区、逗子市)に新たな住宅を建設するのと引き換えに、日本側への返還が決定。その後、建物の老朽化もあり一五年十二月には、居住していた米軍人らは施設外の民間住宅に移るなどして全世帯が退去。現在も警備要員らを除きほぼ無人となっている。

 ただ、移設先の池子地区の周辺住民は開発による緑地環境の悪化などを懸念し、建設に難色を示している。このため根岸地区の返還手続きは停滞している。防衛省は毎年、池子地区の新住宅建設の前提となる環境影響評価(アセスメント)費用を予算計上し、一八年度予算案にも一億三千四百万円を盛り込んだが、着手のめどは立っていない。

 日本政府はこの間、米軍への施設提供を日本側の義務とした日米安全保障条約と日米地位協定に基づき、根岸地区内の36%を占める民有地の借り上げ費や崖地保全費用を負担し続けてきた。

 周辺の地価などを参考に、一六年度実績で約二十一億円かかっており、米軍が退去した一五年度からの三年間では約六十億円を支出。今後も同程度の金額が必要となる見込みだ。池子地区への移設に今すぐ着手したとしても、完成までには最低二年以上を要するため、支出は百億円を超えることになる。

 根岸地区の地元自治体の関係者は「多額の費用がかかっており、無駄遣いだ。池子地区と切り離して先行返還を考えるべきではないか」と訴える。跡地利用を検討している横浜市基地対策課の担当者も「米軍施設は必要がなくなれば返還するのが原則。国は実態を踏まえ、米側と協議するなどしかるべき対応をとってほしい」と話す。

 防衛省地方調整課は「日米の政府間合意は重い。早期の池子地区の住宅完成を目指したい」としている。

<米軍根岸住宅地区> 1947年に米軍が接収し、米海軍軍人ら約400世帯が入居していた。国有地が64%、民有地が36%。日米安全保障条約と日米地位協定に基づき、米軍への施設提供は日本側の義務とされ、返還は米側の合意が必要。







原発は安全、心配ないと主張していた原子力ムラの超A級戦犯たちが被ばくで死に始めた 
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/215.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2017 年 12 月 10 日 14:03:53: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag



一銭の価値もない原発メーカー・ウェスチングハウスを6000億円以上で買収し、
東芝を破綻に追いやった張本人の一人、西田厚聡・元東芝会長が
急性心筋梗塞で亡くなった[1]。
同じく、東芝と日本郵政の巨額損失を主導した西室泰三・元東芝社長も
この10月に亡くなっている。
このほかにも、最近、原子力ムラの超A級戦犯たちが、被ばくの影響と思われる病気で
バタバタと死去している。
2016/1/16 澤昭裕 元経産省・原発推進官僚 すい臓がん 58歳 [2]
2016/11/12 長瀧重信 長崎大名誉教授 胸部動脈瘤破裂 84歳 [3]
2017/1/21 加納時男 元東電副社長・元参議院議員 心不全 82歳 [4]
2017/10/14 西室泰三 元東芝社長・日本郵政社長 死因非公表 81歳 
2017/12/8 西田厚聡 元東芝会長 胆管がん・急性心筋梗塞 73歳
原発は安全、低線量被ばくは体によいと言ってきた連中がこのていたらくでは誰も信用しまい。
いかに彼らの言うことがデタラメであるかよくわかるというものだ。
今頃地獄の底に落ちて、ずらりと並ばされて閻魔様に舌を抜かれていることだろう。

(関連情報)
[1] 「東芝の元会長・西田厚聡さん死去 米原発WH買収を決断」 (朝日新聞 2017/12/9)
http://www.asahi.com/articles/ASKD95RGMKD9ULFA003.html
[2] 「澤昭裕さん死去 21世紀政策研究所研究主幹 (朝日新聞)」 (拙稿 2016/1/17)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/696.html
[3] 「長崎大名誉教授の長瀧重信さん死去 原発事故の被害調査 (朝日新聞)」
(拙稿 2016/11/15)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/783.html
[4] 「原子力推進・反原発潰しに暗躍した元参議院議員・加納時男氏死去 
彼のおかげでニッポン復活は”ふ”かのうに」 (拙稿 2017/1/21)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/337.html
[5] 「東芝“粉飾決算”中心人物のあだ名は「原発野郎」! マスコミが報道しない原発ビジネス、
安倍政権との関係」 (LITERA 2015/7/22)
http://lite-ra.com/2015/07/post-1313.html
[6] 「巨額粉飾の東芝は労働環境もブラックだった! 不正経理の“元凶”西室会長=岡村社長体制下で
うつ病や自殺者も」 (LITERA 2015/9/29)
http://lite-ra.com/2015/09/post-1541.html


巨額粉飾の東芝は労働環境もブラックだった! 不正経理の“元凶”西室会長=岡村社長体制下でうつ病や自殺者も
2015.09.29


 総額2000億円超の巨額“粉飾”が発覚し、歴代3社長(西田厚聡氏、佐々木則夫氏、田中久雄氏)のクビが飛んだ東芝。9月30日には、臨時株主総会が開催される。臨時株主総会では、2度延期し大幅に遅れた2015年3月期決算と2016年3月期第1四半期決算などの承認とともに、それまでの16人から11人へと取締役を減員し、社外取締役の数を過半数に引き上げる定款変更などが議題になっている。10月からは株主内部統制が強化され、室町正志会長兼社長体制での実質的なスタートになる。
 四半期ごとの利益水準を重視する経営陣、「チャレンジ」と称して各事業部門に要求される過剰な業績改善、現場ではチャレンジで掲げた数値目標を達成するための「施策」と称した事業計画を作成し、この「施策」をもとにした東芝のブラックな経営体質。これが見直されるかと思いきや、内実はまったく変わらない。
「今回の新体制のトップ人事を主導した“黒幕”は1996年から2000年に社長を務めた西室泰三相談役。室町新社長は西室相談役の大のお気に入りで、若い頃からの子飼いでした。西室さんは一連の不正発覚直後から、まるで自分が東芝立て直しの責任者であるかのように振舞っている。不正経理があったのは西室さんが東芝の社長をしていた時期(1996年~2000年)とはズレているので、本人は“セーフ”だと思っているのでしょうが、第三者委員会から不正経理の原因と指摘された『上司に逆らえない企業風土』をつくりあげたのは間違いなく西室さん」(全国紙経済部記者)
 しかも、西室氏らの経営方針が生んだのは不正経理、粉飾決算だけではなかった。社内で「パワハラ」が横行するとてつもなくブラックな労働環境を生み出したのだ。
 西室相談役は1996年に社長に就任するや、米国流の経営を積極的に取り入れ、98年には執行役員制を導入し、99年には社内カンパニー制を敷いた。東芝きっての国際派と持ち上げられたが、その実は、目先の収益にこだわる短期的視点のリストラを繰り返し、業績の責任を下に押し付ける組織を作り上げた。
 西室氏は2000年に社長を退いたあとも5年(通常は4年)の長きにわたって会長職に留まり、後を引き継いで社長になった岡村正相談役(元日本商工会議所会頭)とともに、その路線をさらにエスカレートさせていった。


『ルポ 過労社会』(中澤誠/ちくま新書)によれば、岡村社長時代から社内はすでにブラックな労働環境になっていた。たとえば、埼玉県深谷工場の液晶生産部門では加重ノルマに精神を病む労働者が続出していたのだという。2000年秋から、埼玉県深谷工場で「M2」プロジェクトと呼ばれる液晶生産の新規プロジェクトが行われたのだが、前身の「M1」プロジェクトでは開発に1年1カ月と時間がかかったということもあって、「M2」プロジェクトでは半年で完成させることが求められた。「社運をかけたプロジェクト」ということもあり、深谷工場には100人近いエンジニアが集められたのだが、そのなかにはのちに、うつ病を発症し東芝相手に解雇をめぐる裁判を起こす重光由美さんもいた。
「M2」プロジェクトにおいて重光さんは自身を含め3名が担当する、ある工程のリーダーを務めることになる。当時の生活は8時から9時の間に出社し、帰宅は23時を過ぎることが日常的で、午前0時を超えることも増えた。もともと「M2」プロジェクトでは週末も出勤を予定したスケジュールが組まれていたが、計画が遅れ出すと輪をかけて休日出勤が増え、プロジェクトが始まった00年12月から翌年4月にかけての所定時間外労働時間は、客観的な証拠が残っているだけでも平均して月90時間34分にも上るほどになった。労働基準監督署が過労死認定するための基準「過労死ライン」の「月80時間」を上回っている。
「タイトな開発スケジュールに、相次ぐトラブル対応。計画の遅れを取り戻すための繁忙な日々が続いた。やがて体が悲鳴を上げた。プロジェクトに加わって約半年後、うつ病を発症する。上司に何度も『担当を外してほしい』と訴えていた」(同書より)
 管理者教育にカウンセラーの雇用、当時の東芝は全国の企業の平均水準を上回るメンタルヘルス対策を行なっていたとされているが、それも名ばかり。
「改善されない労働環境に、重光さんのうつ病は悪化していき、2001年5月ごろから休みがちになった。(略)体調不良で仕事を休み自宅で寝ていると、上司が『明日の会議に出てくれないか』と電話してくることもあった。2001年9月、休職に追い込まれた。復職もかなわず休職期間が満了した3年後、会社から解雇を言い渡された」(同書より)
 重光さんは労災認定と解雇無効を求めて提訴。08年に東京地裁は東芝の過失を全面的に認める解雇無効の判決を出し、09年には労災不支給取り消し訴訟でも勝訴し労災認定された。解雇無効の判決に関しては東芝側は即日控訴した。





「2014年3月、最高裁は重光さんが体調不良を訴え、欠勤を繰り返していたことから、『会社は過重労働を認識しうる状況で対応は可能だった』と判断。二審判決を破棄し、賠償額を算定し直すため、東京高裁に審理を差し戻した。裁判は現在、東京高裁で和解協議中だ」(同書より)
 しかも、さらに深刻なのは、精神的に追い込まれたのが、重光さんだけではないということだ。
「重光さんだけではない。長時間労働が恒常化し、プロジェクトの他のメンバーも疲弊していた。重光さんがうつ病発症後、同僚の男性二人が相次いで自殺し、一人は後に過労が原因として労災が認められた」(同書より)というのだ。
 今回、リテラでは重光さんに当時の様子を詳しく話を聞いた。
「私が休職したのは、2001年9月。その時期を挟むように7月には同僚のOさん。12月には同僚のKさんが自殺しています。ともに私の同期の30代男性で『M2』プロジェクトにかかわっていました。Oさんのときには、7月のある日、急に全員が招集され、『O君が今、行方不明になっている。連絡があったら「何も心配しなくていいから、とにかく出てきて」と伝えてほしい』と話がありました。しかし、その数日後、Oさんは遺体で発見されたのです。Oさんは結婚し家も買ったばかりでの自殺で、私たちがお葬式を手伝ったのですが、ご家族が痛々しかった。また、6カ月後のKさんの自殺では仕事に関する遺書も残されていたようで、さすがに会社側もまずいと思ったのか、自殺の事実を隠ぺいしました。私たちには死亡の連絡がなく、総務関係者などが参列した葬儀が終わったあとに組合報で簡単に訃報を知らされただけでした」(重光さん)
 当時から「チャレンジ」と称した各事業部門への過剰な業績改善要求は行われていたという。
 「事業部長クラスが『チャレンジ』を指定し、部課長クラスがそのための『施策』をまとめるというものでしたが、私の上司は丸投げで、私がそのための『施策』を具体的に考えていたのです。最近の東芝の会計スキャンダルで『チャレンジ』『施策』という文字が躍っているのを見て、まったく変わっていないなと悲しくなりました。裁判は和解協議が長期化しているのでストレスがたまります」(重光さん)
 東芝の米国流の経営の内実は、パワハラどころか自殺者まで続出させた東芝のブラックな労働環境ということか。


しかし、こうした米国流の経営を導入し、推し進めた張本人たちは今も、東芝の実権を握るどころか、日本の政財界にも強い影響力を行使する。
 西室相談役は、11月4日にもグループ3社の株式上場が予定される日本郵政の社長を務めるとともに、15年の安倍政権の“目玉政策”である「戦後70年談話」の有識者会議の座長を務めた。
 岡村相談役は15年春の叙勲(旭日大綬章)を受章し、東大ラグビー部出身という経歴もあり、19年W杯組織委財務委員長を務めていることから、6月には日本ラグビー協会会長に就任した。この人事には名誉会長となる森喜朗元首相の意向も大きかったという。
「豊かな価値を創造し、世界の人々の生活・文化に貢献する」という企業理念を持つ東芝だが、会計だけではなく、ブラックな労働環境さえも粉飾し続けてきたのだ。
(小石川シンイチ)

東芝“粉飾決算”中心人物のあだ名は「原発野郎」! マスコミが報道しない原発ビジネス、安倍政権との関係
2015.07.22


「残り3日で120億円の利益を改善しろ」(佐々木則夫社長 2012年当時)
「テレビはなんだ、この体たらく。黒字にできないのならやめる」(田中久雄社長 2014年当時)
 
 7月21日、東芝は粉飾決算を調査した第三者委員会報告書の全文を公表した。同報告書では過去7年間で1500億円を超える利益の水増しの事実に加え、予算達成のプレッシャー、「社長月例」と呼ばれる会議でのつるし上げなどのパワーハラスメントのもと、経営トップが関与して“不適切会計”が行われたと分析。これを受けて、田中久雄社長や前社長の佐々木則夫副会長、その前の社長の西田厚聡相談役ら直近3代の社長経験者を含む経営陣9人が引責辞任することが発表された。
 新聞大手3紙の22日朝刊も、大きくこの問題を取り上げ、企業統治の実効性を高めるよう提言した。
 しかし、実はこの問題に対するマスコミ各紙の動きは鈍かった。4月にSESC(証券取引等監視委員会)への告発があり、5月には各社ともかなりの証拠をつかんでいたにもかかわらず、散発的に報道するだけで、通常の企業不祥事のような追及は一切することがなかった。
 さらに、第三者委員会が利益水増しを確定した現段階でもまだ「粉飾決算」という言葉を使わずに「不適切会計」というあいまいな言葉を用いている。3月22日の各社社説や解説でも、「自浄作用が働かぬ企業風土に問題」(日本経済新聞識者コメント)、「実効ある企業統治を」(朝日新聞社説)、「ルール軽視の体質を改める必要がある」(読売新聞社説)といった文字が踊り、各紙とも、今回の東芝の不祥事を「企業統治」の問題に落着させるかのようなトーンに終始している。
 マスコミのこうした弱腰はもちろん、東芝が大スポンサーだからだ。東芝はグループ全体で年間329億円もの宣伝広告費を計上しており、これは日本の企業ではかなり上位に入る。それに配慮して、自主規制しているということらしい。
「これからSESCが検察に告発して刑事事件になれば、もっと厳しい追及をすると思いますが、現段階ではこれが限界ということです」(大手紙・経済部記者)


しかも、マスコミは今回、もうひとつ隠していることがある。今回の東芝の“不適切会計”は「事業の選択と集中」を行った「非常識経営」の異端児・西田厚聡(パソコン事業出身)が05年に社長に就任したことがきっかけとされている。08年9月のリーマン・ショックを発端とする事業環境の急激な悪化に対し、「死に物狂いでやってくれ」「事業を死守したいなら、最低100億円やること」(09年1月の会議)と叱咤するとともに、アメリカ流の当期利益至上主義を推し進めた。
 その結果、「とにかくこの会計期間に利益を達成しなければならないという当期の利益至上主義」(第三者委員会・上田広一委員長)が企業風土となり、社内では会計操作が横行したという。
 しかし、実際に粉飾決算をエスカレートさせ、巨大な規模にしたのは、その後の社長職をひきついだ佐々木則夫だった。11年から12年は“不適切会計”が幅広く行われた。決算期末までの3日で利益120億円の利益改善を迫り、13年3月期にはパソコンなどの部品取引で約310億円の利益を過大計上されたほどだ。
 そして、この佐々木前社長の行為は11年の東日本大震災以降の原発事業の不振をごまかすためだったと見られているのだ。
 東芝の事業の二大柱は、半導体と原子力発電なのだが、佐々木前社長は原子力事業一筋でのしあがってきた人物。たとえば、東芝は06年、相場の3倍以上の約6000億円を用意し、原発製造大手である米ウエスティングハウス社(WH社)を買収したが、その立役者が佐々木前社長だった。
「週刊ポスト」(小学館)7月31日号「東芝『骨肉の人事抗争』20年全内幕」は、「佐々木さんは社内で『原発野郎』と揶揄されるほど原子力以外には詳しくないとの評が多く、語学も苦手で海外出張にはほとんど行かなかった」という同社の中堅幹部のコメントを載せている。
 09年の社長就任後は「原子力事業で売上高1兆円」という目標を掲げ原発ビジネスに邁進するも、11年の東日本大震災、東京電力福島第一原発事故発生。しかし、その直後でも「日経ビジネス」(日経BP社)11年8月29日号「編集長インタビュー 原発の世界需要揺るがず」では、「(原発市場は)縮小というより、増えるのではないですか」「原発事業がなくなるとは思っていません。当社の原発関連売り上げの7割は海外向けです。国内でも、原発のメンテナンス売り上げが減って、3割のうち3分の1がなくなるとしても、海外も含めた全体で見れば10%減少にもならない」と海外展開を続けることを明らかにした。




