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2013年02月09日

カダフィーの真実〜理想社会を創った英雄

※この記事、かなりの長文です。
人道的な見地から見ても許しがたいですね。


カダフィー大佐。

2年前のリビア戦争で話題になった人です。
最期は反政府軍らに殺害されます。

「独裁者」とか「アラブの狂犬」とか、悪の象徴であるかのような感じでしたね。
確かに緊張みなぎった強面ですし。
腕っ節の強そうな剛毅な感じもします。

40年以上も独裁者だった、とい言われていましたね。
また武装もしていないリビア国民をも、無差別に攻撃したとか。
残虐非道で、悪魔のような人物。
リビア国民は恐怖と圧政に強いられていたんだろうな、という感じでした。

ですので、リビア戦争では、「民主主義万歳!」「反政府運動イケイケ!」という感慨を、おそらく全世界の人達が持ったでしょう。

欧米メディアでは、カダフィー大佐を「悪者」として報道していましたし。
無差別攻撃の映像が流れたり。
そんな報道一色でした。
これに対して、「正義の味方」の「国連・NATO」といった感じでもあったりします。

しかし、カダフィー大佐は、報道されていた人物とは真逆でした。

「え!?」と想うかもしれません。

最初知った時は、私も驚きました。
カダフィーの本当の姿は、独裁者でも無ければ、狂犬でもありませんでした。

なんとリビアの国民の全てを愛し、リビア国民の幸福の実現のために本気で取り組んだ方だったのです。

カダフィー大佐の業績は驚くものがあります。
ご存じでしょうか?

たとえば

・教育費は無料
・医療費も無料
・電気代はなんとタダ!
・ガソリンはリッター10円


といったものです。
!!!
驚きですよね。
まず日本では考えられません。

しかし、これで驚いてはなりません。

なんと

・税金がゼロ!

税金がないんですよ、税金が・が・が!
松田優作ではありませんが、なんじゃこりゃーーです(良い意味で)。
日本では、これから諸費税アップとか、重税が待ち受けていますが。

さらにまだあります。

・ローンに利子は無し!

なんと!利子が無いんです!
元金だけを返済すればいいんですね。

大切なので三回言います。

利子が無い
利子が無い
利子が無い

ほげーーー

ここまで読んで驚いたあなた、ちっちっち、甘いですぜ。
カダフィー兄貴のやったことはまだあります。

なんと、

・全国民に家を持たせた
・新婚夫婦には5万ドル(500万円)の住宅補助金を支給
・失業者には無償で家を支給


さらに

・車を購入する際は、政府が半額負担
・農業を始めたい人には土地、家、家畜、飼料など全て支給
・薬剤師になりたい人には必要な経費は全額無料


まだあります。

・子どもを産んだ女性には5千ドル(50万円)を支給
・学校卒業後、仕事に就けない人は、仕事に就けるまで国が相応の給与を支給
・国民の25%が大卒資格者
・石油の売上の一部を、全国民に現金で支給


いかがですか。
仰天しませんか?

国民の生活を大切にする超大判振る舞いです。
ジャパネットタカタも足許にも及ばない、「これでもか」というくらいの出血大サービスぶりです。

まさに「英雄」。
本物のヒーローです。



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ところで・・・
ここまで読んでどう思われます?

カダフィー大佐って、本当に残虐非道な独裁者?
同胞の国民6000人を無差別に殺害した悪魔?
アラブの狂犬?

答えは・・・

「No」

彼が非道な人間というのは考えにくい。
あり得ない。

カダフィーには、国民の幸福を実現するために本気で取り組んだ慈善家の側面があります。

カダフィーが政権を取る前まで、リビア国民の90%は文字が読めませんでした。しかし、カダフィーが政権を取るようになってから、これが逆転し、国民の90%以上が文字を読めるようになっています。

仏教では、布施の中で尊いものに、家を与える、医薬を支給する、食事を与える、寝るところを支給するというのがあります(四供養といいます)。

カダフィーは、これを地で行っていました。
仏教的な見地からも、カダフィーの行っていたことは素晴らしい。

政治を通して、カダフィーは慈善活動を行った。
全国民を幸せにした。
幸せにしようとした。

カダフィーは、何十万人も虐殺したといいますが、どうもピンと来ません。
彼の業績を踏まえると、あまりにも乖離があるからです。

もっとも人間ですので、激昂すると切れて何かやってしまうこともあります。
しかし業績だけを見ると、残虐なエゴイストとは考えにくい。
むしろその逆です。
「多くの人を幸せにしたい」という動機が見て取れます。

