報道ステーション、岩路記者「最後の仕事」にまた涙
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/40682019.html
2014年09月05日 今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!
まいど、いまにしです。
テレビ朝日、報道ステーション、岩路真樹記者が亡くなられたことは、このブログでも、書きました。
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/40635070.html
けさ、友人から連絡があり、岩路記者の最後の仕事が、
動画でUPされているとのことです。
わざわざ、UPしていただいた方には、感謝です。
動画は、私と昨年からずっと一緒にやっていた、
福島県田村市都路のデタラメ除染。
テレビ朝日記者激怒 福島県警とデタラメ除染取材現場で大バトル
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/35811450.html
イチエフから21kmくらいの、都路の集落にある民家から、ガラクタが発見されたのは
今年4月でした。
ワシはすぐに、週刊朝日で書いたのですが、岩路記者はなかなか、
放映できませんでした。
放射能ガラクタ不法投棄事件 家主を疑った福島県警と田村市の罪
http://dot.asahi.com/wa/2014052700097.html
その時、岩路記者から聞いたのは
「会社でも、原発に厳しくという側とそうでない側、二つあって、大変」
「けど、キャスターの古舘さんは、ええやんって言うてくれるんよ」
という話でした。
そんな中、岩路記者は粘り強く取材を重ねて、放映したのが、先の動画です。
いかに、ひどい状況か、動画を見れば、よくわかります。
こういう状況にもかかわらず、福島県警、田村市は現状を「放置」したまま。
民家の家主は、放射能をTEPCOにまき散らかされ、国や自治体の除染では庭に
放射能まみれのガラクタを勝手に埋められ、
福島県警からは
「あんたが埋めたんやろう」
と犯人扱い。
これが、現実。
「放送で、原発被災者がデタラメなTEPCO、国、役所に二重、三重の被害を受けているのか、わかってほしい」
そない、岩路記者は新橋の居酒屋で、ワシに言うとった。
昨日、葬儀が終わり、岩路記者の自宅にうかがいました。
主がいない、閉じられた自宅の玄関先には、岩路記者の大好きな
ビールがお供えされていました。
手を合わせてから、岩路記者の同級生が経営されている、お寿司屋さんに
行きました。
「なぜ、岩路が… おかしい…」
とお寿司屋さんのご主人も言葉を詰まらせていました。