12年、政権交代で安倍晋三=自民党政権が誕生すると、佐々木氏は産業競争力会議の民間議員や経済再生諮問会議の民間委員など政府の役職を率先して引き受けるようになる。13年、安倍首相がUAE、トルコなどを訪問、原子力協定を結んだ際には同行し、東芝の原発を売り込んだほどだ。
 13年6月のアベノミクス第3の矢である成長戦略「日本再興戦略」のなかに「インフラシステム輸出」も加わったが、この成長戦略には佐々木が大きく関わった。その後も佐々木は法人税率引き下げの論調をリードするなど安倍政権下での“財界総理”気取りで政界に影響を及ぼしていた。
 しかし、世界的に原発の新設にブレーキがかかっているなか、「原子力事業で売上高1兆円」という目標どころか、現状維持も難しくなっているのが実情だ。
「週刊金曜日」(金曜日)7月10日号「東芝不正経理の影に原発事業の不振」では、〈原子力大国フランスを支える原発メーカーのアレバも(略)14年の決算では、過去最高となる48億ユーロ(約6700億円)の損失を計上していた、仏政府はアレバ本体に公的資金を資本注入するほか、新興勢力・中国からの資本参加も取りざたされている(略)日本の原発産業関係者は(略)「東芝はアレバと同じように『原発投資』への引っ込みがつかなくなり、結果として首がまわらなくなった、会社がつぶれてもおかしくないのに、まだ気づいていない」〉と指摘する。
 さらに、「週刊朝日」(朝日新聞出版)7月31日号「東芝を食い潰した日米の原発利権」では約6000億円を用意して買収したWH社が不良資産化している現状を明らかにしている。
〈東芝は買収によって、原発ビジネスが約2000億円から15年には約7000億円、20年には約9000億円に拡大すると計画していた。
「06年に経産省が「原子力計画」を発表し、既存原発の60年間運転、30年以降も原発依存度30~40%を維持、核燃料サイクルの推進、原発輸出を官民一体で行うとぶち上げました。東芝はその先陣を切ってコケた。計画を当時まとめたのが現在、安倍首相の秘書官として出向している経産官僚らです」(元政府高官)〉
 その不良資産総額はWH社ののれん代4000億円と、「赤字が続くと計上が認められなくなる」繰り延べ税金資産の取り崩し額最大5000億円も含めれば、合計9000億円となり、新たな巨額損失になりかねないのだ。


「(原発産業によって)バラ色だと思っていた未来が、イバラの道に見えてきた」(毎日新聞朝刊)と東芝幹部は語るが、世界的に斜陽化しかねない原発ビジネスに突っ込んだ経営陣の経営判断のミスを、ウソにウソを塗り固めてごまかそうとしてきた。これが今回の巨額粉飾の本質なのだ。
 今回の不正発覚の端緒になったSESCへの内部通報も、原子力発電の社会インフラ関連事業会計に不正行為があるという内容だった。
 それにしても、産業競争力会議の民間議員や経済再生諮問会議の民間委員など政府の役職を務め(今回すべての公職も辞任)、アベノミクス第3の矢にも大きく関わった人物が、企業統治も出来ないどころか、パワハラと粉飾決算の“原発野郎”とは、安倍政権の底の浅さをまたも明らかにする形になったではないか。
 しかし、朝日、読売、日経の大手3紙も産経も、東芝と原発の関係について触れようとはしない。触れたのは毎日新聞と東京新聞だけだ。
 東芝“不適切会計”報道は原発業界と安倍政権、さらには巨額の宣伝広告費問題にも飛び火しかねない。今回の事態を早期収束させたいのは、東芝だけでなく、マスコミも同様なのかもしれない。
(小石川シンイチ)










法治国家完全崩壊を招く裁判所の堕落ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sqbpen
7th Dec 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks

放送法64条1項の規定について、最高裁は12月7日に合憲との判断を示した。

事前に想定された通りの判決である。

問題の本質は、日本の裁判所が完全な機能不全に陥っていることにある。

日本の裁判所は法の番人ではなく、行政権力=政治権力の番人に堕してしまっている。

日本国憲法第76条は

「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ

拘束される。」

と定めているが、この規定が守られていない。

裁判官の人事権を内閣が握っている。

内閣が人事権を濫用して裁判所人事を行うから、

裁判官が法と正義に基づく判断ではなく、

内閣の意向を「忖度」する判断を示すようになる。

日本の裁判官は常に行政権力=政治権力から監視されている。

中央監視塔からすべての房の様子を見ることのできる監獄の建築様式を

「パノプティコン」と呼ぶが、

日本の裁判官はパノプティコンの囚人であると元裁判官で弁護士の森炎氏が

指摘している。

『司法権力の内幕』(ちくま新書)

http://goo.gl/7iYDSu

「パノプティコン」とは、功利主義哲学者の代表者ジュミレー・ベンサムの提唱に

かかる近代的監獄の設計思想である。

森氏の記述によれば、ベンサムは、最初は法律実務家として出発したが、

刑事政策的意図をもって、

パノプティコンなる「監獄の一望監視装置」を発案したのだという。

パノプティコン=Panopticonとは、

pan=all=「すべてを」

opticon=observe=「みる」

という意味で、全展望監視システムのこと。

パノプティコン型の監獄では、

中央に配置された監視塔の周りをぐるりと囲む形で囚人棟が円形に配置される。

囚人は円形棟の狭い棟割房に閉じ込められ、

房には必ず中央監視塔に向けて窓がつけられる。

この仕組みの中では、閉じ込められた囚人は、

常に中央監視塔からの視線を意識しないわけにはいかない。

森氏は、

「そこでは、四六時中、食事中も入眠中も用便中も、嘆く時も笑う時も、

怒る時も祈る時も、ただ単に無為に過ごす時さえも、監視されているという意識が

離れない。」

と指摘する。

森氏は、日本の裁判官が位置する場所は、

このパノティプコンの囚人房なのだと指摘する。

そのうえで、

「狭い房の中で、中央監視塔の視線から逃れる場所はどこにもない。

そうした毎日を繰り返すうちに、人は、いつしか、規律を欲する中央監視塔からの

視線を自己の内部に取り込むほかなくなる。

自分からそれに見合う姿勢や動作をするようになるだろう。」

と述べる。

裁判所裁判官の行動原理を、

森氏はパノプティコンの囚人房に押し込まれた囚人の行動原理にたとえるのである。

放送法第64条は、テレビを設置したらNHKと放送受信契約を

締結しなければならないという条文である。

この条文が「契約の自由」という基本的人権を侵害するものであることは

明らかである。

契約を強制され、受信料を強制徴収されることは財産権の侵害でもある。

そのNHKがどのような放送を行っているのかが問題であるが、

NHKも裁判所と同様に、人事権によって内閣に支配されている。

安倍政権は放送法が規定するNHKの人事権を濫用してNHKを支配している。

NHKを安倍政権による情報操作の最重要機関として支配してしまっているのだ。

NHKの経営は放送受信料によって成り立っている。

その放送受信料の強制徴収を政治権力が容認してくれるのだから、

NHKは益々政治権力=安倍政権の意向を忖度した番組作りに

いそしむことになるだろう。

日本では三権分立が成立していない。

行政権力が立法府も司法府も支配してしまっている。

完全な独裁国家に転落してしまっているのだ。

最高裁判事がすべて安倍政権の人事権支配下に置かれている。

この裁判所が行政権力に対峙する判断を示すわけがないのである。

この国を現在の惨状から救い出す方法は一つしかない。

選挙で政権を刷新することだ。

政権を刷新して放送法も抜本改正する。

このことによって、歪んだ放送法の規定も是正できる。

すべての力を政権刷新に注ぐことが最大の急務なのである。

裁判所が法の番人で、裁判官が良心と憲法および法律に沿って判断を下すなら、

司法を信頼できる。

しかし現実は違う。

内閣が人事権を濫用して、最高裁を支配する。

下級裁判所の人事は最高裁が提出する名簿に従って内閣が任命する。

最高裁の人事権を掌握しているのが最高裁事務総局である。

下級裁判所の裁判官は最高裁事務総局にすべてを支配されているため、

その意向に反する行動を示さない。

例外的に、こうした権力者の意向に従属しない、優れた裁判官が存在するが、

権力の意向に反する司法判断を示せば、必ず左遷される。

したがって、彼らが上級裁判所の幹部に登用されることはない。

したがって、日本の裁判所判断は行政権力の意向を反映するものになる。

重要な政策課題に対する判断では、裁判所が法と正義に基づいて判断することがない。

政治権力の意向を忖度して判断を示す。

日米安保条約が重要な政治テーマに浮上した1960年。

砂川闘争裁判で、一審の東京地裁伊達秋雄裁判長は

日本政府がアメリカ軍の駐留を許容したのは、

日本国憲法第9条2項前段によって禁止される戦力の保持にあたり、

違憲であるとの判断を示した。

米軍の日本駐留を違憲であると判断したのである。

法と正義に基づく画期的な判決だった。

これに対して当時の駐日大使ダグラス・マッカーサー2世は、

同判決の破棄を狙って外務大臣藤山愛一郎に最高裁への跳躍上告を促す

外交圧力をかけ、最高裁長官田中耕太郎にも接触して日本の裁判所に介入した。

最高裁は「高度な政治性をもつ条約については、

一見してきわめて明白に違憲無効と認められない限り、

その内容について違憲かどうかの法的判断を下すことはできない」という

「統治行為論」を示して、一審判決を差し戻し、東京地裁は被告を全員有罪とした。

この瞬間に日本の裁判所は「死」を迎えたのである。

日本の裁判所は法の番人ではなく、政治権力の番人に堕してしまっている。

日本の裁判所は治安維持機関=権力機関に成り下がってしまっている。

したがって、今回の判断についても何の驚きもない。

そもそも、日本の最高裁が正しい判断を示すことを、

恐らく誰も予想していないし、期待もしていないのである。

重要なことは、一刻も早く政治権力を刷新して、

その上で「ヒラメ裁判官」を一掃することだ。

NHKの偏向を解消するには、放送法を抜本改正するしかない。

その放送法改正には、選挙によって議会の構成を変えるしかないのである。

2009年には政権交代が実現した。

現行の制度下においても道が完全に閉ざされているわけではない。

政権交代は十分に可能である。

しかし、2009年以降は、政権交代によって既得権益を失う勢力が、

ありとあらゆる手段、謀略を用いて、政権を崩壊に追い込んだ。

その延長線上に第2次安倍政権が誕生し、猖獗を極めている。

日本は悲惨な状況に追い込まれている。

しかし、ここであきらめてはならない。

そもそも安倍政権の基盤は強固でない。

国会議席数は多いが、10月の総選挙でも、

比例代表選挙で自民党に投票した者は17.9%、

公明を合わせても24.6%にしか過ぎない。

安倍政治を打倒しようと考える勢力が大同団結するだけで、

いつでも政権交代を実現できるのだ。

すべての悪事は、政治権力、行政権力を安倍政権が握ってしまっていることから

発生している。

この元を絶たなければならない。

NHKは政治権力に迎合して偏向放送を行うと同時に、

民間放送と変わらない芸能界や産業界と癒着した行動を示している。

このような放送を行う事業者との契約締結を法律によって強制することを

是認して良いわけがない。

今回の司法判断は、日本の裁判所が完全に機能不全に陥っていることを示す

明白な証左である。

NHK放送にスクランブルをかけさせて、

受信契約を締結した者だけが放送を視聴できるように制度を改めるべきである。

また、NHK放送を視聴できないテレビの開発も急がれる。

歪んだ国においては、主権者がさまざまな工夫をしてゆかねばならない。

日本の現状を踏まえると、良識ある主権者は、

裁判所判断を尊重することができなくなる。

裁判所判断を絶対視しろという主張に無理があるのだ。

裁判所判断が軽視される状況が強まれば、法治国家としての根幹が揺らぐ。

日本の現状はそこまで劣化していると言わざるを得ない。

ほら、やっぱり、モリカケ疑惑が選挙の最大の争点!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19337987.html
2017年10月12日 半歩前へ

 「消費税引き上げ」だと言ってみたり、「憲法9条」だと言ってみたり、「北朝鮮問題」だといい、総選挙の争点が総花的に拡散してぼやけてしまった。自民党お得意の争点隠しである。

 有権者はゴマかされてはいけない。最大の争点はモリカケ疑惑だ。覚えているはずだ。国会答弁に出た官僚がみんな口裏合わせてウソを付いた。そうしないと自分のクビが飛ぶからだ。

 加計学園などと言う名前、みんな聞いたことがなかったのではないか?森友学園もそうだ。失礼ながら、こんな訳の分からないガクエンに、時価14億円近い国有地が、ほとんどタダ同然で激安払い下げられた。なぜだ?

 腹心の友(安倍晋三の発言)だというだけで約37億円の公有地と校舎建設の補助金96億円が出た。なぜだ?

 国会の証人喚問で、籠池泰典が正直にしゃべった。「財務省からの払い下げに際しては、(安倍首相の妻の)昭恵さんに大変世話になった。神風が吹いた」とうれし涙の籠池。

 籠池はその後逮捕され、今も“牢屋”につながれている。正直に証言した者がお縄をちょうだいした。

 他方、渦中の人物である「安倍昭恵」サンは、「国会の喚問に応じるべきだ」との圧倒的な国民の声を無視して“知らぬ顔の半兵衛”を決め込む。

 大型の専用旅客機で海外に行く。多額の税金を使って行くのだかられっきとした「公人」である。ところが都合が悪くなると途端に、「私人」だと言い張る。

 その「私人」が、警視庁の護衛を従えて好き勝手に遊び歩いている。今は選挙だから山口にいるそうだが、元“名誉校長”さんは涼しい顔。なぜだ?

