驚愕!共産党は8年前に三井氏の検察裏金追及要請を「我が党になじまない」と拒否していた!どんな弱みが?
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/874.html
3/15(月)、16(火)と東京で三井さんと会っていろいろ話した折り、共産党に関する
驚愕すべき事実を三井さんの口から初めて聞かされた。
それは、三井さんが検察の裏金不正を現職実名で告発する決意を固めて各方面に訴え、
ついにテレビ出演が決まって撮影当日(4/22)にデッチ上げ逮捕されてしまった2002年、
今から8年前の決定的段階で、三井さんが現職の首をかけ、説明文書や資料も添えて共産党
の志位委員長に仲介者を通じて国会での追及をお願いしたにも拘わらず、1週間ほど待たさ
れた挙げ句に「そういう問題は我が党になじまない」という不可解な言葉で追及拒否をされ
てしまった、ということだ。
これには心底驚いた。
2009年、2010年の検察による小沢側近逮捕弾圧に際して共産党が潔癖優等生ぶって、
「私、検察の味方です!正義の味方検察ガンバレ!」的な対応に終始している事については、
あ〜あ、いかにも日共らしい振る舞いだ、と冷ややかに見ていたのだが、8年前の2002年に
既に「検察の不正は追及しません!」との態度を決めていた事にはもの凄く驚いた。
思い出して欲しい。
2002年と言えば、小泉政権・田中真紀子外相下、いわゆる「ムネオハウス」問題、「外務省の不正腐敗」問題
が大騒ぎになり、鈴木宗男氏が逮捕され(6月逮捕)た年で、共産党は外務省筋から流された(虚実取り混ぜ
の)情報を使って国会で「大奮闘・大追及」していた時代ではないか。
その2002年、外務省不正追及では「さすがは正義の味方=共産党」と世論の喝采を浴びていた共産党が、そ
の裏では「検察の不正追及は致しません!」という態度を固め、「そういう問題は我が党にはなじまない」など
という、どこかの役人答弁のような木で鼻をくくる態度で、現職検事三井さんの必死の訴えを切り捨てていたの
だ!
この問題、証拠も証人もバッチリ揃っていて、追及すれば絶対に負けようがない、絶対に勝利者になれる、野
党にとってもの凄く「おいしい」ネタだ。(民主党では菅直人が追及を引き受けた。)
それにも拘わらず、共産党は三井さんを切り捨てて、「検察不正は追及しない」方針を貫いた。
これはもう、昨今の小沢バッシングにおける検察擁護という「その時々の政治判断の誤り」とは異質のもので、
「共産党は検察によほどの弱みを握られてしまっているから検察とは金輪際闘えない組織に、かなり以前から腐
敗転落してしまっている」、という事だったのだ。
共産党は外務省やその他の官庁の裏金問題はおおむね熱心に追及してきた。警察裏金問題でもまあまあ熱心だ
と言ってよいと思う。
(ちなみに警察裏金問題は、1984年に元内閣調査室主管・松橋忠光(警察庁より出向、警視監)が著書『わ
が罪はつねにわが前にあり』で告発したのが最初で、その後徐々に告発が増え、2004年に入って、北海道警察・福岡県警察・静岡県警察・愛知県警察・島根県警察・熊本県警察の不正支出金問題が表面化した。)
しかし、検察裏金問題には決して一指も触れない事を決意している政党だったのだ!
なぜなのか? どういう弱みを検察に握られているのか? それは戸田にも三井さんにも分からない。
ビラまき弾圧や冤罪事件など個々の事件ではそれなりに検察批判を行ない、取り調べ可視化も主張する共産党
だが、検察に取って致命的となる批判追及は行わない、検察の組織存続に関わる批判追及は行わない、そういう「一線を画し」ながら「正義の旗」を振り回すのが共産党の実相である事を、今回改めて知らされた。
共産党の中枢はここまで酷くなってしまっていたのか。
口の中が苦くなってしまった。
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戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
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