報道は誤っている。

そもそもカダフィーのお父さんは、家を持てなかったといいます。
少年カダフィーの心には、この切ない光景が焼き付いていたことは想像に難くありません。

「オヤジは可哀想だった。家が無くて俺も苦労した。だからみんなに家だけは持ってもらいたい」

そんな思いだったのではないでしょうか。
でなければ、全国民に家を持たせることはしません。

これが彼の動機。
なんてシンプルなんでしょう。

泣けてきます(嗚咽)。
しかしシンプルだからこそ、本質が自然に分かるのでしょう。

カダフィーのことは、その実像をまとめた動画もあります。
※これです。



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カダフィーの真実を知ると、涙があふれてきます。
本当に国民の幸せを実現した人だったと。
悪の象徴として報じられ、最期は殺害されたしまったので二重に泣けてきます。

もちろん、人間なので、関心できない側面もあったでしょう。
まして政治家となれば、嘘を付いたり、「悪」が身近になります。

それと、リビア国民が豊かさを享受できたのも、カダフィーの尽力だけでなく、豊富な石油と金という資源に恵まれたこともあったからでもあるでしょう。

しかし一般的な政治家レベルから見れば善人の部類になるのではないでしょうか。
国の富みを国民に還元し、配分もしていたわけですから。

自分だけげ繁栄するのではなく、全国民の幸せを実現するのは、決してエゴイストではありません。

エゴイストは、資本主義のように、1%の富裕層と、99%の貧困層を作り上げる西側諸国のほうです。

事実は「正反対」。
メディアを通して「嘘」を教え、洗脳している。

カダフィーはどう見ても、国民の幸福を実現した英雄です。

ですが、こうした英雄を、独裁者であるとか狂犬であるとか、悪のレッテルを貼っていた。
かような行為はいかがなものかと。
あまりにも酷すぎる。

NATOが攻撃したとき、リビア国民の約1/3に当たる170万人が、反対デモを行っていたといいます。カダフィーを支持する「緑の旗」を振りかざして。



そりゃそうでしょう。
自分達に幸せをもたらした人ですから。
支持するのが当たり前です。

しかしこのデモの光景は、一切報道されなかった。
西側諸国のメディアはダンマリを決め込みます。
意図的にです。

この姿、日本でも時々見かけますね。
スポンサーの都合に悪いことは一切報じない。

リビア戦争は、西側諸国がメディアも含めて一蓮托生で行った非人道的な虐殺です。集団的犯罪行為。

悪は、西側諸国。

わかります?
事実はこうだったのです。

彼は本当に10数万人も殺害した残虐な男だったのでしょうか。
やはり違うと思います。
あり得ない。

カダフィーは自国民への無差別攻撃はしていない。
むしろ、NATO軍が無差別攻撃をした。


カダフィーを支持するリビア国民170万人。
170万人が、彼を支持し、NATOに抗議する活動をしていたのです。

40年間も政権を取り続け、国民からも愛されている。
兄貴のように慕われていた。

一連のニュースはねつ造されていたのです。

事実、ねつ造され、ありもしない映像まで作られて全世界に報じられました。
事実はわい曲されていた。

カダフィーによる無差別攻撃は無かったと、ロシアをはじめフランスなど、良識のあるジャーナリスト、政治家らが批判しています。

ロシアのプーチン元首相も批判しています。
※こちらの動画

また現地へ赴任していたイギリス人記者が暴露もしています。
※これです

これらの動画もよくご覧になっていただきたい。
そして本当のことをよく知っていただきたい。




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そもそも、2年前のリビア戦争は、2011年3月に、リビア国内で、反政府デモがきっかけです。
そうしてこれが、政府と衝突します。

途中から国連までが動き、NATOが出撃するなど大掛かりになっていきます。
一国の内戦にも関わらず、世界規模での動きへと発展。

民主主義 VS 独裁者カダフィー
という分かりやすい構図で報道もされた。

NATOが出撃かは「2万回」であり、爆撃は「8000回」。
異常な多さではなかろうか。

実質的にはリビアでの内戦というよりも、民主主義を通すための世界的な戦争。
最終的に、カダフィ大佐は殺害。
カダフィーの殺害によってこの紛争は幕を閉じます。

カダフィーの実像を踏まえても、この戦争はおかしい。

ちなみにリビアは、エジプトの隣にあります。
石油と金が豊富な国です。

カダフィーは、莫大な金を元に、
アフリカとアラブに新しい「通貨」を作ろうとしていた。

その通貨は「ディナ」。
彼は新通貨を生み出す構想を持っていた。

またカダフィーは、反アメリカ主義で、欧米のやり方に反発していた人だった。

新通貨構想、莫大な石油と金の資源、そして反アメリカ主義
これらが揃えば、充分に欧米の逆鱗に触れるのもうなずけます。

資本主義、民主主義、グローバリズムにとって、カダフィは目の上のタンコブです。
叩き潰して、粛正するしかない。
そう考えるでしょう。

だからNATOが正義の味方としてもの凄い数の爆撃と攻撃を行ったのです。
反政府デモに乗じて、いや反政府軍を支援し、カダフィーを叩き潰したというのが真相です。

まる映画やアニメのような話しです。
ワンピースの世界が、そのままあてはまりそうです。

そもそもこのリビア反政府組織自体が怪しいといいます。
なぜなら、2011年3月に発生した反政府デモが起きる前までの40年間、こうした反対運動は皆無だったからです。
というか、リビアの実状を知れば、反対運動など起きるはずがない。