 安倍晋三首相は森友事件や加計疑惑で追及されるのがコワくて「疑惑隠し解散」を強行した。

 ほら、振出しに戻った。やっぱり、モリカケ疑惑が選挙の最大の争点なのである。

コメント

2. 2017年10月12日 22:56:15 : zelp0Cletg : EAOovIR1VfY[3]
▲△▽▼物事の本質は発生にあり。
今度の選挙の発生は、紛れもなく「モリカケ疑惑」です。
つまり本質はドロボー政治です。
有権者が健全であれば、主権者国民によって日本の民主主義を破壊するドロボー政治屋は国会から払い落とされます。
そして健全な主権者国民によって国税庁長官に説明責任を果たさせます。
この選挙の焦点・争点は、紛れもなく「政治の私物化」です。
本当に質の悪いこの国のダマスゴミ!
この国の民主主義を破壊する勢力にべったりで、加担までする本当に質の悪い大手ダマスゴミ!
最低かよ!
この国の民主主義を破壊する勢力に加担し、国民の投票先を誘導するようなことばかりやっています。
あまりにも悪質で、国民を舐めまくっています。
大手ダマスゴミは、今度の選挙の焦点の象徴でもある山口4区の状況を一切報道しません。
誰が考えても、ドロボー政治屋を国会から払い落とすというのが、今度の選挙の焦点です。
山口4区では、国民の関心が最も高いドロボー政治屋に毅然として立ち向かう“黒川VS安倍”の選挙戦が展開されています。
小学生が考えても高視聴率が得られるネタです。
なのに、山口4区で展開されている国民の関心が最も高いドロボー政治屋に毅然として立ち向かう“黒川VS安倍”の選挙戦の状況を一切報道をしようとしません。
みんな言っています。
報道してしまうと、国民に更に火がついてしまい、日本の民主主義を破壊する勢力がコテンパーに負けてしまうから報道しないんだねと言っています。
大手ダマスゴミもドロボーの仲間なんだねとも言っています。
最低です。
国民にとってこんなに信用のないドロボーの仲間である大手ダマスゴミの選挙報道に騙されないようにしたいものです。
くれぐれも言っておきますが、自公優勢の報道なんて、何を意味しているか、火を見るよりも明らかです。
選挙報道にマインドコントロールされて、どうせ投票に行っても期待する結果にはならないと思い込まないことです。
そのためには、大手ダマスゴミは国民をマインドコントロールするために、意図的に目論みを持った選挙報道をやっていることをしっかり意識しておくことです。
本当に最低です。
日本の民主主義を破壊する大手ダマスゴミ。
こいつらの存在で、日本国民がどれだけ苦しめられていることか・・・・。

No. 1254 中国の台頭みとめぬ米国
投稿日: 2019年6月3日
「日本の製品は世界一」と日本が自負していた1980年代、貿易黒字を拡大し続ける日本に米国はスーパー301条を発動し、輸入関税の大幅引き上げを迫った。その頃中国は人件費の安さから「世界の工場」と呼ばれ、多くの国の製造業が進出していた。
今ではその中国が日本に進出し、業績の悪化した日本企業を買収している。しかしそれでも小型化技術や安全性能では「日本が優れている」「日本製の部品がなければできない」といった日本の優位性を誇る声はやまない。例えばリニア中央新幹線は2027年に開通予定だが、中国ではドイツの技術を導入したリニアモーターカーが2004年から営業を開始している。上海空港と郊外の地下鉄駅の間、約30キロを最高速度430キロ、8分弱で結ぶ世界唯一のリニアは、最高速度580キロを誇る日本の超電導技術とは雲泥の差があるということらしい。
日本よりも中国の台頭を認めることができないのが米国である。人類初の月面着陸からインターネットまで、世界をリードしてきた領域で、40年前に「第三世界」だった中国が競争相手になった。中国は宇宙ステーションを運用し、昨年からは独自の衛星測位システムで世界中に高精度のナビゲーションサービスを提供している。人工衛星の打ち上げ数も米国を上回り、1月には無人探査機が世界で初めて月の裏側へ着陸した。一方、予算のない米国はアポロ計画以後、月探査を行っていない。
増え続けるホームレス、教育の劣化、リニアどころか老朽化する鉄道、経済から予算を取り続ける軍隊と、もはや米国に世界をけん引する力はない。先進技術で対抗する代わりに制裁や同盟国に中国製品を使わないよう圧力をかけている。特に5G(第5世代移動通信システム)における覇権争いで、トランプ政権は日本を含む同盟国に中国の通信大手ファーウェイを市場から排除するよう圧力をかけたが、5G技術は携帯電話の改善だけではない。ネットワーク速度は4Gの10倍、タイムラグは30マイクロ秒以下という利点から、中国ではすでに5Gを使った遠隔手術が何例も行われている。4月には広東省で患者から400キロ離れた場所に複数の心臓外科医が集まり、大型画面を通して5Gを使ったリアルタイム遠隔指示による心臓内視鏡手術が行われ、成功したという。
中国を讃えるつもりは毛頭ないが、重要な技術において中国が世界を先行しているという事実から目をそらしてはいけない。日本政府は4月に首相特使として二階俊博自民党幹事長を送るなど中国との関係構築に努めている模様である。優れた技術でなく制裁という手段を使うしかない米国に代わり、中国の技術が世界に普及するならばその国と仲良くすることが日本の国益になることを政府は理解しているのであろう。残る課題は日本がトランプ政権の圧力にどう対応するかである。

No.1253 低水準の米国失業率
投稿日: 2019年5月27日
米国の労働省が発表した4月の雇用統計によると米国の失業率は3.6%と、1969年12月以来およそ50年ぶりの低水準になったという。
トランプ大統領の政策により米国の経済が上向いていると主流メディアは報じているが、米国の景気先行指数として用いられる別の統計に、新規失業保険給付の申請数がある。米国では自己都合理由による離職に対して失業給付はしないため日本よりも給付は厳しい。この新規に申請される失業給付の件数を米労働省雇用統計局が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しているのだが、今年4月27日までの週の申請件数は、季節調整を加えると23万件と過去1年半の間では最も多かったという。
就業年齢にある米国人が職を失うと、米国政府の統計では「失業者」か「非労働人口」に分類される。働いていない米国人の総数はこの両方を合わせた数字である。過去10年間、米国の「失業者」は徐々に減少し、現在は620万人だという。しかし「非労働人口」は増加し続け、9500万人を超す。合計すると1億人以上の就業年齢の米国人は仕事についていないのであり、トランプ大統領になっても経済はまったく上向いてはいないということだ。
興味深いことに米国では今、労働者の支持を受けてトランプ大統領が誕生したように、富裕層やワシントンの体制派に対する人々の怒りをもとに民主党のアレクサンドリア・オカシオ-コルテス氏が昨年米国史上最年少で下院議員に選ばれた。オカシオ―コルテス議員は、グリーン・ニューディール法案という化石燃料に依存した従来型の産業を、再生可能エネルギーを中心とした産業構造に変えようとする法案はじめ、インフラ整備への公共投資、国民皆保険、大学無償化、政府による雇用保障制度など米国では前代未聞の提案をしている。
社会主義を否定する「右」のトランプ大統領にとってまさに「極左」のような政策ばかりだが、民主社会主義者の新人女性議員が選ばれたのも、米国で人々が富の格差や失業にうんざりしていることの表れだといえる。提案を実現するために、1千万ドル以上の所得のある超富裕層の累進課税率を70%にすること、赤字国債の発行などを提案しているが、この財政赤字を良しとする経済のフレームワーク「現代金融理論」(MMT)が今米国で話題になっている。
億万長者ビル・ゲイツ氏はMMTを「狂った考えで、財政赤字が容認できるのはGDPの150%くらいまで」と一蹴し、また「ハイパーインフレになる」といった反論もあるが、財政赤字がGDPの230%を超しながらインフレも起きない日本はすでにMMTの実験場だという識者もいる。29歳の新人女性議員が提唱する「財政赤字は問題ない、どんどん財政拡大すべき」という理論がどこまで米国民の支持を集めるかは分からないが、世論を喚起する大きな話題となることは確かである。







米国の華為たたき、なぜ?…「今、中国の技術勃興を止めなければシリコンバレー崩壊」

2019/05/27 ハンギョレ新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00033537-hankyoreh-kr

中国の習近平国家主席が5月21日、江西省於都県の中国赤軍長征出発記念館を訪れ、展示されている赤軍の古い軍服を見つめている。「中国中央テレビ」(CCTV)のニュース番組「新聞聯播」キャプチャー

米国“華為潰し”専門家分析  強硬な“華為たたき”に出た米国 習近平「新たな大長征の開始」で対抗 4次産業革命の核心技術で 中国企業ら相次ぎ米国の立場を脅かす  「予想以上に急速な中国の技術勃興に ロストベルトとシリコンバレーが手を握る」 「中国技術革新→先端化→金融勃興を遮断して ブレトンウッズ体制の維持が目的」

▼米国が、中国の技術勃興の象徴である華為(ファーウェイ)を世界市場から退出させる取り組みを露骨化している。特定企業に向けた米国の執拗な攻撃の本質は何だろうか。17日、成均館大学で成均中国研究所と公州大学SSK事業団が共同主催した「4次産業革命と米・中技術覇権競争」シンポジウムが開かれた。シンポジウムに参加した専門家たちは「米国の貿易戦争の本質は、中国の技術勃興の牽制にある」と診断した。

今月21日、中国の習近平国家主席は、赤軍(人民解放軍の前身)が1930年代に「大長征」に初めて出発した江西省於都県の長征出発記念碑を訪れ献花した。飛行機、列車、乗用車で移動する楽でない旅程だった。その後習主席は、1934年10月に毛沢東や周恩来など中国共産党の指導部と赤軍主力部隊が川を渡った最初の入り江を見て回った。当時、国民党軍に包囲され絶滅の危機に瀕した中国共産党赤軍は、ここで川を渡り、370日にかけて9600キロメートルを歩き延安に脱出した。その過程で戦略を樹立し、民衆の支持を得て、大反転の契機を用意する。習主席はこの日の訪問で「赤軍が大長征の出発点に立った当時を忘れない。今、私たちは新たな大長征を始めている。全てのものを新しくしなければならない」と強調した。この様子は翌日、中国中央テレビのメインニュースを通じて全国に放映された。最近、米中貿易戦争が「経済新冷戦」という深刻な段階に入っているという解釈が出てくる中で、これに対する中国指導部の“悲壮な覚悟”を見せる場面と解釈される。

最近2週間、米国は中国と中国情報技術(IT)の象徴である通信装備企業の華為(ファーウェイ)に対する規制を相次いで繰り出した。今月10日に米中貿易交渉が決裂すると、トランプ大統領は2000億ドル(約22兆円)の中国産商品に対する25%の関税賦課方針を明らかにしたのに続き、15日には「国家安保に危険を提起している」として、中国の通信装備の販売および使用を禁止すると宣言した。米商務省は、確実な証拠もなしに華為とその系列68社を取引制限企業リストに上げた。続いてグーグル、インテル、クアルコムなど主要情報通信会社が華為にサービスとチップの供給を中断する方針を明らかにした。習近平主席の発言は、こうした米国の攻勢に「おめおめと屈しない」意志を明らかにしたものだ。

米国、中国の技術勃興抑制に正照準

専門家らは、現在の米中貿易戦争が製造業を越えて「技術覇権戦争」に拡大し、その本質は米国による中国の“技術勃興”に対する牽制にあると分析する。最初の砲門は昨年3月22日、トランプ大統領が中国の不公正行為に対する米通商代表部(USTR)の報告書を検討した後に中国に対する行政措置を決めたことだった。

17日にソウルの成均館大学で開かれたシンポジウム「4次産業革命と米・中技術覇権競争」に参加したパク・ホンソ博士(公州大学SSK事業団)は「当時この報告書の核心標的はすでに単純な貿易不均衡ではなく、先端技術に関連した中国の不公正行為だった」と指摘した。パク博士の発表(「米国はなぜ中国の技術勃興を牽制するのか」)によれば、通称代表部の報告書は「中国が各種の法・行政措置を活用し、米国企業の市場接近を遮断して、先端技術移転を強要している」と批判している。また、先端技術確保のために米国に対する戦略的投資を中国が試みており、さらにはハッキングを活用し技術や企業秘密を窃取することによって米国企業の国際競争力を深刻に傷つけているという内容も含んでいる。報告書が出た直後の昨年4月3日、トランプ行政府は500億ドル(約5.5兆円)相当の中国産商品に対して25%の関税を賦課した。主な賦課対象は「中国製造2025」で恩恵を得る電子・機械のような先端製品だった。報復関税に続き、中国の移動通信企業「中興通訊(ZTE)」の米国内営業活動禁止措置、半導体企業「福建晋華」に対する米国装備および技術の移転禁止、華為創業者の娘の孟晩舟CFOの逮捕が相次いだ。昨年11月19日には、米産業安保局の人工知能、ロボット、量子コンピュータのような先端技術の輸出に対する統制強化方針も発表された。

世宗大学のチェ・ピルス教授(中国通商学)は、「中国に向けた戦線で米国の“ロストベルト”(米国北・中西部など一時は伝統的製造業の中心地で好況を謳歌したが、その後米国製造業の衰退により不況を迎えた地域)と“シリコンバレー”(米サンフランシスコに位置する先端技術産業団地)が、汎米国団結を成し遂げ攻撃に出ていると見なければならない」とし、「その理由は、中国の熟練労働が想像以上に急速に高付加価値化されたため」と述べた。彼は「中国がもはやシリコンバレーの下請け製造基地では、なく、自主的プラットホームと技術を備えた産業生態系を構築しようとしている」とし、「もし、中国が技術と標準で独立するならば、米国の技術企業とメーカーの居場所はなくなる」と指摘した。これまで高付加価値概念設計に集中し、低付加価値製造業は中国などにアウトソーシングしてきた米国技術企業の生存が危うくなるという話だ。「もはや比較優位論とかグローバル分業とかいう自由貿易の市場秩序概念に寄り添って米国が余裕を持てる境遇ではない」(チェ・ピルス教授)という指摘だ。

中国の技術水準はどの程度か

人工衛星GPSに代わるベイドゥ(北斗)衛星航法システム、アマゾンを中国から追放したアリババ、国際決済システムである国際銀行間通信協会(SWIFT)システムに代わる元貨国際決済システム(CIPS)の躍進など、中国の技術が米国を脅かす兆候は随所に現れていた。最近では月の裏側への着陸に成功し、航空宇宙分野でも米国を刺激した。5G、人工知能(AI)、ビッグデータ、無人運送手段など、未来核心技術領域で中国企業らがこれまで先頭グループだった米国企業に肉迫している。その先頭に立っているのが華為だ。特に華為は、4次産業革命の神経網と呼ばれる5G分野において、米国を追い越したという評価が出てきて米国の神経を逆撫でしたと見られる。

人工知能分野でも中国の躍進は際だって見える。10億に近い人口からあふれ出る巨大規模の情報は、人工知能構築の核心であるビッグデータの形成で大きな競争力になる。特に中国は、欧米などの先進国と比較して個人情報保護規制が緩いため、企業が必要な情報を収集しやすい。2017年、ゴールドマンサックスは「中国が数年以内に人工知能分野で米国に追いつくだろう」と予測した。世界銀行(WB)の資料によれば、昨年の中国の研究開発費は2931億ドルで、米国の5743億ドルに続き二番目に多い。中国の研究開発費は急速に増加する傾向にあり、近い将来米国を凌駕する可能性が大きい。40年前には小さな漁村だった深セン市は、華為、インターネット・ゲームサービス企業「騰訊(Tencent)」、電気自動車メーカー「比亜迪(BYD)」、ドローンメーカー「DJI」など、世界筆頭企業らの根拠地になり、今はシリコンバレーと対抗するまでに成長した。現時点では米・中間の技術格差は大きいが、今中国の勃興を阻止しなければ近い将来に追い越されかねないという恐れが米国政府内に形成されていると見ることができる。

中国が先端製造業まで完備することになれば、米国の覇権の核心である既存のドル覇権体制の亀裂につながりかねないという見解もある。すでに、国際決済システムであるSWIFTに代わる元貨国際決済システム(CIPS)の取引量は、最近の「一帯一路プロジェクト」(中国が推進中の新シルクロード戦略)に力づけられ、急増している。日本経済新聞は19日、「今年4月現在、89カ国865の銀行がCIPSを利用している」と報道した。昨年の取引額合計は前年比80%増の26兆中国元(約400兆円)に達した。もし中国がさらに歩幅を広げていけば、「ウォールストリート」(米ニューヨークの金融中心街)も黙過できないだろう。基軸通貨としての位置を確立したドル貨幣の地位を脅かしかねないためだ。日本の長期不況を呼び起こした1985年の「プラザ合意」(1985年主要5カ国の財務長官が集まりドルの価値を低め日本円の価値を高めさせた合意)のように、対中貿易戦争の次の手は為替レート戦争だという展望が出てくる理由だ。

パク・ホンソ博士は「米国としては“中国の技術革新→製造業先端化→元貨金融勃興”へと続く連鎖反応を遮断しなければならない理由がある。米中貿易紛争と華為規制の裏面には、中国の技術勃興を遮断し新ブレトンウッズ体制を維持しようとする米国の意志がある」と話した。

「収拾はない、戦争は激化するだろう」

関税を武器にした米中貿易戦争は、今年一時的な結末を見る可能性はあるが、技術覇権競争は継続し、いっそう激化するというのが専門家たちの見解だ。今月初めの米・中貿易会談決裂後に出てきた「来月日本の大阪で開かれるG20会談が、ムード反転の契機になりうる」という展望も暗くなっている。成均中国研究所の所長であるイ・ヒオク成均館大学教授(政治外交学)は、「中国は今回の事態を習近平政権の命運を賭けた戦いと見ている。G20を通じて対話のモメンタムを見つけることはできても、米中間の譲歩と交渉で劇的に妥結する状況ではない」と話した。短期間で収拾がつくには、すでに「手遅れ」ということだ。

ワン・ユンジョン慶煕大学教授(経済学)は「現在の米中貿易交渉の争点は、中国の技術勃興を制限できる知的財産権保護の強化、強制的技術移転の禁止、国有企業に対する補助金政策の廃止に集中している」とし、「今後も戦線は中国の技術勃興を牽制する方向で展開するだろう」と見通した。

パク・ヨンニュル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

































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今度は嫌韓批判で炎上も、ブレない石田純一が安倍政権の圧力を笑い飛ばす! 内閣官房から「桜を見る会」に出るな、の電話が
https://lite-ra.com/2019/02/post-4539.html
2019.02.10 嫌韓批判で炎上も…石田純一はブレない リテラ

    
    週刊金曜日(2月1日号)


石田純一がまた、ネトウヨから攻撃を受けて炎上している。原因は、ニュースサイト「デイリー新潮」に掲載された連載コラムで、石田が感情的な嫌韓論に警鐘を鳴らしたことだった。

 石田はまず、元徴用工の問題やレーザー照射の問題について、〈日韓問題はたがいに感情的になっているかぎり解決しない。メディアもことさら嫌悪感情を煽らないでいただきたい〉としたうえで、元徴用工の問題について、「日韓請求権協定で韓国の請求権は放棄されているので、この問題は解決済み」と突き放す日本側の姿勢にこう再考を促した。

〈1965年当時の韓国は朴正煕大統領による軍事政権下で民意が抑えられていた。だから、韓国人の国民感情としては、その時代に解決済みだといわれてもなかなか納得できない。そして強制労働や、劣悪な環境の労働に対する反省や謝罪は、やはりなかった。〉

 また、石田は、安倍政権の韓国への対応と、アメリカやロシアに対する対応の違いについても疑問を呈した。

〈ロシアのプーチン大統領やラブロフ外相から「北方領土はロシア主権下にあると認めることが平和条約交渉の前提だ」なんて言われても言い返せないし、トランプ大統領にねじ込まれるまま何千億円分も武器を買う弱腰の総理が、韓国にだけ強い態度に出るというのは、いかがなものか〉

 何から何まで石田の言う通りだろう。韓国国民の声に耳を傾けることなく、強硬に「この問題は解決済み」との回答を繰り返すだけでは、永遠に徴用工問題は解決されないだろうし、安倍政権がアメリカやロシアに対する隷属的外交とは対照的に、韓国に対してだけは不必要なまでに強く出ているのは、どう考えてもおかしい。その背景には、自分の支持層である右派へのアピールと、統計不正や沖縄サンゴ移植の問題など次々と湧いて出る政権の問題から国民の目を逸らさせ、支持率を上げようという意図があるのは明らかだ。

 ところが、韓国バッシング一色に染まる現在の日本社会では、石田のような理性的な発言はもはやタブーとなりつつあり、彼のコラムは即座に、安倍応援団やネトウヨから総攻撃を受けた。

 たとえば、高須クリニック院長の高須克弥氏は、石田のコラムに対して〈朝鮮半島の国はもともと中国王朝の冊奉国です。DNA が目覚めたのです。理を説いても無駄だと思います。DNA には勝てません〉などとツイッターに投稿した。

「そういうDNAだから理を説いても無駄」とは、医療に従事する者とは思えない差別発言であり、レイシスト丸出しの暴言だが、ネットでは高須院長への批判はあまりなく、冷静な正論を口にした石田だけが炎上している状態なのだ。

 なんとも暗澹とさせられる言論状況だが、しかし、石田純一がこうした攻撃に屈することはないだろう。石田はこれまでも、安保法制反対デモに参加するなど、安倍政権の政策に反対する姿勢を示す度に激しい非難・攻撃を受けてきた。

 たとえば「週刊新潮」(新潮社)2015年10月15日号で、石田は「テレビ番組を3つキャンセルされました。35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました。“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”ってね」と語っており、安保法制反対のデモに参加しただけで、芸能生活に大きな支障をきたしたとも証言している。

 都知事選について会見したあとも、テレビ局は石田が出演するCMを差し替えたり、放送予定の番組を休止させたりと過剰な対応を行い、あげく所属事務所が「11日の会見をもちまして、今後一切、政治に関する発言はできなくなりました」などという信じがたい発表をしたこともあった。

■石田純一「行政の長がマジに怒ってヤジを飛ばす。文化偏差値が非常に低い」

 しかし、あまり知られていないが、石田はこうした不当な攻撃を受けたあとも、ブレることなく発言をし続けてきた。

 昨年10月には日本ペンクラブのシンポジウム「『憲法と表現の自由』の現在と未来」に登壇。「日本国憲法は傑作であり、名作」と称え、「日本国憲法よりも優れた憲法を制定する能力や政治状況がいまの日本の政治家にあるかどうか。僕の答えはNO」と断言した。そして、2012年の自民党改憲草案について「無能力と不見識ぶりに唖然とした」と厳しく批判。基本的人権や表現の自由が失われること、緊急事態条項の危険性、憲法が縛る対象が国家権力から国民に変わってしまっていることなど、自民党改憲草案の問題点を指摘していた。

 最近も「週刊金曜日」(金曜日)2019年2月1日号にも登場。旧友である教員・ライター藤原孝弘氏のインタビューに応じ、安倍政権や忖度するメディアを厳しく批判している。さらに石田は叩かれてもなぜ発言し続けるのか、その真意についてもあらためて語っている。

「行政の長(内閣総理大臣)がマジに怒って、「早く質問しろよ」とかヤジを飛ばしちゃう。文化偏差値というものがあるとすれば、日本は非常に低いんじゃないか」
「あれ(引用者注:福島第一原発事故)を総括しないで原発を再稼働している。ヤバイでしょ」
「安倍さんは原発に反対する小泉元首相に「無責任だ」と言ったけど、どちらが本当に無責任かは一目瞭然」
「今の政治家は旧体制の支配者層の3世4世が多いので、憲法改正もそっちのほうに戻りたいんだな、と思います。自民党は結党以来、自主憲法制定を党是としてきたにもかかわらず、60年かかって出してきた憲法草案は不見識で無教養で、できが悪い。」

■麻生財務相の「ナチスの憲法」発言を正したらディレクターに「困ります」

 石田は、安倍政権を忖度するメディアに対しても厳しい目を向ける。テレビ朝日の早河洋会長は石田が夕方のニュース番組『スーパーJチャンネル』のキャスターを務めていたときの報道局長だったと明かしたうえで、こう疑問を呈した。

「(テレビ朝日会長の)早河さんはいまやよく安倍さんと一緒に食事をされていますね。米国で三大ネットワーク、五大ネットワークのトップが政権トップとご飯を食べていますか。日本は先進国といえるのですかね。」

 安倍首相と会食を重ねているメディアはテレビ朝日に限った話ではない。多くのメディアが政権と癒着するなか、石田自身、テレビ局の忖度と圧力を目の当たりにしたという。麻生太郎副総理兼財務相が「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうか」と発言した問題についてコメントした際の経験をこう語っている。

「番組中で、すっと終わりそうになったから、『すいません、ナチスの憲法というのはないです』『麻生さんは多分誤認されたんじゃないですか』と言ったんです」

 石田は、ナチスは憲法を作ったり改憲したのではなく、全権委任法によってワイマール憲法を骨抜きにしたと解説しようとしたのだという。ところが、歴史的事実を語っただけのこの発言が、問題視された。

「番組終了後に、ディレクターが飛んできて「石田さん、そういう発言は困ります」と言われました。カンカンになって怒ってきたと」

 ちなみに、ここで「カンカンになって怒ってきた」相手について、石田は「わからないけどたぶん麻生事務所か自民党」と答えているが、この一件をきっかけに、「それから在京のテレビ局にはあまり呼ばれなくなった」とも語っている。

■「桜を見る会」の招待状が来たのに、内閣官房から電話が来て「ダメ」と

 こういった圧力を受けると普通の人であれば、政権批判からフェードアウトするか、もしくは逆に、政権の恐ろしさに震えて取り込まれることすらある。

 しかし、石田はそうはならなかった。実は、石田純一と安倍首相は共に1954年生まれで同い年(石田は1月生まれで安倍首相は9月生まれなので、学年的には石田のほうが1つ上)。同い年の人同士で集まった「昭和29年会」を通じ親交があり、1993年に安倍首相が最初の衆院選挙に出た際には、請われて自民党山口県連の婦人部が集まっている集会に参加したこともあるという。

 そんな縁もあって、実は石田は今も安倍首相主催の「桜を見る会」にも招待されているのだという。前掲「週刊金曜日」で石田は、桜を見る会をめぐってこんな裏話も語っている。

「実はいまこんなに安倍政権を批判しているけれど「桜を見に来てください」とか安倍さんから招待状が来ます」
「でも、内閣官房から後で電話がきて、ダメ、といわれる。安倍さんには当時から違う意見をはっきりと言ってたからね。雰囲気が悪くなる、とみんなに嫌な顔をされながら。29年会は、いまでもやってるみたいだけれど、俺は呼ばれなくなりました」

 石田は、「戦争は文化ではありません」という名言を残した、安保法制をめぐる国会前デモでのスピーチで「アメリカはもちろんわれわれの友だちで同盟国ではあります。でもやはり間違ってる、違ってる、なんかそういうことは友だちでもちゃんと言えなくちゃおかしいと思います」と語っていた。

 石田はまさに「友だちでもちゃんと言えなくちゃおかしい」を実践していたわけだ。

■ネトウヨに攻撃され、街で保守親父に絡まれた体験を笑い飛ばす石田

 もちろん、石田自身は、こうした政権批判を続けている限り、自分への風当たり、圧力がずっと続くいことはわかっているはずだ。実際、「週刊金曜日」のなかでもこんな経験を明かしていた。

「『週刊新潮』の連載が1年で終わって、いまはウェブのほうで。ネトウヨとかが乗り込んできて喧々諤々となったりしますね」
「ホテルのバーとかでイケてない親父たちにからまれるわけですよ。『石田君、君は間違っているよ。中国に攻められたらどうするんだ』と。『それは個別的自衛権で対処できますよ』って言い返しますが」

 しかし、圧力をかけられ仕事を降ろされ、ネットでネトウヨに攻撃され、街で保守親父に絡まれても、それでも石田はめげることはない。それどころか、いたって前向きだ。

「(都知事選で出馬が取りざたされた時)おまえなんか、2000%当選しないよ、と松本人志さんに言われた。いま、シンプルにできることはないかと考えると、情報の提供、視点の提供かな、と思う」

 飄々としているようにみえる石田だが、戦争のない平和な世界を実現するために、自由で民主的な社会のために、芸能人である自分に何ができるか、どういう場でどういうタイミングで何を発言するべきか、常に真剣に考えている。そのクレバーさと本気、そして覚悟を、メディアも少しは見習ったらどうだろう。 

(編集部)


安倍政権が危機に陥ると起きる有名人の逮捕劇!
https://85280384.at.webry.info/201902/article_14.html
2019/02/02 05:47 半歩前へ

▼安倍政権が危機に陥ると起きる有名人の逮捕劇!

 警視庁は1日、女性に性的暴行を加えたとして俳優の新井浩文容疑者を逮捕した。このように新聞、テレビは一斉に報道した。

 その前に、NHKなどは「警視庁が新井浩文さんの自宅を捜索し、任意で事情を聴いたことが捜査関係者への取材でわかりました」と逮捕される前から、ご丁寧に放送している。

これから何が分かるか?

 警視庁が自分たちの「手柄話」として、マスコミ各社に「事前に耳打ち」していることが分かる。

 タレントだからメディアはきっと食いつく、警視庁はそう判断。メディアはまんまと彼らの手口にハマったというわけだ。

 折から、厚労省の不正発覚が相次ぎ、野党ばかりか、与党内からも「ひど過ぎる」との声が上がり、安倍政権は窮地に陥っている。

 野党は一斉に厚労相、根本匠の罷免要求を突きつけた。安倍晋三は、要求を受け入れたら最後、第1次安倍内閣のように辞任のドミノ倒しが起きることを心配している。

 このように安倍政権が危機に直面すると、不思議なことに芸能界やスポーツ界の逮捕劇が起きる。一体、これはどういうことなのか?

 世間の注目がそっちに写ることは確かだ。

 首相官邸直属の内閣調査室には警視庁などを通じて政治家から芸能人まで、あらゆるスキャンダルが耳に届く。それをいつ公表するかは「タイミング」の問題だ。

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追伸

西村昭彦さんがコメントを寄せた。

 これは普通に行われているデリヘル、以前から堂々と行われている売春のデリバリーの範疇ですから、強姦や婦女暴行にはならないでしょう。暴力行為があったと言ってますが、最初にこのニュースを聞いた時から仕組まれた匂いがしていました。








検察・裁判所を牛耳る最高裁事務総局が蛮行を推し進めており、国民がどのように感じているかの調査をしていないようだ。
政府が米国の言いなりに法を無視して米国の要望を実現していると同じく、検察・裁判所も黒幕の言いなりに動いているようだ。
陸山会事件の、別件逮捕、訴因変更、証拠の無い推認での有罪で冤罪つくりを行い、最高裁事務総局は成功例と考えているようだ。
ゴーン氏事件でも同じ筋書きを描いているようだが、知恵ある日本国民は陸山会事件は明らかな冤罪事件であり、司法制度が法と正義を蔑にする由々しき問題と捉えている。
国際社会がゴーン氏捜査を容認することはなく、日本の司法制度の欠陥を大きく取り上げるだろう。
このことに気づいていない、最高裁事務総局は3連敗しているにもかかわらず、更なる容疑で4度目の逮捕を画策していると思われる。
負け続けている検察の逮捕要求を認める裁判所は判断能力が無いバックに従う冤罪確定組織との評価が定着し、日本の信頼度が極端に下がるだろう。

米国に人権問題を指摘されるとほんと、片腹痛い。
原爆落とされた国に何を言われるかと思うが、
人権は自動車産業より大事だと言う事を、日本のサラリーマンは知らない。
家に帰ってそこにいる家族に人権があるなど、
考えた事もないだろう。
退職したおじさんたちはかつての栄光に浸っているだけで、
人権なんて宝くじ売り場でも売ってるものだろうくらいである。
ところが、欧州では、長距離のバスや列車に乗る乗務員は
「家族と離れて仕事に就くことに」人権問題が発生してくる。
雇う側は繊細な配慮が求められる。帰宅してしまった社員に会社から仕事の
電話を入れるのはNGだ。
ところが冷泉氏などは、人権より日本の産業を危惧して「あすの日本」を
心配してるのである。外圧により産業と、人権問題が拮抗し、やがて
人権が上位に来る社会になる事が、成熟し進化した国民と言えるんだろう。

日本全土が他国の軍隊に制圧され、憲法・国政議会の上に日米安保・日米地位協定・日米合同委員会が君臨し、最高裁事務総局が暗躍して冤罪事件を生み続け、国家の独立と民主主義を破壊し、軍産・原発村を中心とした利権構造の維持が中央官庁の公務となっている。
背乗り・通名の売国政治家・売国官僚が跋扈し、外務省・売国官僚の最高ポストは米国大使に栄転して宗主国の御用聞きとなる。売国TPPに尽力した外務省の鶴岡公二は英国大使に栄転し、公金使い放題・ゴルフ三昧の日々だ。天木氏は、石井紘基殺人事件・小沢一郎冤罪事件の本質を知らないのだろう。
そして電通メディア・国営放送NHKは利権集団の一角を占め、「隷米売国棄民」一途の田布施・朝鮮勢力である安倍自公カルト政権の応援団となり、洗脳を繰り返している。そして選挙のたびに高い支持率を捏造し、不正が繰り返され、再開票を求める裁判は却下され続けている。スターリン選挙が繰り返される国に三権分立はもちろん、法も正義も民主主義もない。その看板が安倍晋三を名乗る「お前が国難・お前がウミ」の李晋三である。
>みんなが知らない「日本の支配構造」
http://rakusen.exblog.jp/iv/detail/?s=22922833&i=201509%2F19%2F00%2Fe0069900_02503226.jpg
>TPP交渉の前線に立った論功行賞で、いまはゴルフに情熱を燃やす駐英大使 
公邸に英紙記者が突撃ルポ! https://courrier.jp/news/archives/68317/
>日本人の覚醒【The Awakening of The Japanese】
小泉と安倍のルーツは朝鮮人である https://kabukachan.exblog.jp/22263451/

>日米地位協定が元凶!だが、
6氏の言のように、どうすればいいか?そこまで言及した著作はない。

当たり前ですが、ポンさんが言うように、自民党(=CIA傀儡政党)が悪いのだから、政権から降ろせばよい。
そして、地位協定の改廃に意欲を持つ政権を選び、多少の欠点に騒ぎ立てず、長い目で見て育てていけばいいと思います。
ここで人気の小沢氏はじめ、独立志向の政治家は、皆潰されてきたという歴史があるわけですが、世界史的に考えれば、そんなことは当たり前です。
世界史的には、アジア、アフリカ、中南米など多くの国で、軍事クーデターで民主的な政権が潰され、CIAの傀儡政権が作られて、経済破綻どころか、何十万何百万もの人々が、殺されたり難民になったりしているわけで、特捜の暗躍や不正選挙など、「普通のこと」と言うべきでしょう。
それでも、もはやかつての米国一強時代ではないので、日本人が賢く行動できれば、独立は可能と思います。