誰かが工作した疑いがあると言われています。
その誰かとは、西側諸国のグローバル企業とアメリカ政府です。



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アメリカ政府は、多国籍企業と癒着をしています。

アメリカにおける政治献金は、
・一般人からの献金・・・約1億ドル(100億円)
・企業からの献金・・・13億ドル(1300億円)

です。

圧倒的に企業からの支援で成り立っています。
といいますか、一般国民からの献金は比率でいえば大したことがありません。
1/13にしか過ぎません。
民主主義ではないですね。

企業主義です。
「コーポラティズム」です。

この構図からも分かります。
政治と企業が癒着しやすいことが。

政治家のスポンサーになっているわけです。
スポンサーの意向が強いことは、日本のマスコミを見てもお分かりでしょう。

この構図は、政治、企業、行政、あらゆる所に蔓延しています。
要するに全て「カネ」なわけです。
だから今の時代は、企業を軸にして読まないならないわけです。

戦争は、金儲けです。
例外はほとんど無い。
必ず誰かが儲かるようになっている。
だから戦争が起きる。

戦争は起きるのではなく、引き起こされると昔からいう。
これは真実。

ただ、最近では、事実をねつ造して、それをメディアで流して世界を納得させ、そうして戦争を仕掛け推進するようになっているのです。

フェイスブックなどのSNSや、IT技術を駆使しながら大舞台そのものを嘘で固めて、世界を騙しながら進めている。こうした新しい方法で「虚構」を作っているのです。

だからメディアを信じてはならないのですね。

イラク戦争もそう。
大量破壊兵器は無かった。
これもデッチアゲの戦争です。

イラク戦争で破壊されたバグダットの街を、インフラを含めて再興したのが、アメリカ企業。ハリバートン社です。

壊して作って大儲け。
巨額の利益を得ています。

ちなみにハリバートンの大株主は、アメリカ元副大統領のチェイニーです。

真実はこういうもののようです。
そしてこの手の話しはほかにもあります。



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今やメディアが片棒を担いでいます。
だから世界中の人が騙される。


メディアの役割は、世界中の人を騙すこと。
真実を知って、批判やデモが起きないように防止しているのです。

ふつー、「テレビでやっているのは事実だろう」という思い込みがある。
「NHKで放送しているのは正しいよな」
という思い込みが日本人には多いように。

しかしこれらは誤り。
むしろ、この思い込みが利用されることが多くなっている。

メディアの流す情報は信用してはなりません。
情報は、自分で探し、自分で検証して確かめていくことが大切。

ややこしいときや、判断できないときは、情報そのものを遮断。
見ない、聞かない。

テレビや新聞は基本的に見ない。
見ても参考程度。
疑ってかかったほうが、今の時代は正解。

テレビといっても、下品なお笑い番組も多いものです。
何でもお笑いやバラエティにされると、自分で考える姿勢を失います。
白雉化が促進されます。

そしてバカさ加減やお笑いで懐柔させられます。
ふぬけになっていきます。
実はこれ、マインドコントロールの手法の一つです。

こうした番組が大半です。
見る必要がそもそもないでしょう。

こういう笑いの代わりに、瞑想を行って静かで微笑みのあるメンタリティにしたほうが健康的です。またこうした「微笑み」のほうが、お笑い番組を見る笑いと違って、疲れません。

マスコミは、偏向どころか、ねつ造報道すら行っています。
ですのでメディアが流す情報には本当に注意しないとなりません。


カダフィーを巡る一連の報道の仕方から学ぶことは多い。
そしてこのことからも、世界の構造がわります。

世界の構造を知るための格好の本がこれです。

「日本ジャーナリスト新人賞」を受賞した
堤未果さんの「政府は必ず嘘をつく」です。



上記の記事も、堤未果さんの「政府は必ず嘘をつく」の
p113〜p132にある箇所を、分かりやすくまとめたものになります。

この本は良書です。
ぜひお読み下さい。
本当のことが書いてあります。
※日本に法人税を払わないグローバル企業アマゾンのリンクですが。レビューだけを読んで、ネットで購入する場合は、楽天がおすすめですね。

堤 未果「政府は必ずウソをつく」


今や世界の本当の姿や情勢を知っていると知らないとでは、
世界観や価値観が全く違ってきます。
生き方そのものに影響が出てきます。

また今の時代がグローバル企業を軸とした「コーポラティズム」に貫かれていることが大変よく理解できるでしょう。

堤さんの本を読めば、これからの時代を読み解くことができるようになります。
良質な本です。

ぜひお読み下さい。