ただし残念ながら、日本人が賢く行動できればというところに、大いに不安があるのは事実。
14さんが
>軍産・原発村を中心とした利権構造の維持が中央官庁の公務となっている
と書いておられますが、
軍産、原発村に限らず、日本の経済構造自体が、ガッチリとした利権構造の維持になってしまっており、政治の変革を阻んでいるのでしょう。
11さんの
>ところが冷泉氏などは、人権より日本の産業を危惧して「あすの日本」を心配してるのである。外圧により産業と、人権問題が拮抗し、やがて人権が上位に来る社会になる事が、成熟し進化した国民と言えるんだろう。
は鋭い指摘で、結局日本人は「エコノミック・アニマル」を十分卒業できておらず、そのため、米国の「日本の司法制度、特に人権擁護に対する関心の度合いへの不信感」という問題も解決していかないのだろうと思います。
(人権という思想は、キリスト教の世界観から生まれたものなので、キリスト教無しに人権を理解することは、本質的には不可能だ、と私は思っています。)
ともあれ、個人ができることとしては、いろんな面で地道な社会教育活動(これぞ表現の自由!)を続けていくしかないのでしょう。
多くの方が頑張っておられると思います。

勤労統計、改変ソフトで偽装 失業給付過少 数十億円

2019年1月10日 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201901/CK2019011002000148.html

賃金や労働時間の動向を把握する毎月勤労統計の調査が不適切だった問題で、この統計を基に算定する雇用保険の失業給付などで過少給付が長期間にわたり、総額が少なくとも数十億円に上ることが九日、分かった。厚生労働省は精査を進めており、さらに過少給付額が膨らむ可能性がある。厚労省は過去にさかのぼって不足分を支払う検討を始めた。

不適切な調査は二〇〇四年から行われていた。担当者間で十五年間引き継がれてきた可能性があり、データを正しく装うため改変ソフトも作成していた。

勤労統計は厚労省が毎月、都道府県を通じて調査し、従業員五人以上の事業所が対象で、従業員五百人以上の場合は全てを調べるルール。しかし、東京都内では全数調査の対象が約千四百事業所あったが、実際には三分の一程度しか調べられていなかった。さらに、全数調査に近く見せかけるため、統計上の処理が自動的に行われるようプログラミングされたソフトも作成されていたという。賃金が比較的高いとされる大企業の数が実際より少ないと、実態よりも金額が低く集計される可能性がある。

勤労統計は、月例経済報告など政府の経済分析の幅広い分野で用いられる国の「基幹統計」。雇用保険の失業給付の上限額や、仕事によるけがや病気で労災認定された場合に支払われる休業補償給付などの算定基準に使われており、十五年間の統計自体が誤っていれば、これらの給付額にも影響が出る。このため厚労省は、統計データを検証するとともに影響が及ぶ人数や金額などの特定を急ぐ。

厚労省は近く、判明した事実関係について公表する。政府統計を所管する総務省も十七日に専門家らによる統計委員会を開催し、厚労省から説明を求める。

◆経済指標にも利用 賃金、労働時間…影響は多岐に

厚生労働省の毎月勤労統計は、国の基幹統計であるにもかかわらず約十五年間、本来とは異なる不適切な手法で調査されていた。調査データは失業給付の金額算定や政府の経済指標など多方面で利用されており、政府内では影響を読み切れず、戸惑いの声も出ている。
「他の統計にどう影響するのか、調査しないといけない」。根本匠厚生労働相は八日の記者会見で、影響の広がりを調べる姿勢を強調した。ただ、利用が多岐にわたっているだけに影響全体を検証するのは容易ではなさそうだ。

不適切な調査で、これまでの数値に対する信頼性が損なわれるとの指摘に対し、厚労省の担当者は「予断を持たずに確認している」と答えるのが精いっぱいだった。

勤労統計は賃金、残業代、労働時間などを毎月調べる。失業給付や労災に遭った際の休業補償の金額の算定に加え、月例経済報告や景気動向指数、国家公務員の給与を決める時に参考にされる人事院勧告の基礎資料などに使われている。

失業給付では「基本手当日額」の最高額や最低額を決める指標として用いられ、年度の平均給与額の変動に応じ、変更される。調査結果の修正で数値が上振れすれば、過少支給分を補填(ほてん)する必要性に迫られることになる。

勤労統計は、内閣府が国内総生産(GDP)と同時に四半期ごとに公表している雇用者報酬を推計する上でも、主要データの一つとなっている。次回の発表が約一カ月後に迫る中、担当者は「現時点では実際に影響があるかどうか分からない。厚労省の調査結果を待って対応したい」と話す。

日本総研の村瀬拓人(むらせたくと)副主任研究員は「今回の問題は、行政の統計部門の手薄さが背景にあるのではないか」と指摘する。海外では政策判断の重要材料となる統計をまとめる部門には、多くの人材を配置していると説明。「信頼回復のため、統計部門の拡充を図るべきだ」と提案した。

































































■なぜ政府・財務省が発行する金属通貨(硬貨)の【貨幣発行益】は政府のバランスシート上で【資産の部】に計上され【利益金】になっているのに、日銀が発行する紙幣(日銀券)は日銀のバランスシート上で【負債の部】に計上され【損金】になっているのか?(No1)

なぜ日本の貨幣は政府・財務省が発行する金属通貨(硬貨)と日銀が発行する紙幣に分かれているのか?

▲【貨幣発行益】とは何か?

【貨幣発行益】とは、貨幣の額面と貨幣の製造費用との差額を言う。

① 政府・財務省が発行する金属通貨(硬貨)

額面 製造原価  発行益   材料 

1円   14円   -13円   アルミ

5円   4円   1円 黄銅

10円  42円   -32円 青銅

50円  20円   30円 白銅

100円 73円  27円 白銅

500円 43円  457円 ニッケル黄銅

② 日銀が発行する紙幣(日銀券)

 額面 製造原価  発行益   材料

10000円 22円 9978円  紙、インク、銅板 

5000円 21円   4979円 "

2000円 16円   1984円 "

1000円 15円   985円 "

▲日銀が2018年度に発行した紙幣の数量と【通貨発行益】

1万円札  12.0億枚  11兆9736億円

5000円札  2.3億枚   1兆4517億円

2000円札   0枚     0

1000円札  15.7億枚   1兆4645億円
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計     30.0億枚 14兆8928億円

情報ソース:平成30年度の銀行券発注高 (日本銀行)

https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/order/bn_order.pdf

▲なぜ日銀が発行する日銀券(紙幣)がもたらす膨大な通貨発行益は日銀のバランスシート上で「負債の部」に計上され日銀の利益になっていないのか?

この質問に対する日銀の説明は以下の通り。(by Wikipedia)

・日銀券は政府が発行し市中銀行が引き受ける国債や短期証券の【債務証書】であり一種の約束手形である。

・約束手形がバランスシート上で【負債の部】に計上されると同じく、日銀券は【債務証書】として9978円の利益を得たかに思えるがそうではなく【負債の部】に計上されている【損金】であり【利益】ではない。

▲それでは日銀は政府・財務省が発行する金属通貨(硬貨)と同じく日銀券を通貨として【資産の部】に計上すれば【利益】になるのに何故しないのか?

(続く)




(続きNo2)なぜ日銀は自ら発行する日銀券を【通貨】ではなく【有価証券】と偽って【負債の部】に仕分けして【通貨発行益】を利益に計上しないのか?

私はごの疑問に対する『答のカギ』をウイキぺディアの【通貨発行益・シニョリッジ】の説明文の中に見つけた!
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▲【通貨発行益・シニョリッジ】(Wikipedia抜粋)

http://ur2.link/Pbf3

『中国の経済構造はこの点で特筆すべきものがあり、中国政府の財政における通貨発行益は非常に高く、GDP比5%を超えている。しかしインフレ税に頼る比率は約3割にすぎず、7割は成長にともなう果実としての通貨発行益である』
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この説明文の中で注目すべき点は『中国政府の財政における通貨発行益は非常に高くGDP比5%を超えている』との指摘である。

すなわち、中国人民共和国では中国中央銀行(中国人民銀行)が発行した【元】紙幣の【通貨発行益】は中国政府の【財政収益】に計上されていることがわかるのだ。

2017年の中国の名目GDPは12.01兆ドルであるから、仮に1ドル=110円で円に換算するとすると1321,14兆円となる。その5%は66.05兆円となりこれが中国政府の【財政収益】となっているのだ。

▲それではなぜ中国にできて日本や米国や欧州(EU)では【通貨発行益】を政府の【財政収益】として計上できないのか?

その答えは、中国の中央銀行がロスチャイルド国際金融マフィアに支配・管理されていないから『できる』のである。

その答えは、日本と米国と欧州(EU)の中央銀行がロスチャイルド国際金融マフィアに支配・管理されているから『できない』のである。

すなわち、ロスチャイルド国際金融マフィアは『富の源泉』である【中央銀行の通貨発行権】を独占するこで中央銀行が発行する『銀行券』を【通貨】ではなく『有価証券』にわざと偽り、その国の政府が発行し市中銀行に引き受けさせた『国債』以外に使えなくするために【資産の部】ではなく【負債の部】に仕分けしたのである。

逆に言えば、もしも日本と米国と欧州(EU)の中央銀行が自ら発行する【銀行券】を【通貨】にして【資産の部】に仕分けすれば、日本と米国と欧州(EU)各国政府は中国政府と同じように、GDPの5%程度の額の【通貨発行益】を【政府財政収益】に計上して各国国民の生活のために使うことができるということなのだ。

そうすれば、日本と米国と欧州(EU)の中央銀行が自ら発行する【銀行券】がもたらす【通貨発行益】は全額『実体経済』に使われ、各国のGDP成長率は黙っていても3-5%となるのである。

各国の国民生活は『実体経済』が中心となり『金融経済』は縮小してやがて消滅することとなるのだ。

このことを可能にする唯一の方法は、我々が早期に『市民革命政権』を樹立して以下の『4つの信用創造特権』をはく奪することである。

①中央銀行が独占する「通貨発行権」

②政府が独占する「国債発行権」

③民間銀行が独占する「無からお金を作り出す壮大な詐欺システム=準備預金制度」

④銀行と大企業と金持が永遠に肥え太る「カネがカネを生む金利」

(終わり)

『2018年度一般会計』総額(97.71兆円)と『政策経費』(74.41兆円)の差額(23.3兆円)は何かというと『公務員人件費』(22.41兆円)なのである。

すなわち財務省とマスコミは、歳入の35%を占める大きすぎる『公務員人件費』(22.41兆円)を国民に知られたくないために意図的に隠したのである。

②二つ目の『隠されている重大な秘密』は、『国の借金』である『国債発行額』(33兆.69兆円)の他に『一般会計』には計上されず『特別会計』に計上される『借換債かりかえさい(注1)』(103.2兆円)が完全に隠されていることである。
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【国債の内訳】

1.赤字国債 2018年度 27.59兆円

2.建設国債 2018年度  6.0兆円

3.財投債  2018年度 12.0兆円

4.借換債  2018年度 103.2兆円
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わかりやすく言うと、政府は銀行から借りた『国の借金』(1080兆円)の『元本返済』を新たに『借換債』という国債を発行して再び銀行から利子付きで借りて銀行に返済しているということなのだ。

すなわち歴代自民党政府は、①自分たちが自由に予算(税金)を使うため、②銀行に利益を与えるために次のような『金融大犯罪』を犯してきたのである。

①毎年30-40兆円の赤字をわざと予算化する。

②赤字を補填するために30-40兆円の国債を発行しすべてを銀行に引き受けさせる。

③歴代自民党政権が積み重ねた『国の借金』は2018年3月31日時点で総額1080兆円となり銀行に年間『国債費』(23.3兆円)を支払っている。

④1080兆円の『国の借金=国債』の『満期償還』は赤字予算からは払えないので、政府は新たに『借換債』を発行して銀行に引き受けさせ利子付きで借金して『借り換え償却』する。

④『国債』のうち赤字国債、建設国債、財投債は『一般会計』に計上され国会で審議されるが、『借換債』は下記の説明にあるように『特別会計』に計上されるため国会での審議はなく国民の誰にもわからない。
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【注1】借換債 (かりかえさい)とは? (iFinance)

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/bond/bon233.html

借換債は、国債や地方債、社債など、既に発行している債券(既発債)の償還資金を調達するために、新たに発行する債券のことをいいます。また、企業等が発行する社債では、長期金利等が低下してきた場合に、金利負担を軽減する目的で、既に発行している利率の高い社債(繰上償還条項付)を繰上償還し、新たに利率の低い社債を発行する場合にも発行されることがあります。

一般に国の借換債(借換国債)は、特別会計に関する法律に基づき、普通国債の償還額の一部を借り換える資金を調達するために、国債整理基金特別会計において発行され、その発行収入は同特別会計の歳入の一部となります。また、その発行にあたっては、建設国債や特例国債などの新規財源債と異なり、国の債務残高の増加をもたらさないことから、その発行限度額について国会の議決を経る必要はありません。

なお、国債の満期償還が集中した場合の影響の緩和、各年度の国債市中発行額の大幅な変動の抑制、金融情勢等に応じた借換債の弾力的な発行などを可能にするため、会計年度を越えた借換債の前倒し発行も認められています。(前倒し発行は、毎年度の特別会計予算総則で予め国会の議決を経た限度額の範囲内で行われる)
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今の日本を例えれば、膨大な借金を抱える赤字企業が借金の返済ができずに新たに銀行から借金して返済しているようなものなのだ。

しかもこの赤字企業の社長(自民党政権と銀行と経団連大企業)は、自己の利益のために意図的に赤字を垂れ流して借金を積み重ねる『金融大犯罪』を犯し続けているのだ。

日本国民の悲劇は、このことを知らないままその『ツケ』を『永遠に』払わされることだ。



■1080兆円の借金を抱える日本国の2018年度総収入は64兆円しかないのにその71.4%が公務員給与(22.4兆円)と国債費(22.3兆円)だけに使われている!

このことをあなたは知っていますか?

このことをわかりやすくするために、年収640万円の自営業の人の家計に例えることにする。

この人は、収入の71.4%=285万円を①雇っている従業員のべらぼうに高い人件費(140万円)と②1080万円の借金返済と利子払い(145万円)に使わい残りの28.6%=115万円で生活している。

当然ながら生活費と事業資金が足りないので、今年も337万円を金融機関から利子付きで借りた結果、借金残高は1113.7万円となった。

このようなことは個人の家計では到底あり得ないが、日本国では歴代自民党政権によって公然と行われてきたのである。

最悪なことは、このことを野党政治家も学者もマスコミもオピニオンリーダーも市民活動家も誰も批判せず歴代自民党政権にやりたい放題やらせてきたことである。

そして今歴代自民党政権と安倍晋三自公政権の『債務のツケ』が日本国を『国家破綻』に向けまっしぐらに突き動かしているのだ。

彼らは自分たちだけが逃げてすべてのツケを国民に押し付けようとしているのだ。

我々はこの恐ろしい事態を直視し安倍晋三自公政権を一日も早く打倒して『市民革命政権』を樹立して『国家破綻』を回避しなければならないのだ。

もしも我々が安倍晋三自公政権を早急に打倒できなければ、彼らは金融恐慌と戒厳令と弾圧と戦争によって彼らのやり方で『解決』するだろう!

【画像1】2018年度予算原案の構図 (時事通信記事)

(注山崎)この図には公務員給与(22.4兆円)が意図的に書かれていない!




【関連記事】

▲公務員給与、5年連続増=政府、定年延長議論は継続

2018/11/06 時事通信

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110600360&g=pol

政府は6日、給与関係閣僚会議を開き、国家公務員給与の増額を求めた8月の人事院勧告の完全実施を決めた。月給、ボーナス(期末・勤勉手当)とも5年連続の引き上げとなる。同日の閣議では、勧告内容を盛り込んだ給与法改正案を決定。改正案は今国会に提出する。一方、人事院が勧告時に意見を出した国家公務員の定年延長については、政府内で議論を継続する。

(終わり)

世耕にメスを入れろ、安倍晋三一味は犯罪者だらけ! (simatyan2のブログ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/193.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 18 日 17:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU


世耕にメスを入れろ、安倍晋三一味は犯罪者だらけ!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12353853894.html
2018-02-18 15:37:36NEW ! simatyan2のブログ

18日、ネトサポの創始者で近畿大学理事長の肩書を持つ、経産大臣
世耕弘成の政策担当秘書が暴行容疑の現行犯で逮捕されました。

世耕経産相の秘書逮捕=タクシー運転手暴行容疑―警視庁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000040-jij-soci

現行犯で暴れて逮捕とあれば証拠が出そろっているので、ネトサポが
如何にアクロバット擁護をしても言い逃れは無理だと思います。

酒に酔っていたとはいえ、普通の人は酔ったからって人をなぐったり
はしませんからね。

しかし普通ならレイプ犯、山口敬之のようにもみ消そうとする動きが
出ても不思議じゃないのに事件化されるということは、そろそろ
安倍晋三の後ろ盾の力も弱まっているのかもしれません。

振り返れば安倍政権と言うのは、首相以下、一味全体が犯罪者集団と言っても過言じゃないほど胡散臭さに満ちています。

安倍晋三首相
森友・加計、山口敬之の強姦揉み消し、相続税3億円脱税、学歴詐称
(公職選挙法違反)

菅義偉官房長官
特捜部捜査の日歯連から3000万円疑惑、白紙領収書

麻生太郎副総理
ナチスの手口を学べ」、愛人経営のクラブに政治資金で2360万円

野田聖子総務大臣
蒟蒻畑 、事務所炎上パソコン消失金庫無事

上川陽子法務大臣
選挙違反

河野太郎外務大臣
山口敬之のレイプは冤罪の可能性があると、詩織さんをセカンドレイプ

佐藤正久外務副大臣
猫の島」で統一教会のしまおこし企業「海洋平和」の広告塔を務める、
叔父が統一教会信者と認める

林芳正文科大臣
統一教会世界日報社の月刊誌「ビューポイント」にインタ掲載、
「加計学園の追加調査をするという考えはない」

加藤勝信厚労大臣
父加藤六月は公安の統一教会議員資料で貢献度が最上位Aに
次ぐB、マルチ広告塔、「国民を国家に奉仕させるため『家族』を使え」、後援会幹事は加計理事長、日本医師会から違法献金、タバコ
業界から献金

世耕弘成経産大臣
ネトサポ前身「チーム世耕」代表、原発設備会社幹部から750万円
分散献金、政策秘書の暴行事件

石井啓一国交大臣 
カルト創価学会

小野寺五典防衛大臣
パソナ接待館「仁風林」通い、公職選挙法違反(寄付行為)し公民権
3年停止、不倫告発怪文書

山本朋広防衛副大臣
統一教会系のイベントに出席、教祖文鮮明の妻かつ現総裁の韓鶴子を「マザームーン」と呼ぶ

大野敬太郎防衛政務官
父親の大野功統(元防衛庁長官)は「統一教会のノーベル平和賞」
と言われている鮮鶴平和賞の選考委員だった

西村康稔官房副長官 
ベトナム3人買春

吉野正芳新復興大臣
1日2回政治資金でスナック通い

小此木八郎国家公安委員長
統一教会合同結婚式に祝電、香典と祝儀を選挙区内に支出、
公職選挙法違反の疑い

江崎鉄磨沖縄北方担当大臣
統一教会合同結婚式に祝電、「失言で揚げ足を取られないよう役所
の原稿を朗読します」

松山政司一億総活躍担当大臣
日本青年会議所(日本会議の実働部隊)で16歳少女で女体盛り

鈴木俊一五輪担当大臣
政治資金から一日で174万円ガソリン給油

竹下亘総務会長
統一教会系政治団体APTFの設立大会に出席し祝辞、
「安倍総理を侮辱した(森友へ100万円寄付を暴露)から籠池を
証人喚問する」「島根は人少ないからミサイル落ちても意味がない」

これほど恐ろしいほど傲慢で国民を舐めた政権はないと思います。
しかも宗教やマスコミと深くつながった政権も初めてです。







上記の魑魅魍魎な面々は、
安倍晋三・昭恵・見城徹(幻冬舎社長&テレ朝審議委員長)・
笹川陽平(安倍の祖父岸信介と共に統一教会を支援してきた日本財団笹川良一の後継者たち)

もし自民党が一枚岩じゃなく安倍内閣が弱体化してるなら、今回の
世耕弘成政策秘書の逮捕から全ての疑惑にメスを入れて欲しいですね。

  • 安倍一族や安倍政権と深い関わりがある「朝鮮統一教会」って一体なに!?

最初は宗教であることを隠し、学生や道行く人を勧誘、洗脳に掛けた後に教団の存在を明かす手口。~ダミー団体を使って募金活動を装っていたことも。~安倍晋太郎は統一教会信者を秘書として無償で自民党議員に大量に送り込み、議員を統一教会セミナーに勧誘。~街頭デモで安倍政権を応援 統一教会系国際勝共連合が支援する大学生集団「UNITE」の正体。~靖国神社宮司が統一教会関連団体で講演。統一教会は、表向きは新興宗教団体を装った、CIAなどの"米裏社会"が作り出した「工作組織」
http://yuruneto.com/touitsu/

  • 統一教会がヤバい!世界総研の代表が安倍首相と笑顔で握手!在日米軍司令官と会議に出席も!日本の真の支配者か!?

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/503.html

  • 第4次安倍内閣=統一教会

https://twitter.com/sonmasa/status/925723833117454336

  • 「統一教会」の幹部たちを官邸と自民党がオモテナシ

「統一教会」の金起勲(キムギフン)北米大陸会長ら幹部一行が2017年5月7~12日の日程で来日、その際に菅義偉官房長官から首相官邸に招待され、さらには自民党本部で高村正彦副総裁ら幹部と面会するといった大歓迎を受けた。「訪日初日に自民党本部に行き、高村正彦副総裁、田中和徳同党国際局長が歓迎してくれた」「京王プラザホテルで開催した(同会関係者との)シンポジウムに国会議員6人が参加した」「日米安保の権威、安倍首相に毎日、報告する政府要職者とも会った」「最終日には菅義偉官房長官が首相官邸に私どもを招待してくれた」
http://buzzap.jp/news/20170713-ffwpu-ldp/

  • 「仕事人内閣」の副大臣は統一教会ズブズブ議員の宝庫

http://dailycult.blogspot.jp/2017/10/blog-post_9.html

  • 副大臣と政務官は全員再任

https://twitter.com/kyodo_official/status/925982630381625344

  • 安倍首相側近らが続々と統一教会詣での"怪"

https://dot.asahi.com/wa/2014112600030.html
2006年5月統一教会の合同結婚式に祝電を送った議員54人のリスト
安倍晋三、船田元、西川公也、中曽根康弘、中曽根弘文、松本文明、平沢勝栄、小此木八郎、笠浩史、羽田孜、高鳥修一、長勢甚遠、野上浩太郎、馳浩、高木毅、江﨑鐵磨、大村秀章、鴻池祥肇、平沼赳夫、中川秀直、山崎拓、他
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/528.html
自民党安倍晋三 統一教会人身売買式 祝電(2006年)
http://www.dailymotion.com/video/xykyk7
★「合同結婚式,6500人の行方を捜して」被害者家族が訴え (2006.1.23)
http://www.christiantoday.co.jp/articles/8957/20060123/news.htm

  • 安倍首相側近らが続々と統一教会詣での"怪" ~来賓挨拶の欄には、自民党総裁特別補佐の萩生田光一議員、参議院議院運営委員長の中川雅治議員の名前が記されていた。 ●2014衆院選、カルト団体との関係を指摘された候補者の当落まとめ一覧・統一教会編…安倍晋三、菅義偉、萩生田光一、麻生太郎、稲田朋美、義家弘介、高村正彦、亀井静香、前原誠司、長島昭久、etc.

http://www.asyura2.com/17/senkyo236/msg/896.html#c3←コメント3

  • 統一教会・大阪フェスの来賓祝辞は、やはりあのずぶずぶ国会議員 ●「心から感動」「身震いする思い」「ムンセンミョン総裁」「真(まこと)の親方様」現職の自民党国会議員が統一教会名称変更出帆式で来賓挨拶 ●統一教会2世の政治組織UNITEの学習会に自民党国会議員が参加、応援を約束 ●山本ともひろ議員と一緒にアメリカで統一教会イベントに参加した議員は誰だ!? ●「仕事人内閣」の副大臣は統一教会・家庭連合ずぶずぶ議員の宝庫 ●統一教会一万人イベントで自民党参議院議員が来賓挨拶…政治色の強いイベント。最後のオンマンセー(万歳)の際、幹部が「国難突破」「総理は~」などと安倍総理を持ち上げる発言を行った ●統一教会の大規模フェスティバル・愛知大会に同県選出の自民党国会議員が多数出席

http://dailycult.blogspot.jp/2017/11/blog-post_21.html

  1. 2018年2月18日 19:49:52 : KJTUhfTIGE : GFY6Ob3egLA[1]

▲△▽▼
こいつらと一緒にともに仕事をしているというだけで恥だ。
くせもの世耕も論理武装で言い逃れもできないだろ。
大臣職を離れたもののいまだ在籍中の自民党役員はのきなみすべてまっ黒だ。厚顔無恥とはこいつらの為にある言葉。何様のつもりか。
>>日本青年会議所(日本会議の実働部隊)
ここから淡路島の有力者阿部なる人間を通じて、籠池から松井、そしてそこから麻生コンクリ経由で、籠池氏の学校建設用地へのゴミ撤去(ならぬ秘密のゴミ搬入)業者が斡旋され、そして当該建設下請けの社長が市役所トイレでなぞの首つり死体となって発見、自殺で処理されたわけだ。

  1. 2018年2月18日 20:47:11 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[2178]

▲△▽▼
被害者に死ぬほど脅しをかけてそうだけど
ヤクザ・創価・公安を使ってさ

  1. 日高見連邦共和国[6789] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年2月18日 20:57:25 : Y8cXwpramI : CY5Fb4RIEik[8]

▲△▽▼

セコ―、こんな‟チンピラ”が大臣を張る時世。
その手下は‟チンピラ以下”だって事だ。(笑)

  1. 2018年2月18日 20:57:46 : tyVjyaD8L6 : 1JNW6IIXr38[83]

▲△▽▼
普段から嘘つきに媚びているから、ストレス溜まっているんだろうなー
どうせ殴るなら世耕を殴ればいいのに。

  1. 2018年2月18日 21:07:55 : FihR7U8hTQ : 4Cn8SwptRF0[301]

▲△▽▼
写真はワルが勢揃いって感じですね
全員気味の悪い笑顔でw

  1. 2018年2月18日 21:44:47 : 8NiIeh8d9g : FZsyoriKx58[114]

▲△▽▼
こいつの大学本当に嫌いだわ。

  1. スポンのポン[9066] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年2月19日 00:06:46 : XN8Mta8rpU : hLJQ36CPSwQ[313]

▲△▽▼
  
  
■君は騙されている!
 
 自民党を支持している若者よ、目を覚ませ。
 君は騙されている。
 この30年間、
 この国は自民党政権下でずっと衰退している。
 国民の血税を国民のために使わず
 利権にバラ撒き、アメリカに差し出してきた結果だ。
 自民党は民主党よりもはるかに無能で悪質で売国で反日だ。
 国民を騙すことだけで政権を維持してきた悪の集団だ。
 賃金が下がって国民が貧しくなっているのに
 景気が良くなっていると言うことが詐欺だと
 どうして気づかないんだ。
 日本国民の福祉を削って、日本国民の血税を
 アメリカ様に差し出す自民党を支持する右翼が
 どの口で反日左翼などと言うんだ。
 あれほど偉そうに民主党を貶したくせに
 その民主党時代よりも賃金が下がって
 国民が貧しくなっている事実を見ても
 君はまだ安倍を支持できるのか。
 安倍晋三という詐欺師に、君はいつまで騙され続けるつもりだ。
 
 

  1. 2018年2月19日 02:42:24 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[2715]

▲△▽▼
  安倍首相の背後にSPのように張り付き首相のコメントに一々頷き、良いことを言っているという印象操作をしていたのが世耕氏であり、今は別の者がその役を担い、世耕氏は経済産業大臣となっている。
  経済産業省といえば、昭恵夫人と共に森友学園建設のために地元の財務局に乗り込んだ経産官僚の存在が有名だが、あれ以来、加計事件、スパコン疑惑、下町ボブスレー事件など、常に官邸が関係している汚職疑惑事案が顕著である。
  世耕氏率いる経済産業省を中心とした、官邸と官僚による内閣府という組織こそが、国家戦略特区構想を立ち上げ、役所の岩盤規制を総理自らハンマーで壊すという振れ込みで作られたものである。
  ところが蓋を開ければ、首相と懇意の事業者に特定の便宜を諮るための機構が内閣府であるらしいところ、内閣府の仕事には国会も関与出来ないまま、学校建設だカジノ建設だと、自治体に名乗りを挙げさせつつ公有地と公金を吐き出させる印象であり、中央の一大護送船団が、地方自治体の公金に狙いを付けている模様である。
  確かに、霞が関という官僚が跋扈する血税の収奪構造が有る事は間違い無く、官僚が預かる血税の財布が議会もスルーして勝手に開けられ、談合に協力する与党の力も借りて、特定の事業者へは補助金や交付金支給の飴、天下り先を提供しない事業者には補助金不支給といった鞭を使い分けており、許認可権限が役所の胸先三寸で采配されていたことは明白である。
  だからといって、その許認可権を内閣府が抱えただけで、相変わらず沖縄など中央のいう事を聞かない自治体には補助金の多寡を低くするなどの暴挙は変わりない。
  つまり、内閣府には官邸と共に経済産業省が陣取り、旧霞が関の官僚機構を都合良く手足として使っているのが現状であろう、国会の事前の検証も入らない内閣府の仕事振りは治外法権なのである。
  血税や公金の財布を、世耕大臣を中心にして霞が関から内閣府に移した格好だが、これにより益々官邸はやりたい放題となり、話題の、醜聞、汚職疑惑が次々に立ち現れているのであり、国会は、許認可権行使の在り方の論議は別として、内閣府にメスを入れ首相からハンマーを取り上げるなど、解体する方向が求められる。
  安倍政権というより最早内閣府が主導して改憲を企図しており、国民から福祉社会に合わない等の問題提議があるなら兎も角、緊急に改訂する必要のない改憲は、国政選挙の何倍もの予算が掛けられる一種の公共事業態様であろう。
  各省が自省の予算確保に血道を挙げる慣行があるが、総務省も内閣府に一枚加わり、恐らく膨大な改憲に要する選挙事務関連予算の導入を目論んでいるのではないのか。尤も、これもまた現内閣に関係の深いらしい、選挙請負事業者への大きなプレゼントになるのかも知れないが。
  
  

  1. 2018年2月19日 08:34:33 : oHxGCishuA : CRez70xwGmQ[1]

▲△▽▼
逮捕されても最早釈放されている。
こんな輩ほど揉み消し、口裏合わせを図るに決まっている。
籠池氏が取り調べ拘留に半年以上留め置かれ、外部との接触も禁じられているのと別次元のようだ。
日本の司法制度は裁判所を含め権力への追従で、腐りきっている。




  1. 2018年2月19日 08:39:45 : 8q3qeXT2cg : LR5ucA3lcb8[-2910]

▲△▽▼

世耕弘成の祖父である世耕弘一は、敗戦直後からGHQと深い関係があると指摘されています。
>以下、引用_____________________________________
○米国の国益を損なう者は検察に抹殺される “My Name is“TABOO” 2011/06/14
 https://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/46685697.html
東京地検特捜部は旧日本軍所有の貴金属や軍事物資の接収、対GHQテロ防止を目的に編成された「隠匿退蔵物資事件捜査部」①が前身であり、戦後66年間にわたり米国諜報機関の下部組織として連綿とその役割を果たしてきました。つまり、検察とは米国とエスタブリッシュメント(日本在住支配者集団)の暴力装置です。

 いまなお検察内部で「A」と通称される隠語はAmericaを意味します。これにかかわる裏歴史を綴るならば一大叢書となりますので割愛しますが、知られたところでは中東と直接資源外交を行いロックフェラーの逆鱗に触れ失脚した田中角栄、郵政民営化を対日金融支配であると看破し、マスメディアで警告を発したがため痴漢冤罪逮捕となった植草一秀など、米国の国益を損なう輩が検察により抹殺されることはほぼ常識として語られます。・・・(略)

 排米的政策や米国債の処分に言及した大平正芳、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三、鈴木宗男、中川昭一などの政治家は失脚もしくは不審死を遂げました。ちなみに小泉純一郎は在任中の僅か2年の間にドル建準備金を50兆円ちかくも積み上げ、離任後は経団連政策研究会に天下り、磐石に後継者へ譲位し、際立って対照的な存在となっています。

 この国は官僚機構と米国から重層的に搾取を受けているわけです。各種租税、新規国債、借款債、財投債により編成される370兆円規模の特別会計から推計70兆円が人件費、福利厚生、償還費、天下り、関連団体の補助金として公的部門へ吸収され、さらに外国為替特別会計を通じ既述のごとく莫大な金が米国に収奪されるという図式です。

注釈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①1947年、日本自由党の<< 世耕弘一 >>が日銀での10兆円規模(現在価値)と推計される貴金属の存在を示唆したことが発端となり、GHQがその接収を目的とし隠匿退蔵物資事件特捜部を組織した。調査により資金の一部は政界フィクサー・辻嘉六らを通じ工作資金として与野党へ還流されたことが判明したが、徴収された物資の行方及び総額は明らかにされることなく事件は収斂している。以後、特捜部は東京地検として編成されるが、田中角栄(ロッキード事件)、竹下登(リクルート事件)、金丸信(佐川急使献金)、中村喜四郎(ゼネコン汚職)、鈴木宗男(斡旋収賄)、橋本龍太郎(日歯連贈賄事件)、小沢一郎(西松不正献金事件)など、いずれも反米政策に言及した議員らが執拗に起訴されていることから、米国の意向を反映した国策捜査を実践しているとの批判が強い。
・・・・響堂雪乃著「独りファシズム」より__________
東京地検特捜部は、国民の税金によって賄われています。しかしその役割は米国の利益のための暴力装置であり、国民の福利厚生や利益拡充を求める政治家や学者に対して刃が向けられるのです。つまるところ日本は、民主主義と法治主義を偽装した暴力支配国家なのであり、起訴・不起訴は裁量権と称する恣意的判断によって行われているのです。東京地検特捜部は日本政府に寄生する巨大な悪性腫瘍の1つと言えます。なお、安倍内閣の内閣官房副長官であり、メディア対策を担当していると目される世耕弘成(せこう ひろしげ)は、上記 世耕弘一の孫に当たります。

鳩山由紀夫氏「つまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということです」

この発言通り、「日米合同委員会」によって日本の憲法は踏みにじられ、法は利権集団のために改悪され続けています。東京高裁を始めとした各高等裁判所で「不正選挙」を訴える裁判が数多く提訴され、審理も無く却下されています。国民の権利である国政選挙さえも公正さが担保されておらず、「開票と同時に利権集団のための議員が数多く当選する」という茶番が繰り返されているのです。

>「小沢一郎の疑獄事件には、この国の利権構造が集約されている」以下転載・・・・
http://ameblo.jp/dembo531/entry-11880169601.html
>●「メディアが無視する不正選挙訴訟」(EJ第3701号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/383513241.html
>引用おわり______________________________________
周知のように、吉田茂・岸信介という隷米売国総理の3代目が麻生太郎・安倍晋三です。その政策を見れば、隷米売国のDNAをそのまま受け継いでいることは明らかです。(1)そこに世耕弘一の孫にあたる世耕弘成が通産大臣として加わっており、まさに「盤石な隷米売国政権」となっています。
宗主国である米国は、日本の官僚を米国へ留学させる方法でエージェントを育ててきました。また敗戦直後から、隷米の傀儡集団を政権の座に就かせるためにメディアを駆使した選挙介入を行ってきました。(2、3)「介入」と言えば聞こえは良いかも知れませんが、選挙結果を改竄する「開票不正・不正選挙」であり、不正によって傀儡政権をでっち上げてきたのです。傀儡総理として指名される基準は、「日本の総理はバカにしかやらせない(M・グリーン)」とされ、その基準に合致する小泉・麻生・安倍の3人が長期に政権を担い隷米売国政治を行っています。(4)
そんなわけで、「お前が国難」と指弾される安倍自公政権の圧勝も不正選挙による結果です。
>あまりにも対照的な、枝野コールと逃げ回る国難のアベ: https://imgur.com/a/99SNP
そして、どれほど虚言詭弁を繰り返して国民を裏切っても「不正選挙」が続く限り隷米売国政権は安泰です。このような犯罪者政権を打倒するには、選挙で民意が正しく反映される選挙の実施が欠かせません。不正選挙の糾弾と解決こそ、最も重要で喫緊の課題なのです。(5、6)
1>自民党とは、日本を隷属国家にすべくCIAに作られ、米政府隷従DNAを埋め込まれた日本奴隷化装置http://ameblo.jp/utzsugi-rei/entry-11943422801.html
2>CNNによると、アメリカは、過去数十年かにわたり日本の選挙に干渉し続け、米国追随者を勝たせたことを認めました~アメリカが47カ国の選挙に干渉 2017年07月16日18時25分
http://parstoday.com/ja/news/world-i32790
3>不正選挙実施のためのメディア対策
http://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/46577694.html
1、メディアや電通などをアメ・ムチ・恐怖で支配して共謀者とし、言論統制を実施する。不都合な真実を報道するものは抹殺する(NHK長谷川浩報道主幹、報ステ宮路真樹ディレクターなど)
2、御用メディアから不正で勝たせようとする政党の支持率が高いとデマ報道を垂れ流す
3、御用メディアを使い、選挙における争点を意図的にずらす
(原発よりも景気!TPPはウソだけど反対!など)・・・・・・以下略
4>「日本の総理は、バカにしかやらせない」・・とマイケル・グリ-ンは語る。
http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/0cf56cc89659be65438c3c0d81efc039
5>「擬似民主主義」 (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/5abnsb/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9/
6>何度も言うが、元凶は不正選挙だ (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6exmxv/%E4%BD%95%E5%BA%A6%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%8C%E5%85%83%E5%87%B6%E3%81%AF%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%A0/
現在の政治状況で有効なカードは「不正選挙の追及」「国際的な選挙監視団の招聘」以外にない。もちろん自民党は汚物だし、野田は豚だが、安倍に文句を言うヤツも、野田や「民進党の心ある議員」にアドバイスをするヤツも、不戦選挙の追及を柱に立てないのなら、共謀罪の成立や現支配体制の補強に寄与しているのと変わらない。プロレスでヒールに野次を飛ばそうがベビーフェイスの戦い方に文句をつけようが、筋書きを変化させることなどできはしないだろう。
____________________________________________


  1. 2018年2月19日 10:09:27 : yHXtpr7IsY : 4PVOBuJcUAE[194]

▲△▽▼
安倍と同じで親からの汚い金儲けで私腹を肥やし今は大臣になって3流大学の近畿に何かと血税を横流ししている。世耕は不正で安倍を支えている張本人、そんな人間がこれ又経産大臣で血税を原発に率先して費やしている国賊だ。

映像は剣より強いか―三枚の写真をみて考える―
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4232.html


一つは、ユージン・スミスの「楽園への歩み」
二つは、ジョー・オダネルの「焼き場に立つ少年」
三つは、写真誌表紙の「演説する米トランプ大統領」
以下に極私的感想を記す。

《ユージン・スミスの人間的リアリズム》
 ユージン・スミス(1918~1978)は、アメリカの生んだ報道写真家である。母国では、地方医師や助産婦、農業労働者、化学工場や鉄鋼工場、ニューヨークの芸術家の現場などを活写した。被写体のリアルな姿のなかに私は崇高な精神さえみることがある。(たとえば「赤ん坊を取りあげるモード助産婦」・1951)。スミスが活動した舞台はスペイン、イギリス、ガボン(アフリカ)に及んだが、日本との関係はさらに深い。戦中にはサイパン・硫黄島・沖縄、戦後は日立・水俣。沖縄では日本軍の迫撃砲により重傷を負い2年の治療を受けた。水俣では自ら反公害闘争側に立った。遂にはチッソ側の暴力で片眼失明する。







「楽園への歩み」(1946年)は、沖縄戦の負傷から再起後の作品。戦勝後のニューヨークで遊ぶ自身の子どもの写真だ。人間の美しさと希望が一枚の画面に凝縮されている。「ユージン・スミス写真展」は1月28日まで東京都写真美術館で開催されている。

 楽園への歩み」から1年余以前に、おそらく1945年8月半ばに米従軍カメラマンが長崎で被爆した一人の少年を撮影した。のちに「焼き場に立つ少年」と呼ばれる一枚である。私はこの写真を戦後史の書物で何度か見ている。そのキャプションには、被爆少年の背中の赤児の生死は不明とあったように思う。しかし、2017年秋、集英社のPR誌『青春と読書』に、大竹まことが連載エッセイで、赤児は少年の死んだ弟で少年は火葬を待っていると書いていた。テレビのバラエティー番組の出演者だと思っていた大竹の、反戦の心情が滲み出た、この文章に私はうたれた。

《血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶり》
 そしてローマ法王である。

2018年の年初にメディアは大要次の報道を行った。(■から■)
■ローマ法王フランシスコが、この写真をカードに印刷して配布するよう指示を出した。カードの裏に自身の署名と「戦争が生み出したもの」という言葉を記載するよう要請した。写真は、死亡した弟を背負い火葬場で順番を待つ1人の少年の姿をとらえたもの。原爆が投下された直後、米海兵隊の従軍カメラマン、ジョー・オダネル氏により撮影されたものである。写真の内容と由来が短いキャプションで説明されており「幼い少年の悲しみはただ、血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶりの中にのみ表現されている」と記している■



「焼き場に立つ少年」は、20世紀の映像のなかで最も悲しい―日本人には最も辛い―映像の一つである。この米人カメラマン・オダネルは2007年に死んだ。美智子皇后は同年の誕生日談話でこの写真に言及している。

《今や、日本全土が治外法権になっている》




これは、月刊の写真報道誌『DAYS JAPAN』(2018年1月号)の表紙である。大星条旗を背にして、だれが、どこで、演説しているか。

写真説明にこうある。「2017年11月5日、大統領専用機で米軍横田基地に降り立ち、約2000人の米軍兵士と自衛隊員らを前に演説するドナルド・トランプ米大統領」。

雑誌の本文記事に見開き2頁の、広角でロングショットの写真がある。記事のタイトルは「占領下の日本 特集・日米地位協定」。2頁の写真には表紙写真説明に続けて次の言葉がある。「(大統領は)北朝鮮を意識してか、『どんな独裁者も国家も、アメリカを過小評価すべきでない』と述べ、『日本は重要な同盟国だ』と強調した。演説を終えると、大統領専用ヘリに乗り、東京上空を通って埼玉県のゴルフ場に向かった」。この写真は、「宗主国と植民地」に等しい日米関係の醜い構造を表現している。

特集は「1 刑事裁判権の及ばない空白地帯」、「2 元米海兵隊員の見た戦争 僕はこうして、イラクの最前線に行った」の二部構成で、日米地位協定の対米従属性とイラク侵略戦争の凄惨な現場体験を報ずる。私は、広河隆一が発行する雑誌の売り子ではないが、読者は是非とも本誌を手に取って欲しい。

以上が、年末年初の騒々しいテレビ番組を見てしまいながらも、自分で考えたつぶやきである。  (2018/01/05)


スポンのポン[8845] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年1月09日 10:51:58

  
■戦後のこの国の総理のなかで

 もっとも勇敢で愛国的で、真にこの国を思い
 米国と対等に発言したただ一人の総理こそ鳩山氏だ。
 弱者を思いやる心の暖かさと、知性溢れる明晰な頭脳。
 ウソ不正を嫌い、正義を通す高潔な人格。
 全てにおいて何から何まで安倍晋三とは天地の違いだ。
 鳩山由紀夫氏こそ
 戦後のこの国の総理のなかで
 日本人として真に世界に誇れるただ一人の総理であった。



②「パナマ」に続く新資料 「パラダイス文書」分析 米商務長官にロシア疑惑

2017年11月6日 共同通信・東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201711/CK2017110602000120.html

ロス米商務長官と関係の深い海運会社と、プーチン・ロシア大統領の娘婿や側近二人が実質オーナーの石油化学大手が取引をしていることが五日、分かった。取引額は二〇一四年からの三年間で約六千八百万ドル(約七十八億円)に上る。側近一人は米政府の経済制裁対象でもあり、米国の国益と利害対立する「利益相反」の可能性が指摘される。ロシア政府による米大統領選干渉疑惑の捜査が進む中、新たなロシア疑惑はトランプ政権に大きな打撃を与えそうだ。

トランプ政権閣僚とプーチン政権に直結する人物とのビジネスが明らかになるのは初めて。共同通信が参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が南ドイツ新聞を通じて入手したタックスヘイブン(租税回避地)の新資料に基づく取材で判明した。ICIJは新資料を「パラダイス文書」と名付けた。

トルドー・カナダ首相の盟友による課税逃れ疑惑や、エリザベス英女王の個人資産を使った租税回避地への投資も分かった。

ICIJによると、ロス氏が出資する投資ファンド四社は租税回避地にあり、経営権を握る別のファンド二社を通じ海運会社ナビゲーター・ホールディングス(ロンドン)の株三割を一六年時点で保有。ロス氏自身も、かつてナビ社株を大量に持ち、役員を務めた。ナビ社はプーチン氏の娘婿シャマロフ氏が役員のロシア石油化学大手シブールの輸送業務を請け負っている。

シブールの経営陣には、プーチン氏側近の実業家ミヘルソン氏、投資家ティムチェンコ氏も入っており、三人とも大量の株を保有。ロス氏の報道官は「ロス氏は倫理の逸脱をしていない。シャマロフ氏らとは面識がない」と回答している。

新資料は英領バミューダ諸島発祥の法律事務所「アップルビー」などの内部文書。日本の鳩山由紀夫元首相はバミューダに設立された香港系企業名誉会長に就任していた。 (共同)

③ロス米商務長官に新ロシア疑惑 調査報道連合が資料入手

2017年11月6日 AFP日本語版

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017110501001779.html

ロス米商務長官と関係の深い海運会社と、プーチン・ロシア大統領の娘婿や側近2人が実質オーナーの石油化学大手が取引をしていることが5日、分かった。側近1人は米政府の経済制裁対象。取引額は2014年からの3年間で約6800万ドル(約78億円)に上り、米国の国益と利害対立する「利益相反」の可能性が指摘される。ロシア政府による米大統領選干渉疑惑の捜査が進む中、新たなロシア疑惑はトランプ政権に大きな打撃を与えそうだ。

トランプ政権閣僚とプーチン政権に直結する人物とのビジネスが明らかになるのは初めて。国際調査報道ジャーナリスト連合が入手した資料に基づく取材で判明した。

■世界各国で『フツーの市民』が四つの『信用創造特権』を『特権階級』と『国際金融マフィア』から剥奪したらどのような社会になるのか?

2017.11.02 ブログ『杉並からの情報発信です』

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/00f39ec7a6eedaa945c46fe1da034e94

▲四つの『信用創造特権』とは何か?

  1. 中央銀行が独占する「通貨発行権」

  1. 政府が独占する「国債発行権」


3.民間銀行が独占する「無からお金を作り出す壮大な詐欺システム=準備預金制度」

  1. 銀行と大企業と金持が永遠に肥え太る「カネがカネを生む金利システム」


世界各国で『フツーの市民』が立ち上がり『民主的&公正な選挙』によって四つの『信用創造特権』を剥奪すれば、それまで『信用創造特権』を独占し莫大な富を蓄積してきた『特権階級』と『国際金融マフィア』が解体される。

各国政府は全国民に対して成人には「生活保障給付金=ベーシックインカム」を、未成年者には「子供給付金」を支給できるようになru.

我々は貧困と失業と差別がない『平等な社会』が持てるのだ。

また『信用創造特権』を独占してきた『特権階級』と『国際金融マフィア』が解体されれば、世界中からテロと戦争が無くなる。

核兵器や毒ガスや細菌兵器などの大量破壊兵器と通常兵器が大幅に削減され『平和な社会』となる。

▲どうすれば世界各国で『フツーの市民』が四つの『信用創造特権』『特権階級』と『国際金融マフィア』から剥奪できるのか?

その国の『フツーの市民』が第一にすべきことは、『信用創造特権』の正体と「信用創造特権」を独占する「特権階級」と「国際金融マフィア」が誰なのかを見抜く為に自分で『勉強する』ことだ。

第二にすべきことは、『信用創造特権』の正体と「信用創造特権」を独占する「特権階級」と「国際金融マフィア」の正体を広く情報拡散し共有する為に、全国津々浦々に『家族勉強会』と『草の根勉強会』を自分たちで立ち上げて『勉強会運動』を開始することだ。
この『勉強会運動』の目的は『革命派市民』をその国の有権者の10%以上に増やすことである。

▲『革命派市民』とは誰か?

1.利権・特権を拒否するフツーの市民

2.政府や官僚やマスコミや学者の嘘に騙されない賢明な市民

3.他人の運命に共感し不正義や権力犯罪を決して許さない戦う市民

第三にすべきことは、全国各地で立ち上げた『勉強会』をベースにして地域政党『市民革命党』を結成して代表者を選挙で地方議会と地方政府に送り込むことだ。

同時に、地域政党『市民革命党』を統合した全国政党『市民革命党』を結成して代表者を選挙で中央議会に送りこむことだ。

そして地域政党『市民革命党』が地方議会と地方政府で、全国政党『市民革命党』が中央議会で力を持ち多数派となれば、中央政府で『市民革命政権』が樹立される。

『市民革命政権』は『信用創造特権の剥奪』をはじめとする『政権公約』を実施することになる。

この『市民革命政権樹立』までのプロセスにはとてつもない時間とエネルギーが必要と思われる.

『特権階級』と『国際金融マフィア』が数百年かけてその国の国民を支配し、搾取し、弾圧してきた長い歴史と比べれば、我々はインターネットと『勉強会運動』の力を使えるので数十年で実現できることを考えれば『短い』ものである!

(終り)

①御用マスコミが報道しなかった来日トランプのトンデモ言動!
属国扱い、武器売りつけ、北ミサイル迎撃強要

2017.11.07 Litera

http://lite-ra.com/2017/11/post-3569.html

トランプ米大統領はきょう、離日し、韓国に向かった。安倍首相は今回の来日について「日米同盟の揺るぎない絆を世界に示すことできた」と自画自賛しているが、バカも休み休み言え。

この米大統領は、日本を徹頭徹尾、“米国の属国”扱いし、食い物にしようとしていただけではないか。

来日前からその兆候はあった。トランプは立ち寄ったハワイで「パールハーバーを思い出せ。戦艦アリゾナを思い出せ。決してあの日を忘れない」とツイートしたのだ。いうまでもなく“Remember Pearl Harbor”は真珠湾を奇襲した日本の卑劣さを忘れるなという意味で、日米開戦のスローガンとして使われた言葉だ。

さらに、信じられないのが米軍横田基地から日本入りしたことだ。通常、歴代米大統領が首都圏に来る場合、羽田空港を使う。ところが、トランプはあえて日本の入国審査や法体系が通用しない米軍基地に降り立ったのである。これは明らかに“日本には主権などない、いまも米国の支配下にある”とのメッセージにほかならないだろう。

しかもその日、トランプ大統領は横田基地での演説で「横田基地は日本のみならず世界でもっとも能力の高い基地だ」とした上で、こう言い放った。

「我々は空を支配し、海を支配し、地上と宇宙を支配している! 単にいま最高の装備を持っているからではない。これからたくさんやって来るのだ。諸君も予算を知っているだろう。過去とは比べものにならない。素晴らしい新装備がこれからたくさん送られてくることになる。そして、アメリカ以上にそんな装備を作ることができるものなどいない。アメリカだけだ」

他国の駐留基地で「空と海と地上を支配している」などというセリフを平気で口にするというのは、日本を属国扱いしている証拠である。

「安倍は様々な防衛装備を米国から買うことになる」

しかも、トランプが今回の来日で目的にしていたのは、日米同盟の結束などではない。

安倍首相との共同記者会見でトランプはこう断言した。

「安倍首相は様々な防衛装備を米国からこれから購入することになるだろう」「そうすれば上空でミサイルを打ち落とすことができる」

そう、トランプは、武器を売りつけていたのだ。もともと、「バイ・アメリカン」(アメリカ製品を買おう)をスローガンにかかげ、とりわけ軍需産業の活性化によって国内経済を立て直したいという思惑をもつトランプだが、北朝鮮を挑発して危機感を煽ることでアメリカの武器を買うよう、日本に要求していたのだ。まるで“ヤクザ”まがいのやり口だがが、しかし情けないのが、その“ヤクザ”に言われるがまま状態の安倍政権だ。

安倍首相はこれまで国会で「我が国は最先端の技術を用いた米国の装備品を導入しているが、これらは我が国の防衛に不可欠なもの」として、「結果として、米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」などと宣い、8月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)でも、北朝鮮危機を理由に小野寺五典防衛相が新たなアメリカ製弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を導入したいとアメリカ側に伝えた。イージス・アショアは1基につき約800億円で、日本は2基・約1600億円分を購入する予定だという。

そして、昨日の日米首脳共同記者会見で安倍首相は、あらためて「北朝鮮情勢が厳しくなるなかで、日本の防衛力を質的に量的に拡充していかないといけない」と明言し、具体例としてF-35戦闘機などをあげて「米国からさらに購入することになる」とトランプの前で確約。貿易摩擦を軍事装備で解消するとのアメリカの目論見を丸呑みしてしまったのだ。
しかも、あらためて言っておくが、こうした安倍政権の軍事装備の大量購入は、日本を守るためではなく、単にアメリカの懐を潤すことにしかならない。むしろ、トランプによって、これから日本は北朝鮮との戦争参加を強要されていくだろう。

事実、トランプは日本の対北朝鮮への姿勢にかんして、恐るべき発言をしていた。今年8、9月に北朝鮮が日本列島上空を通過する弾道ミサイルを発射した際、日本政府は「我が国に飛来する恐れがないと判断した」(小野寺防衛相)として、イージス艦や地対空誘導弾PAC3などで破壊措置を実施しなかった。ところが、これについてトランプは、東南アジア諸国の複数の首脳に「迎撃するべきだった」「武士の国なのに理解できない」などと、不満げに語っていたというのである。

「武士の国」などという言い方がネトウヨとそっくりで笑ってしまうが、それよりも、この男は日本が北朝鮮のミサイルを迎撃するということがどういう意味をもつのか、わかっていっているのか。

日本政府は8月と9月のミサイル発射の際、事前にその兆候を掴んでいたといわれるが、そもそも、落下地点はそれぞれ襟裳岬から東に約1180km、2200km先太平洋上の公海で、日本の領海どころか排他的経済水域の外側だ。

北海道を通過したといっても、高度は推定550km(8月)と800km(9月)で、日本の領空のはるか上である。

それを、トランプが言うように、日本が迎撃していたらどうなっていたか。そもそも技術的問題として可能だったかはおくとしても、もし上空のミサイルを撃ち落としていれば、逆に日本の先制攻撃とみなされうる。言わずもがなその場合、北朝鮮が日本を攻撃する口実を与えることになる。

おそらく、トランプはそのことを期待していたのだろう。日本が北朝鮮のミサイルを迎撃し、北朝鮮が日本を攻撃すれば、心置きなく戦争に突入できる。

しかも、その場合の日本の被害など一顧だにしていない。ようするに、トランプはアメリカの安全が守られれば、日本なんてどうでもいい。もっといえば、アメリカを守るための盾としか考えていないのだ。

しかし、繰り返すが、こんな姿勢を露骨に示されても、安倍首相は、トランプ大統領を散々もてなしてご機嫌をとり、武器の大量売りつけを丸呑み。国内マスコミも、武器輸入の問題にほとんど沈黙するだけでなく、まるで報道協定を結んでいるかのごとくトランプ批判を封印した。それどころか、読売新聞、産経新聞などの安倍応援団は、安倍首相同様、トロンプ来日の意義を「同盟を盤石なものとする絶好の機会」(産経)、「相互の信頼は一段と深まった」(読売)などと手放しで礼賛している。

日本を属国扱いするトランプを“愛国”標榜のネトウヨが大歓迎

さらに失笑せざるをえないのが、ふだん「愛国」をふりかざしている安倍応援団やネット右翼の連中だ。

トランプ来日と前後して、日本に暮らすアメリカ人や市民が集まり、トランプ大統領の排外主義や北朝鮮への挑発を批判するデモが行われたが、一方の「保守派」は新宿などで来日歓迎のデモや街宣を行ない、「反トランプは在日だ」などとのたまいながら星条旗を振りかざしていた。ネット上でも、トランプを批判する発言を「反日」「売国奴」扱いし、逆に「真珠湾を思い出せ」ツイートについては見て見ぬふりを決め込んでいる。

日本内の米軍基地からの“裏口入国”を許すなど、国の主権を散々踏みにじられている行為を看過し、米国のためでしかない無用な軍事装備を大枚叩いて買わされ、あげく戦争まで起こせと言われている。これの一体どこが日本の「国益」になるのか、連中に聞いてみたいものだ。

「保守」を名乗る連中は、リベラル派を「思考停止のお花畑」と揶揄するが、トランプのむちゃくちゃな要求に両手を上げて受け入れ、対米従属のポチ犬ぶりをさらけ出す安倍政権を盲目的に賛美する。そういう奴らのほうが明らかに「思考停止のお花畑」と呼ばざるをえない。

いずれにせよ、トランプが朝鮮半島情勢の緊迫を奇貨として、日本に対する経済的圧力を強め、あまつさえ戦争さえけしかけているのは明らか。このままトランプ・安倍の暴走を許してしまったら、それこそ「売国」どころか「亡国」の事態になりかねない。

(編集部)

■東京新聞や日刊ゲンダイが部数を大幅に伸ばしている中でなぜ「週刊金曜日」の定期購読者が激減しているのか?




私は2000年から2006年頃まで月一回「杉並・世田谷読者会」を主宰し2009年頃まで定期購読していました。

しかし2009年に政権交代を実現した当時の小沢一郎民主党代表に対して東京地検特捜部による「でっちあげ強制捜査」とマスコミによる「バッシング報道」の猛攻撃が開始されると、当時の北村肇編集長以下の編集部は「東京地検もやりすぎだが小沢一郎も悪い」という「喧嘩両成敗」の主張に終始したため、私は北村肇編集長に抗議の手紙を書いて定期購読をやめた経緯がありました。

その時からつい最近まで私は「週刊金曜日」を本屋で不定期に買っていましたが「財政支援」するために先月から定期購読に切りかえました。

先週金曜日に郵送されてきた最新号(11月3日号)には北村肇発行人の「読者のみなさまへ」という手紙が同封されていてその中に書かれていたことに驚きました。

「週刊金曜日」の定期購読者部数が1993年の創刊時には53000部あったのが今では13000部強まで激減している、と書かれていたのでした。

創刊から現在まで24年間で定期購読者部数が40000部(月平均140部弱)減っているということは、一体どういうことなのか?

その答えは簡単で、創刊時やその後定期購読を申し込んだ「読者の期待」に「週刊金曜日」の誌面が答えてこなかったから、ということだ。

それでは、創刊時とそれ以降の定期購読者が「週刊金曜日」に期待したのものは何だったのか?

その答えも簡単で、既存の大手マスコミが決して取り上げない数々の「タブー」に鋭く切り込み、権力者によってこれまで「隠されてきた真実・事実」を白日の元に暴いて読者に知らせてほしい、ということだったのだ。

東京新聞(公称50万部)や日刊ゲンダイ(公称170万部)が部数を大幅に伸ばしている理由はは、「読者の期待」にそれなりに答えてきたからであり、「週刊金曜日」が定期購読者を大幅に減らしてきたのは「週刊金曜日」に答えて来なかったからだ。

さらに悪いことは、「週刊金曜日」の発行人や編集委員や編集長以下編集スタッフには「読者の期待」に答えて「タブー」に挑戦し「隠されてきた真実・事実」を暴露する本来の「ジャーナリスト魂」が決定的に欠けていることだと、私は考えます。

このままいけば、2-3年後には定期購読者が10000人を割り、店売り含めても15000部まで落ち込むことは確実だと、私は思います。

「週刊金曜日」が読者が期待する「オピニオンリーダー誌」になるには、ここで「抜本的な改革」が必要でしょう!

それに失敗すれば、存続は難しいでしょう!

(終り)



「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」は、“首相失格の暴言”
2017年10月12日 郷原信郎が斬る

昨夜(10月11日)のテレビ朝日「報道ステーション」の党首討論で、安倍首相が、「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」と発言した。内閣の長である総理大臣として、絶対に許せない発言だ。

籠池氏は、森友学園が受給していた国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給の事実についての詐欺罪で逮捕され、起訴された。しかし、刑事事件については、「推定無罪の原則」が働く。しかも、籠池氏は、その容疑事実については、完全黙秘を貫いていると報じられている。その籠池氏の公判も始まっておらず、本人に言い分を述べる機会は全く与えられていないのに、行政の長である総理大臣が、起訴事実が「確定的な事実」であるように発言する。しかも、安倍首相は、憲法の趣旨にも反する、不当極まりない解散(【“憲政史上最低・最悪の解散”を行おうとする「愚」】)を、総理大臣として自ら行った。それによる衆議院選挙が告示された直後に、自分の選挙を有利にする目的で行ったのが昨夜の放送での発言なのである。安倍首相は「丁寧な説明をする」と言っていたが、それは、籠池氏が詐欺を働いたと決めつけることなのか。

法務大臣には、個別の刑事事件に関しても、検事総長に対する指揮権がある(検察庁法14条但し書き)。その法務大臣に対して、閣僚の任免権に基づき、指揮を行うことができるのが総理大臣だ。そのような「行政の最高責任者」が、司法の場で裁かれ、判断されるべき籠池氏の詐欺の事件について、「籠池さんは、詐欺を働いた」などとテレビの総選挙に関する党首討論で、言い放ったのである。法治国家においては、絶対に許せない「首相失格の暴言」だ。

加計学園問題は、安倍首相が「国家戦略特区諮問会議の議長」という立場にあるのに、首相のお友達が経営する加計学園が獣医学部の新設で優遇された疑いが問題となった。今回の「籠池氏の詐欺」についての発言は、自らが、準司法機関である検察を含む「行政の長」なのに、司法判断の介入になりかねない発言である。いずれも、その立場にあることを認識していればあり得ない発言であり、認識した上で、意図的に言っているのだとすれば論外である。

しかも、この籠池夫妻逮捕に関しては、逮捕された直後にも、ブログ【検察はなぜ”常識外れの籠池夫妻逮捕”に至ったのか】で指摘したように、「補助金適正化法違反で告発受理した事件」について、「詐欺罪」で逮捕するというのは、従来の検察実務の常識に反する。この点については、さらに検討した上、籠池氏の勾留満期直前に、【検察は籠池氏を詐欺罪で起訴してはならない】で、詐欺罪での起訴はあり得ないこと、詐欺罪で起訴すべきではないことを指摘したが、大阪地検は、なぜか無理やり「詐欺罪での起訴」を行った。

それに続いて、大阪地検は、籠池氏を、森友学園の幼稚園が「大阪府」から受給していた、障害で支援が必要な園児数に応じた「特別支援教育費補助金」等の不正受給で再逮捕し、起訴した。この「地方自治体」からの補助金の詐欺については、「補助金適正化法」の適用がないので、「詐欺罪」を適用することに問題はない。

しかし、これらの事件について、そもそも刑事事件にするような問題であるか否かに重大な疑問がある。このような社会福祉、雇用等に関連する補助金、助成金については、かねてから、巨額の不正受給が指摘されている。厚労省の発表によると、「2009~2013年度に1265社、191億円の不正受給があったことが厚生労働省のまとめでわかった。」(2014.9.22朝日)、「雇用安定のため企業に厚生労働省が支給している助成金制度が悪用され、平成25年度までの2年間で計約94億円を不正受給されていたことがわかった。厚労省は企業に返還を求めるが、倒産などで回収できない可能性もある。」(同日付け産経)とのことである。このような膨大な数の不正受給は、いずれも形式的には詐欺罪に該当し、検察がその気になれば「詐欺罪」で逮捕・起訴することが可能である。しかし、実際には、そのような助成金の不正受給が詐欺罪で告発された例はほとんどない。

さらに問題なのは、補助金適正化法違反による「告発」を大阪地検が受理した際、NHKを始めとするマスコミが「大阪地検が、籠池氏に対する補助金適正化法違反での告発を受理した」と大々的に報じた経過だ。その報道が、明らかに検察サイドの情報を基に行われたこと、そして、その情報は、何らかの政治的な意図があって、東京の法務・検察の側が流したもので、それによって「籠池氏の告発受理」が大々的に報道されることになったとしか考えられないことを【籠池氏「告発」をめぐる“二つの重大な謎”】で指摘した。

安倍首相が、党首討論で持ち出した「籠池さんの詐欺」は、検察の逮捕・起訴も、それに至る告発受理の経過も「疑惑だらけ」である。それを、裁判が始まってもいないのに、有罪であるかのように決めつける発言を「選挙に関して」行ったのである。

しかも、安倍首相は、自分の妻である安倍昭恵氏が、その籠池氏に「騙された」と言うのである。それは、どういう意味なのだろうか。「詐欺師の籠池氏に騙されて森友学園の小学校の名誉校長になった」という意味だろうか。それとも、「騙されて100万円を寄付させられた」という意味だろうか。

私は、これまで、森友学園、加計学園の問題での安倍首相や内閣、政府の対応に関して、様々な問題を指摘し、批判してきた。この国の行政を担っている安倍内閣が、もう少しまともな対応をして、国民に信頼されるようになってもらいたいと思ったからだ。しかし、安倍内閣の対応は、改善するどころか、失態に次ぐ失態を繰り返している。

そして、「森友、加計疑惑隠し」と批判される解散を強行し、選挙が公示されるや、今回の、信じ難い「暴言」だ。

このような首相発言が許されるとすれば、もはや今、日本は法治国家ではない。

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